「コラム案件」って実は狙い目なんです! 

皆さまは普段雑誌や新聞を読まれますか? もし普段は読まないという方がいらっしゃったら、コンビニ等で新聞や雑誌を手に取ったときのことを思い浮かべてみてください。
そのとき、まず目がいく記事はどんな記事でしょうか? 事件を報道するニュース記事を思い浮かべる方もいるでしょうし、有名なタレントやコメンテーターが“○○相談”と称して自己の体験や分析を語る記事を思い浮かべる方もいるでしょう。

では、このうちどちらがコラムかわかりますか?

ここでは、説明文とコラムの違いについてご説明していきます。

あのタレントの肩書にもある“コラムニスト”とは!?

テレビでよく目にする、マツコ・デラックスさんや松尾貴史さんの肩書をみると、「コラムニスト」というものがあります。「コラムニスト」とは、どういった職業で、「ライター」とは何が違うのでしょうか? この答えは、どうして彼らの記事を読みたい人が多くいるのか、という点にあります。

マツコさんや松尾さんの記事が多くの読者を集めるのは、その記事を彼らが独自の視点で書いているからでしょう。もし客観的なデータから割り出せる“一般的”な記事を彼らが書いたとしても、それは求められている内容とは異なるのではないでしょうか? つまり、コラムニストとは、個性を発揮した記事を書く人のことで、コラムとは、書き手の個性が表れた文章のことです。

これに対して、「ライター」とは、多くの人に的確に情報を伝える文章を書く人のことで、そこに個性はあまり表れません。報道記事等を思い浮かべるとわかりやすいと思いますが、その記事を読んで書き手をイメージできることはほとんどありません。これが「説明文」と呼ばれるジャンルです。

まとめますと、次のようになります。

コラム : 書き手の意見や分析、感想など、個性の表れた文章
説明文 : 個性の表れない、客観的な文章

書き手の醍醐味!? 「コラム案件」の書き方

私は、ライターを始めたばかりの頃、説明文の方が書きやすいと思っていましたし、サグ―ワークスのレギュラー案件でもコラムは数えるほどしか書いたことがありません。なぜ「コラム案件」に戸惑ったかといえば、照れくさかったからです。個性を表す、ということは、自分の内面をさらすということですよね。自分がその出来事をどう捉え、どのような意見を持っているかを多くの人に明らかにするということです。同じように、コラム案件に照れくささを感じていらっしゃる方もいるのではないでしょうか? だから、説明文よりコラムの方が難しいと捉えられているのではないか、と分析しています。

正直、今でも照れくささはありますし、「コラム案件」と聞くと、「え、コラム……、書けるかな」と思います。けれど、考えてみると、「コラム案件ほど自由なものはない!」ですよね? 個性は千差万別ですので、どんな価値観(法律・倫理に反するものを除く)でも間違いとはいえないわけです。ということは、非承認にはなりにくい、といえそうです。自由に伸び伸びと書いて、ポイントもGET! いかがでしょう、「コラム案件」に対するハードルが少しは下がりましたか?

実際にコラム案件を書いてみる! ワンポイントアドバイス

「ウェブライターになりたい」人の約9割以上が「コラムニストになりたいのではないか?」という分析もあります。コラムを書いてみたいけれど、どう書けばいいのかわからない、という人も多いのかもしれません。

では、実際にどんなものなのか簡単にご説明しましょう。
たとえば、2016年1月24日時点であれば、「廃棄依頼されたはずのお肉がスーパーで売られていた」という問題が世間をにぎわせています。
これをテーマにコラムを書く場合、まず問題の概要について簡単に説明したうえで、自分の意見を書いていくことになります。
みなさんはどのように感じましたか? スーパーで販売している商品の品質について信じられなくなった方もいるでしょうし、ご自身やご家族の方の健康面を心配されたからもいるかもしれません。
安さだけを追求する風潮がおかしい、と疑問に感じた方もいらっしゃるでしょう。世間をにぎわせているニュースならなおさら、多くの方が何らかの感想を抱いているはずです。

「コラム案件」はそういったことを書いていけばいいのです。ご自身の感想を素直に!
これが「コラム案件」のポイントです。

こぶたのまとめ

コラム案件は、書き手の意見や分析、感想など、個性の表れた文章を書ける絶好の機会。
是非自分の思いや考えを書いてみてください。
しかし主観的になりすぎるとNGになる事もありますので、
どの程度ならOKがどんどん挑戦してみましょう。

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