ライターも知っておくべきマーケティングの極意!広告戦略が学べる一冊

ライターも知っておくべきマーケティングの極意!広告戦略が学べる一冊

webライターとして活躍の幅を広げたい。ここではそんなビジョンを持っている人におすすめの本として、『確実に販売につなげる驚きのレスポンス広告作成術』を紹介していきます。

本著では反応の良かった広告と悪かった広告をイラストや写真入りで紹介し、その理由を論理的に分析しています。効果的な広告を作成するためには、ユーザの心に響く文章やキャッチコピーも重要です。

ターゲットに合わせた書き方のコツなどもまとめられており、ライターとしてワンランク上を目指したい人にはぴったりの一冊となっています。

広告という独自の切り口

基本的に広告とは企業が顧客を獲得するために実施するマーケティングの手法です。よって、ライターとして文章を書いていく中では、広告戦略を学ぶ機会はそれほど多くないかもしれません。

しかし、ライターとしてスキルアップや差別化を目指したいのであれば、マーケティングの知識を身に着けることも重要です。今回紹介する『確実に販売につなげる驚きのレスポンス広告作成術』は、実例が豊富に掲載されているため、初心者にもおすすめの一冊となっています。

タイトルにある「レスポンス広告」は、反応率が数値化できる広告を意味します。ここでいう広告とは、ポスター、チラシが中心です。ポスター、チラシは写真、イラスト、図式、そして文字から構成されます。

広告は、大きく「イメージ広告」と「レスポンス広告」の2種類に分類されます。イメージ広告とは、その商品のイメージを訴求する広告です。主に大企業が好んで使う方法で、インパクトが重視されます。商品やサービスの認知を目的とする場合も多く、スタイリッシュな写真を全面に使用して消費者の興味を惹きつけます。

それに対しレスポンス広告は、中小企業向きのマーケティング手法です。配布するエリア、想定するターゲットに合わせて広告内容を少しずつ変えていきます。そして広告にクーポンなどを付けておくことで、集客効果の差を分析することができるのです。このときチラシ全体の構成はもちろん、どのような文章を作り上げていくのか、という点がとても興味深い内容となっています。

ライターとしてのセンスを学ぶ

文章を書くことを仕事にしている人は、作家や評論家だけではありません。webライターの中には、それだけで生計を立てている人もいます。プロのブロガーも、新しい職業として少しずつ認知されるようになってきました。

クライアントが求める文章を書くために大切なことは、訓練とセンスです。訓練は案件の数をこなすことでできますが、センスを学ぶのは簡単ではありません。しかし、『確実に販売につなげる驚きのレスポンス広告作成術』の中では、成功事例からこのセンスを学ぶことができるのです。

さらにこの本の中では、成功事例と共に、失敗事例も紹介されています。同じライターが作成した文章でも、ターゲットの心に響くものとそうでないものがあるのです。

この本は、これまで「センス」や「感性」といった曖昧な言葉で片付けられて、ブラックボックス化していたものを、わかりやすく紐解いている一冊となっています。

自分だけの強みを見つける大切さ

ライターとして仕事を続けていくためには、コツコツと信頼を築いていくことが何より大切です。しかし、それだけでは、他のライバルと差別化することは難しくなってきます。

そこで重要となるのが、自分だけの強みをみつけるということです。自分の得意分野を極めていくのもよいでしょう。また、マーケティング戦略について学ぶことも非常に意義があります。

クライアントがwebライターに期待することは、質の高い文章で高い集客効果をもたらすことです。さらにそこから売上貢献することができれば、webライターとしての評価も上がるはずです。クライアントが求めていることをしっかりと掴み、適切にアプローチできるスキルを身に着けることも、自分だけの大きな強みとなるでしょう。

書名:確実に販売につなげる驚きのレスポンス広告作成術
著者:岩本俊幸

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