副業を検討しているなら…知っておきたいおすすめアルバイト
生活費の足しや子供の学費、マイホームの資金など、副業でアルバイトを検討している人は多いことでしょう。しかし、日中はサラリーマンとして会社に勤めていたり、自営業者として働いていたりと、副業でアルバイトをしたいと思っていても、できる仕事の種類は限られてきます。
そこで今回は、本業を持っている人に適したアルバイトの種類を紹介していきます。
副業アルバイトのキーワードは「疲れすぎない」
本業を持っている人にとって副業でアルバイトをするということは、一日中働かなければならないため、体力をかなり消耗することを意味します。収入が増えるのはうれしいことですが、その分、疲れやストレスも増えるので、副業のアルバイト選びは慎重に行う必要があります。
時給が良いアルバイトはそれに見合うだけのハードな仕事であるケースが多いので、手っ取り早くお金を稼ごうとして時給の高いアルバイトに応募しても、疲れてしまって結局どちらかの仕事を辞めなければいけなくなる可能性もあります。
そのため、副業に選ぶアルバイトは自分のペースで働けるものだったり、趣味の延長線上のものだったりすると、無理なく続けていくことができるでしょう。
例えば、タクシーの運転手は、マイペースに働ける仕事のひとつです。休憩したいときに休憩でき、十分稼いだと思えば会社に戻って早めに退社することも可能です。
また、家庭教師や塾の講師のバイトも子供達と接するのが苦でなかったり、人にものを教えるのが好きだったりする人にはストレスがあまりなくできる仕事と言えるでしょう。
一方、工事現場や警備などの肉体労働は、日中働いた体をさらに酷使するため副業としては諦めた方が無難です。
夜のアルバイトは高時給のものが多い
日中本業がある人は、夜に働くケースが必然的に多くなるでしょう。一般的に深夜の時間帯から、アルバイトの時給は高くなっていきます。そのため、昼間のシフトではあまり高時給に感じられなかった仕事でも、夜間のシフトでは満足できる時給のものも増えていきます。
その典型的な例は、コンビニエンスストアや飲食店でのアルバイトです。これらの店は深夜の時間帯でもオープンしているため、夜間の高時給を狙うのにおすすめです。
タクシーには深夜割増料金があることからもわかるように、タクシードライバーのアルバイトも深夜まで営業できて高い時給が得られる仕事です。また、清掃の仕事も早朝や夜間の時間帯にシフトがあるものが多く、副業をしたい人には入りやすいでしょう。
特に資格やスキルを必要としないので、未経験者でも始めやすい仕事と言えます。しかし、夜間のアルバイトは本業に疲れを残す可能性が高いので、注意する必要があります。時給が上がる深夜の時間帯とは、午後10時から翌日の午前5時までのことを指します。時給が高い分働く時間は2時間までにするなど、自分で制約を設けながら働いた方が良いでしょう。
在宅の仕事もおすすめ
本業がある人には、どこか外に出てアルバイトをするのではなく、自宅でできる副業もおすすめです。内職や在宅ワークは出勤する時間や労力を削減でき、リラックスした格好で仕事が行えるため、副業の疲れを翌日に残す可能性が低くなります。自分の趣味の延長線上で働くことも可能なので、楽しみながらお金を稼ぐことができるでしょう。
在宅ワークは一般的に外に出るアルバイトよりも稼ぎが少ないと思われがちですが、スキルや知識があれば他のアルバイトの時給よりもたくさんお金を稼げます。翻訳の仕事は語学検定などの資格が必要ですが、時給に換算すると2,000円以上になることもある専門的なアルバイトです。そのほか、プログラミングも専門技術を必要とする仕事なので、高収入が期待できます。
一方、手を動かしてモノを作る内職系のアルバイトも副業として最適です。かけはぎは破れた衣服などを直す仕事で、手作業が好きな人にはおすすめです。ただ直すだけではなく、見た目には直した跡を残さないようにするため専門技術が必要とされますが、かけはぎは内職の中では高収入の部類に入るので、しっかりお金を稼ぎたいという人はぜひ候補に入れてみてください。
フリーターとは違う目線でアルバイト選びを
本業を持っている人がアルバイト先を選ぶ際には、フリーターや学生と同じ目線で仕事を選ばないようにすることが大切です。
アルバイトはあくまでも副業なので、本業に疲れを残さないようなものを選んだり、自分が楽しんでお金を稼げたりするものを中心に探してみましょう。
また、お小遣い程度で良いのか、生活を助けるくらい十分に稼ぎたいのかなど、副業をする目的や目標金額をきちんと設定しておくことは忘れないようにして下さい。働きすぎて体を壊してしまわないように、アルバイトの目的を見失ってしまわないようにして、副業アルバイトに挑戦してみましょう。