在宅ワークは集中力の維持が難しい!?仕事に集中するための対策
仕事道具さえそろっていれば、働く場所を選ばない点が在宅ワークの大きな魅力です。会社の業務と大きく異なるのは、作業環境でしょう。電話応対や会議など、周りの人に話しかけられることがないので、自分の仕事だけに集中して取り組めるというメリットがあります。
しかし、意外にも「思うように仕事に集中できない」と悩む人も多いようです。
今回は在宅ワーカーである私が実践している、仕事に集中するための対策法や、集中力の維持に役立つ方法を紹介します。
定番テクニック!タイマーを使って集中力アップ
自宅で1人で仕事をしていると、人目がないので気が緩んでしまうことはありませんか?
何となくやる気がでない、気分が乗らないというときはダラダラと仕事を続けていても、思うように作業が進まないものです。集中力が散漫だと、無駄に時間ばかりが過ぎてしまいます。仕事に集中したいのにできない、こうしたシーンで役立つのがタイマーです。タイマーを30分など自分の好きな時間にセットし、スタートします。
このときにポイントになるのが「この時間内に作業を終わらせる」など、具体的な目標を決めておくことです。目標を決めておくことにより、時間内に作業を終わらせようという気持ちが強くなります。また「このタイマーが鳴ったら一度休憩を入れる」という具合に、仕事のリズムをルーチン化するのも良い方法です。
ずっと同じ作業を続けていると、脳は疲労が溜まりやすくなります。集中力を保ちながら効率的に仕事をこなすには、合間を見つけてこまめに休息タイムを作ることもポイントです。
部屋着ではなく外出着に着替える!
在宅ワークは自分の好きな場所で、リラックスした状態で働ける点が魅力です。しかしその反面、リラックスしすぎた服装で仕事を行うと、気持ちが緩みやすくなってしまう場合があります。なかにはパジャマやジャージといった、朝起きたままの状態で仕事に取りかかる方もいるのではないでしょうか。リラックスして働ける環境は魅力的ですが、一方で「気持ちにメリハリがつきにくい」というウィークポイントがあります。
仕事に集中できないと悩んでいる場合は、家の中であっても、あえて「外出着に着替えて」仕事をするのも良い方法です。特にジャケットやパンツなどの体にフィットした、適度な緊張感が生まれる服装がおすすめです。部屋着から外出着に着替えることで、頭を「仕事モード」に切り替えやすくなります。
このように自分なりの「オン・オフの切り替えスイッチ」を作ることで、自宅にいながらもメリハリをつけて働くことができます。気持ちにメリハリが生まれることで、集中して仕事に取り組みやすくなるでしょう。
疲れによる集中力の低下!作業環境の見直しがポイント
長時間パソコン作業に取り組んでいると、肩や腰が疲れてしまう人も多いのではないでしょうか。体が疲れると集中力が低下し、休憩を取る回数も自然と多くなります。休憩する時間が増えると仕事のリズムが崩れて、どうしても作業効率が悪くなりがちです。
体の疲れを感じやすい場合は、作業環境の見直しをすることもおすすめです。特に椅子は仕事に集中するために、重要なポイントだと考えています。高さやバランスの合っていない椅子で作業をすると、疲れだけではなく肩こりや腰痛を引き起こす原因になります。パソコンで作業をしている在宅ワーカーは、座りっぱなしの時間が長く、肩や腰に負担がかかりやすい状態です。
作業している机と椅子の高さが適切であるかチェックしてみると良いでしょう。机と椅子のバランスが悪い場合は、高さ調整のできる椅子に買い換えることも1つの方法です。
実際に私も使用していた木製の椅子が体に合わず、布製の椅子に買い換えました。その結果、体の負担が減ることで集中力が維持しやすくなり、仕事をスムーズに進めやすくなったと感じています。在宅ワーカーは体が資本になる仕事です。仕事をするとすぐに疲れを感じるという場合は、作業環境を見直すことも大切でしょう。
こぶたのまとめ
- タイマーを使用して作業時間や作業内容を決めておく
- 部屋着から外出着に着替えて気持ちにメリハリをつける
- 疲れは集中力の低下に繋がるので作業環境を見直すこともポイント