webライターになると頭が良くなる?思考力をUPさせたい方必見!

webライターになると頭が良くなる?思考力をUPさせたい方必見!

頭の中で一旦言葉に置き換えることは、論理的思考力を養うためにはとても重要な訓練です。感じたままにしゃべるとときには支離滅裂になりますが、頭の中で整理することで相手に自分の主張をわかりやすく伝えることが可能となります。

webライターも言葉を生業とする仕事なので、続けていくと自分の感じたことを的確に表現するスキルが磨かれることでしょう。

そこで、なぜ文章を書くと思考力が上がるのかの因果関係を詳しく解説していきます。

書いたものを読む…それだけで客観性は身につく!

テレビによく出る評論家やコメンテーターと呼ばれる人たちは、物事について理路整然と話す人が多いように見受けられます。

彼らの多くは本を出版しており、書かれた本からも思考の軌跡を読み取ることができます。一般的に頭の中を整理するときは、紙に書き出してアウトプットしてあげると良いといわれています。評論家やコメンテーターが自分の考えたことをわかりやすく他人へ伝えられるのは、常に情報を収集してそれについて考えているのはもちろんのこと、本やコラムなどの文章としてすでにアウトプットしているからとも考えられます。

文字として考えを書き出すことのメリットは、書かれた文章を自分で読めるということです。自分が書いたものを客観的に見ることで、余計な部分や付け足しが必要な部分が明確に見えてきます。webライターも仕事中は毎回頭の中で考えたことを文字として出力したり、書いたものを読んだりしています。自分の作り出したものに対して冷静に見つめられる機会があるので、webライターの仕事では客観性が身につきます。

webライティングは論理的思考と共に

母国語と外国語の両方を話す人からよく耳にするのは、外国語は慣れるまで頭の中で文章を組み立ててから口にするということです。一方、母国語を話しているときは特に何も考えずに話してしまい、ストレスがない分余計なことまで言ってしまうこともあるということです。

webライターが行う案件の多くは、体験談などの自分目線ではなく第三者目線でのライティングです。自分が感じたことや自分だけにしか理解できないような論理の飛躍は、第三者目線での記事では必要とされません。必要なのは論理的思考であり、ライティングにあたっては情報のソースや統計などをしっかり読み込んだり分析したりすることが大切です。

日本語を母国語とする人にとって、日本語で文章を書くということはそれほど難しいことではないかもしれません。しかし、容易に書けてしまうからこそ考えるということをおろそかにしがちです。日本語の文章でも外国語で文章を書くときのような気持ちを忘れないことが大切です。

文字数制限がある中で書くということ

webライターの書く記事には文字数制限があります。文字数制限とは何文字までというものだけではなく、何文字以上というノルマのようなものです。文字数制限のある中で文章を書くので、余分なことや余計な言い回しは省略する必要があります。

また、文字の水増しも避けるべきです。文章はできるだけシンプルに書くことが重要です。冗長した文章は読み手にとって退屈なだけではなく、文字の水増しと捉えられてしまうことがあります。

文章における冗長とは、例えば過剰な描写や修飾です。「美しく白い肌を目指すならスキンケアは欠かせない」ということを言いたいとしましょう。「雪のように白くみずみずしい透明な美しく白い肌を目指すなら毎日朝晩1日2回の基礎化粧品を使用したスキンケアは欠かせない」は、「肌」を修飾する言葉が多すぎます。この修飾の中には「白」という言葉が2回使われていたり、「白く」、「みずみずしい」、「美しく」、「白い」と、4回も形容詞が使われたりしています。

また、「雪のように白い」と比喩表現もあります。他人が書いた文章なら変だと感じるものも、自分が書いたならどこも削れる部分はない完璧な文章だと考えてしまうかもしれません。しかし、自分で書いたものだからこそ責任を持って、読み手にとって読みやすいものを作り出す必要があります。いかに文字数制限のある中で質の高い文章を作り出せるか考えることでも、webライターの思考力は上がっていきます。

こぶたのまとめ

  • webライターは客観性を持って自分の文章を読むことが大切
  • 感情の赴くままに書かず論理的思考を大切にしながら書く
  • 文字数制限がある中で質の高い文章を書けるよう思考する

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