フリーターがバイトを掛け持ち！収入アップ以外にもメリットはある？

収入に悩んでいるフリーターが生活を楽にするためには、バイトを掛け持ちするのが実行しやすい方法といえます。

そして、収入面以外にも掛け持ちのメリットがたくさんあるので、人間的な成長に繋がる可能性もあるでしょう。一方で、掛け持ちにはデメリットも隠れています。メリットとデメリットを合わせて考えながら、無理なく働ける計画を立てましょう。

この記事では、フリーターがバイトを掛け持ちするメリットとデメリットを解説します。

バイトを掛け持ちすると収入も友達も増える！

フリーターがバイトを掛け持ちする大きな理由は「収入アップ」です。

1つの職場でシフトの上限に達しても、バイトを掛け持ちすればさらに収入を増やすことは可能です。また、定期的なバイトの合間に単発のバイトにも通えば、臨時収入も得られます。もしも収入が低くて生活が苦しくなっているなら、掛け持ちで労働時間を増やすのは即効性のある解決策だといえるでしょう。

そして、掛け持ちをすると「友達が増える」「人間関係を広げられる」などのメリットも生まれます。これまでの自分の行動範囲を越えた場所で人と繋がれるので、予想もしなかったタイプの同僚と仲良くなれることもあります。

スキルアップという面でもバイトの掛け持ちには効果があるでしょう。特定の職種に興味があり、実践経験を重ねたいのであれば、中心となるバイトと並行して新たな現場に就くのもひとつの方法です。クリエイティブ業界など経験値を重視する仕事は多く、将来の夢があるならバイト先も慎重に選びましょう。

過労に注意！バイトを掛け持ちするデメリットとは？

バイトの掛け持ちにはデメリットやリスクもあります。たとえば、「過労」は常に注意しなくてはいけないポイントです。多くの職場では過労を防ぐためにシフトの上限を設けていますが、掛け持ちしているバイトのシフトまでは把握していません。

自分でも自覚がないまま体力、精神力の限界を超えてしまうと、体調不良に繋がります。ひどいときは、職場を長期休養しなければいけなくなるほど悪化してしまうでしょう。そうなると、もう収入アップどころではなくなります。

また、スケジュール管理が大変なのも大きな掛け持ちのデメリットです。手帳やアプリを使ってバイトのスケジュールは管理可能ですが、現場が増えればそのぶん記憶もあやふやになってしまいます。シフトが被ってしまったり、休日がなくなってしまったりするなどのトラブルは珍しくありません。

やはり体力的にもきつくなりがちですし、職場に迷惑もかけてしまいます。そして、プライベートに支障が出やすいのも掛け持ちのデメリットでしょう。

また、趣味やデート、友達付き合いに使う時間をバイトに削られてしまいがちです。

フリーターが健康的にバイトを掛け持ちするコツ

バイトの掛け持ちが常に危険なのではなく、本人の工夫次第で状況は改善できます。まずは、「体力や精神力を使うバイトばかり応募しない」ことが大切です。

たとえば、工事現場や引っ越しなど、肉体的に重労働のバイトで毎日が埋め尽くされると心身のダメージが回復しづらくなるでしょう。肉体労働とデスクワークを交互に入れるなど、掛け持ちの業種に変化をつければ気分転換もできます。

「少なくとも一つは興味があったり、好きだったりする分野」のバイトを入れてみましょう。お金のためとはいえ、つらいバイトが続いてしまうとストレスを解消する余裕がなくなってしまいます。

つらいバイトの合間に好きな現場があれば、その時間が息抜きになりえます。そして、また次のバイトに向かうモチベーションを養う好循環が生まれるのです。

そのほか「必ず休む曜日を固定する」「バイト先からの無茶な出勤要請には応じない」などの心がけも大切です。

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