都会で一人暮らしがしたいフリーター必見！初期費用やライフスタイルのイメージをつかもう

実家を出て都内で憧れの一人暮らしを始めたいと思っている人は少なくありません。でも、正社員ではないフリーターの立場の人なら、経済的にうまくやっていけるだろうかと不安に感じることもあるでしょう。

この記事では、都会で一人暮らしを始めるのに必要な初期費用がどれほどかかるのか、また、毎月の生活費はどれくらい必要かといった情報を紹介します。フリーターで一人暮らし生活をする際のイメージをつかむのに役立てましょう。

一人暮らしの部屋を借りる初期費用はどれくらい？

一人暮らしを始めるときには、まずある程度まとまったお金が必要になることを覚えておきましょう。部屋を借りるための初期費用は家賃の数カ月分になることがほとんどなので、フリーターにとってはかなりの出費と感じるかもしれません。

普通、部屋の契約にかかる初期費用のなかには敷金、礼金、仲介手数料、入居翌月の家賃である前家賃、鍵交換費用、保険会社利用料、火災保険料などが含まれます。敷金、礼金、仲介手数料などは家賃の1カ月分に設定されているところが多いので、前家賃と合わせると初期費用として約4カ月分をまとめて払う必要があります。

そのほか鍵交換費用は1.5～2万円程度、保険会社利用料は家賃の50～100％、火災保険料が2万円程度とすると、さらに家賃の1カ月分程度が加算されると考えられるでしょう。

このように、部屋を借りる初期費用は家賃の4～5カ月分とイメージできます。つまり、4万円の家賃であれば約16～20万円、6万円の部屋なら約24～30万円、10万円の家賃では40～50万円が必要になります。最近では敷金、礼金0円の物件や、仲介手数料が無料あるいは半額の不動産屋も増えていますから、そうしたところを上手に活用するのも良いでしょう。

また、1～3カ月程度の家賃が無料になるフリーレント物件や、保証会社利用料不要の物件を探すのも初期費用を抑えるのに役立つ賢い方法です。

部屋の費用以外に必要な初期費用とは？

部屋を契約するのにはまとまったお金が必要ですが、それ以外にも引っ越しのための費用がかかります。

実家から出て一人暮らしをするのが初めてであれば、家具や家電製品、日用品をそろえる必要があるでしょう。必要最低限の家具家電とその費用をピックアップしていきます。洗濯機が約3万円、冷蔵庫約3万円、電子レンジ約1万円、炊飯器約8000円、掃除機約8000円、照明約5000円、ベッド約1万円、デスクと椅子約5000円、カーテン約4000円、食器類や水回りなどの雑費が約1万円となります。これらを合計すると12万円程度となる計算です。

一般的には一人暮らしに必要な家具家電全てをそろえるには約10万円が必要になるとされています。また、それ以外に当面必要な日用品の費用がプラスされます。ただし、家具や家電は中古のものを購入したり、実家や友人に譲ってもらったりすれば費用を抑えられるので工夫できるでしょう。

引っ越し業者を頼むのであれば、その費用もかかります。相場は2～5万円程度ですが、自家用車を利用したり、レンタカーを借りることでもっと安く済ませることも可能です。

一人暮らしにはどれくらいのランニングコストが必要？

都内で一人暮らしをするには月々どれほどの収入が必要でしょうか。月々の生活費は少なくとも9万円以上はかかるようです。そのほか、税金や保険料などが約3万円かかるので、手取りで12万円程度は必要になります。急な出費や病気などの備え、将来に向けての貯蓄を含めると手取りで15万円程度あれば安心と考えておくと良いでしょう。

毎月の生活費や保険料などの内訳を確認しておきましょう。まず、固定費として家賃やスマホなどの通信費が挙げられます。都内の家賃の相場は8万円以上といわれますが、3～4万円台の格安物件を探せば固定費を抑えられます。

スマホは大型キャリアから月々5000円以下の格安スマホに乗り換えて費用を抑えましょう。食費は約2～3万円、水道光熱費は約8000円、衣類や日用品は約5000円かかります。そのほか、交通費や娯楽費、交際費など約2万円を含めると毎月の生活費は約9～11万円になります。

続いて、税金や保険料の内訳です。国民年金が約1万6000円、保険料約1万円、所得税約2000～3000円で合計約2万8000～2万9000円になります。

フリーターの一人暮らしのライフスタイルはどんな感じ？

都内で一人暮らしをする場合月々の生活費として約9～11万円、税金などで約3万円、合計約12～14万円の出費があることがわかりました。手取りで15万円ほどの収入があれば、貯蓄などに月々1万円を回すことができ、多少余裕をもったライフスタイルを送れることがイメージできるのではないでしょうか。

フリーターとして手取りで15万円以上を稼ぐには、時給1000円で週に5日、8時間程度労働をする必要があります。自由に使える時間は少ないので、趣味や友人との交際に使える時間が限られてきます。また、出費を減らすために生活費を切り詰めることを意識することも必要です。できるだけ自炊をすることや、小まめに電気を消すなど光熱費を抑えることで節約できるでしょう。

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