WEBライターとして身に付けておきたい!SNSやブログの活用術

WEBライターとして身に付けておきたい!SNSやブログの活用術

ライターとして、自分をどう売り込んだらいいのか迷ったことはありませんか。すでに出版業界やWeb業界に十分な人脈がある人ならよいのですが、世の中そんな恵まれた人ばかりではないですよね。

そんなときに役立つのが無料で使えるSNSやブログです。ライターにとって、SNSやブログは有力な宣伝ツールの1つです。人に会ったときの名刺代わりとして使えるほか、人脈作りや営業活動にも役立ちます。

ライターとして活躍の場を広げたいのなら、積極的に活用していくことをおすすめします。

SNSやブログを活用するメリット

ライターにとって、SNSやブログを活用するメリットはいろいろあります。

まずはSNSを使うメリットから紹介していくことにしましょう。SNSの特徴は、利用者同士で気軽につながることができる点。ネット上の交流はもとより、リアルの交友関係を広げるのにも役立ちます。

たとえば、プロフィール欄に、得意ジャンルや連絡先、ブログのURLなどを書いておけばライターとしての名刺代わりになります。また、リアルで仕事関係の人に会ったとき、アカウント交換をして交流を深めるという使いみちもあります。

SNSのなかでも特におすすめしたいのが、ビジネス目的の利用者が多いFacebookと、拡散力の高さに定評のあるTwitterです。

Facebookの特徴は実名登録であること、そしてビジネス関係で活用している30代~40代のユーザーが多いことです。そうした性質から、Facebookはライターとしての自分をブランディングするツールとして使えます。

仕事上の人脈作りに使えるほか、多くの人に自分の記事を見てもらうことで事の獲得につながる可能性も出てきます。

SNSとブログのメリット

Facebookとはまた違った魅力を持つSNSがTwitterです。Twitterの特徴は不特定多数の人とゆるやかにつながることができる点にあります。また、匿名で登録できるため、実名でSNSを利用するのはちょっとハードルが高いという人にもおすすめです。

Twitterの公開ツイートは誰でも見られる状態になっており、魅力のある投稿ができれば、それが顔も知らない誰かにまで届く可能性も秘めています。自分のアカウントで積極的にシェアやリツイートを行うことで、ライターとしての露出を増やすことができるでしょう。うまくツイートが拡散されれば知名度アップにもつながり、成果物を多くの人を見てもらえるチャンスが生まれます。

さらに、不特定多数の考えていることや感じたことをリアルタイムでつかむことができるもTwitterのメリットです。ライターとして記事を書くときには欠かせない、ユーザーのニーズ把握にも適したSNSといえます。

一方、宣伝だけではなく「自分が書いた文章を発表する場も増やしたい」という人にはブログも向いています。

ブログのメリットは、自分の書いた文章を不特定多数の人に読んでもらう機会が作れることです。仕事で依頼される文章とは違い、ブログに掲載される記事では自分の好きなように文章を書けます。そのため、人柄も含めた自分の個性を出しやすいのです。

自分の書いた文章をブログに蓄積していけば、あとで営業活動などを行うときにどんな文章が書けるのかということを相手にはっきりと伝えられます。

また、著作権が自分にあるため、書いた文章を自分の実績として躊躇なく紹介できるのもメリットです。クラウドソーシングなどでメディアに納品した文章は、守秘義務が発生してしまい「自分が書いた」と公言してはいけない場合があります。自分のメディアであれば、その心配はありません。

初心者でも簡単!SNSやブログのサービス

初心者でも比較的気軽に始められるのも、SNSやブログがおすすめできる点です。

SNSの場合は、まず利用したいサービスのアカウントを作るところから始めます。FacebookやTwitterであれば無料で利用できますので、アカウントを試しに作ってみたいという人でも安心です。また、Twitterの場合は匿名で複数のアカウントを持てます。プライベート用とは別に、ライター専用のアカウントを作ってもよいでしょう。

一方、ブログを始める場合は既存のブログサービスを利用する、独自ドメインを取得してページの構築や管理を自分で行う、といくつか選択肢がありえます。

ただ、すべて自分で構築・管理するタイプのブログはできることも多い代わりに、サーバー代がかかる、運用していくのが大変といったデメリットもあります。初心者であれば、管理が楽なブログサービスを利用するのが手軽です。既存のテンプレートを使うので、アカウントを作ればすぐに使い始めることができます。

ブログサービスにもいろいろなものがありますが、特に初心者のうちはAmebaブログやSeesaaブログといった無料ブログでも機能的には十分です。特に、SeesaaブログはSNSとの連携機能もあり、SNSを使っている人にはおすすめです。

SNSやブログにはどんな内容を書けばいいの?

SNSやブログを始めてはみたものの、「何を書いたらわからない」と悩んでしまう人もいるかもしれません。

ブログの場合、とりあえずは自分の書きたいジャンルやこれから極めていきたい分野に関する記事を書くことをおすすめします。たとえば将来グルメライターになりたいならグルメ関係の記事を書きましょう。

自分の専門性をアピールできますし、書いた記事が実績になるのでクライアントへの売り込みもしやすいです。

また、「ライターとしてもっと文章力を磨きたい」という人は、実績作り用・売り込み用とは別に文章練習用のブログを用意してもよいでしょう。この場合、ライターとしてのブランディングに使うわけではないので内容に特に制約はありません。日記など好きなテーマを選んで書いても大丈夫です。読者の目線を考えながら書くことで、仕事に役立つ文章力や構成力が身につきます。

一方、SNSの場合は、自分の好きなことや興味があることを自由に書いてしまって構いません。ただ、ライター用ということを考えるのなら、仕事関連の情報や自分の書いている記事に関係しそうな内容は積極的に書いていくべきです。そうすることで、自分の仕事分野に興味を持ってくれる人と交流が生まれる可能性も高くなります。

ブログやSNSで書くべき内容について見てきましたが、中身と同じくらい大切なのがこまめに更新することです。SNSやブログを始める目的の1つは、ライターとしての露出を増やすこと。更新頻度が多い方が多くの人に見てもらえる機会が増えます。内容にこだわることも大切ですが、まずはまめに更新することを目標に始めてみてはいかがでしょうか。

情報発信するうえでの注意点

SNSやブログは便利なツールではありますが、使い方によってはトラブルを引き起こす可能性も秘めています。これから情報発信をするのであれば、次のような点には十分注意しましょう。

クライアントの愚痴、批判めいたことなどは書かない

これはライターに限らず、SNSを活用する際は慎重になるべきです。

ブログやSNSには、リアルなつながりのある人に見られる可能性があります。たとえば会社員が自社の悪口をSNSに書いたとしましょう。その場合、人事から何かしら処分を受ける、同僚の間で悪い噂が広まって会社に居づらくなる、といったリスクがあります。

リスクがあるのは、ライターの場合も同じです。ネガティブな内容の投稿によって、クライアントに悪い印象を与えたり、仕事を打ち切られたりといったこともあるかもしれません。内容によっては守秘義務違反として責められる可能性もあります。

不要なトラブルを避け、仕事を逃さないためにも、人に不快感を与えるような書き込みは避けるべきです。

ブログやSNSはあくまでも自分をブランディングし、アピールしていくためのツールです。「クライアントが見たらどう思うか」「集客に役立つかどうか」という視点を忘れないようにしましょう。

個人情報や機密情報の管理

不特定多数の人の目に触れるSNSやブログでは、情報の扱い方にも注意する必要があります。

発信する情報の内容によっては普段の行動パターン、公開するつもりのなかった個人的な情報までわかってしまう可能性があるからです。身の安全を守るためにも、投稿する内容には十分に気をつけるようにしましょう。

個人情報だけでなく、仕事の機密情報に関わるような書き込みもダメです。情報漏えいになってしまい、ライターとしての信用度に関わります。

いくつか守るべき注意点もありますが、気軽に情報発信を行えるSNSやブログはライターにとっては魅力のあるツールです。それぞれのツールの特性を活かし、今後のライター活動に活用していきましょう。

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