室内でも熱中症になる!その原因と対処法

室内でも熱中症になる!その原因と対処法

夏場に気をつけたいのが熱中症。在宅ライターであれば、室内のクーラーの効いた部屋で仕事をする方が多く、熱中症とは無縁であるようにも思えます。しかし、最近ニュースなどでも注意が呼びかけられているように、室内でも熱中症を発症する危険性があります。

特に今年の夏はかなり暑いので、ここでは、室内の熱中症の原因と対策についてみていきましょう。

熱中症のメカニズム:なぜ熱中症になるの?

そもそも熱中症とは、私たちの体の体温調節機能が何らかの外的要因、内的要因でうまく機能しないために、一定の温度以上に体温が上昇してしまうことです。

たとえば急に暑くなった日だと身体がまだ暑さに慣れていないため、体温調節機能がうまく働かない可能性があります。熱中症になるとけいれんやめまい、頭痛などの症状がみられ、症状の重さに応じて3段階に分かれます。

重度の場合には意識を失い緊急搬送されることもあります。外で意識を失った場合は他に助けてくれる人のいる可能性が高いですが、在宅ワークだと家に1人という方も多いのではないでしょうか。そうなると、意識を失ってしまったときに発見されるまでに時間がかかってしまうかもしれませんよね。

私は冷房のない部屋なんて考えられないのですが、私の友人には冷房の風が嫌いとの理由で8月にも冷房をつけない人がいます。室内で熱中症にかかる可能性が高いのは、このように外と変わらない温度の部屋にいる方です。窓を開けて扇風機をつけても、暑い風を回しているだけなので、熱中症の危険性があります。

こまめな水分補給と快適な空間で熱中症予防!

快適な空間で執筆することで、頭も働きやすくなり、記事の質も向上するかもしれません。そこで熱中症対策として、カーテンなどで直接日光を遮って、室内が28度以下になるようにクーラーを調整してください。外気の涼しい朝や夜には扇風機で過ごすことを考えてもいいかもしれませんが、昼間にはやはりクーラーを使うほかないように思います。

また、こまめに塩分を含んだ水分を補給して脱水症状にならないように気をつけてください。喉が渇いているからといって一度に大量の水分を飲むと胃の働きを低下させてしまうので、コップ1杯分の水を飲みましょう。

ジュースや清涼飲料水だと糖分を摂りすぎてしまう危険性があるので、なるべくミネラルウォーターや経口補水液を飲むことをオススメします。美容効果のあるビタミンCを摂取できるので、お手製のレモン水もいいですよ。

熱中症のサインを見逃さず、自分の身を自分で守る!

めまいや立ちくらみがしたときや生あくびが頻発したときには熱中症の可能性があります。何かおかしいと感じたときには水分補給をして、ベルトなど体を締め付けるものを外してから、タオルなど冷たく濡らしたものを首やわきの下にあててください。

そして、足を高くした状態で横になります。もしクーラーがついていなければ、部屋を涼しくするためにクーラーをつけましょう。ポイントは体を冷やして、水分補給をすることの2点です。サインのあった時点で適切な処置を行えば大きな問題となる可能性は低いでしょうが、万一手足がけいれんし、意識を失う可能性があるときには病院に電話をかけ、緊急事態であることを伝えます。

過去に私も運動中に熱中症らしき状態になったことがありますが、日陰で水分補給をしているうちにだんだんと体調が回復してきました。

自宅に自分しかいない場合、頼れるのも自分だけです。熱中症にならないように水分補給をこまめに行って適切に予防してください。万一熱中症らしき状態になった場合には、応急処置を行い、悪化させてしまわないことが大切です。

こぶたのまとめ

室内でも熱中症になる危険性がありますので、快適な部屋で執筆活動を行うようにしてください。
万一めまいなどの症状があった場合は、水分補給を行い、体を冷やしましょう。

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