楽しいことばかりじゃない!?在宅ワークのストレス4つ

楽しいことばかりじゃない!?在宅ワークのストレス4つ

在宅ワークはマイペースで好きなことができる仕事だと思われがちです。また、採用されるハードルも低いので会社に不満がある人の転職先としてもおすすめされる傾向があります。

しかし、在宅ワークには楽しい要素ばかりではありません。在宅ワーク特有のストレスも発生します。上手に付き合わなければ、精神状態が病んでしまう恐れもあるでしょう。

ここでは、在宅ワークでありがちなストレスを解説し、具体的な対処法を考えていきます。

仕事以外の用事に邪魔される

会社勤めをしていると、社則や就業時間に拘束されていると感じる人がいます。その点、自分のペースで仕事ができる在宅ワークは、自由度が高いと考えられています。集中して好きなことだけに取り組めるというイメージは強いでしょう。

しかし、在宅には在宅の拘束があります。家事や育児と両立している人は、仕事の時間を作り出すのに一苦労です。また、在宅が続くと近所付き合いに駆り出される機会も多くなり、ますます仕事の時間を奪われストレスが生まれます。

対処法としては、スケジュール管理を上手くする意識が大切です。家事や近所付き合いは仕方がないものとして、逆算しながら仕事の時間を確保しましょう。スケジュール管理が上手くなれば仕事量を徐々に増やし、年収アップにつなげることも可能です。

相談できる相手がいない

会社員時代は上司や先輩の存在がわずらわしく思えるものです。在宅ワークを始めると、上から指示してくる人間がいなくなるので、大きな解放感を得られます。のびのびと仕事ができるので、ストレスが減るケースも少なくありません。

しかし、一人で仕事をすることで不安になってしまう在宅ワーカーもいます。これまでは自分のやるべき道を人が教えてくれたのに、在宅ワーカーは自分で仕事を調整しなければいけません。先輩や上司のありがたみを再確認できる状況だともいえます。

一人で全てを判断して決めるのも悪くはありませんが、できるなら相談役を作って客観的な意見を聞けるようにしましょう。クラウドサービスの運営や在宅ワーカーの仲間などと積極的に交流し、日常的に情報交換するのがおすすめです。

生活リズムが乱れがちになる

在宅ワークには決められた出勤時間も退勤時間もありません。好きなときに仕事をして、好きなときに休める良さがあります。夜更かしするのも、仕事中にお酒を飲むのも自由です。どんな暮らしをしていても納品さえできれば、クライアントからクレームは来ないでしょう。

しかし、生活リズムがあまりにも乱れてしまうと、結局はライター側のストレスになります。規則正しい睡眠や食事を続けなければ成人病の原因になりますし、肥満に悩まされている在宅ワーカーも多いでしょう。

自由度の高い仕事だからこそ、自己管理の意識をしっかりと持ちましょう。仕事の時間を決めてしまい、そこに合わせて生活するのがおすすめです。毎日同じ時間に仕事を始め、規則正しい習慣を身につければ、仕事の精度も上がるでしょう。

周囲の誤解を生みやすい

在宅ワーカーに対する世間の理解は決して浸透しているとは言い切れません。一般的に「仕事」と聞けば「会社員」を連想する人が多く、在宅ワーカーを安定した仕事と認めない人も多いのです。

また、フリーランスに対する偏見にもさらされがちです。「好きなことをやっているのだから幸せだろう」という上から目線の物言いをしてくる人もいて、在宅ワーカーは歯痒い思いをする場面があるでしょう。

一番の対策はとにかく「気にしないこと」です。他人に何をいわれようが、自分が充実していれば関係ありません。強く言い返す必要も、気落ちする必要もないでしょう。

これからの時代、会社に依存して生きるライフスタイルは見直される可能性があり、在宅ワークも徐々に認知されていくと考えられます。やがて、無意味な偏見も解消されるでしょう。

こぶたのまとめ

在宅ワーク特有のストレスとして挙がるのは

  • 邪魔が多い
  • 相談相手がいない
  • 生活リズムが乱れる
  • 周囲から「楽な仕事」と思われる

在宅ワークを続けるにはデメリットよりもメリットに目を向けて楽しみながら過ごしましょう。

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