同僚が退職!?残りの有給は使うべき?残すべき?本音を聞いてみました。

同僚が退職する時の残りの有給。使うべき?残すべき?

同僚が退職するときには、ちょっとさびしい気もするし、次へのステップとして応援して送り出したいしなど、複雑な気持ちが入り混じってしまうもの。そんな同僚の有給の使い方についてどのように思いますか?全部使うことを進めるのか、それともある程度は残して最後まで通常通りに働いて欲しいのか、人によって考え方は異なるでしょう。

そこで、同僚が退職するときの有給の使い方についてどう思うかをアンケート調査してみました。

同僚が退職する時の有給の使い方について、どう思いますか?

同僚が退職する時の有給の使い方について、どう思いますか?

全部使って気持ちよく次のスタートを切ってほしい!

圧倒的に多かったのが全部使うべきという回答でした。有給消化は働く人の権利ですから、使うことに反対する人は少ないようです。

  • 仕事をきちんと調整して、皆に迷惑をかけなければ、全て使って構わないと思う。(40代/女性/専業主婦(主夫))
  • ある日突然辞めるのではなく、計画的に業務を減らして引継ぎをすれば良い。有給消化は権利だし、極端な話をすれば、最後に会社に来る日に残っている有給日数を加算した日を退職日にすれば良いし、そうなるように会社は配慮する義務があった方が良い。(30代/男性/個人事業主)
  • せっかく有給制度があって、有給が残っているということはその分今まで休まずに働いたということだし、きちんとした制度なのでそれを使う分には問題ないと思う。(20代/女性/パート・アルバイト)

回答の多くは有給を使うことに賛成でした。実際に働いているあいだはなかなか使えなかった人も、退職を前にして引き継ぎも終わってしまえば使いやすくなります。積極的に使いきることを考えて、残っている有給から逆算して退職日を決めればよいと言う意見もありました。

また、自分が退職する場合も使うので同僚にも使うように進めるという考えもあるようです。

休んでもいいけど迷惑をかけない範囲で適度に…

次に多かったのが「適度に」の20人、「あまり使わないでほしい」は1人だけという結果になりました。

  • 周りの迷惑にならないようにスケジュールを組んで使って欲しい。(20代/女性/正社員)
  • 少しは遠慮して残しておいて、勿体ないしあとは使うべきだと思います。(40代/女性/パート・アルバイト)
  • 次の会社に行くにしても、少しの間は有給が使えないと思うので、適度に使うべきだと思う。ただ、今やっている仕事に支障が出ないようにしながら取るのがいいと思う。(20代/女性/正社員)
  • 正直、仕事量が増えるのは間違いないので使わないで欲しいと思います。(50代/男性/公務員)

適度に使ってほしいと言う意見は、引き継ぎや周りへの迷惑を考えた配慮とのバランスのようです。ただ、折角持っている有給の権利を妨げるほどではないようですね。

次の仕事に就いてしばらくは休めない可能性を考慮している意見もありました。お互いを配慮しながらの行動を期待する考えが多かったですね。一方、自分の仕事量が増えてしまうリスクを考える人もいることが分かりました。

有給は権利!でも引き継ぎもしっかり

有給は当然の権利だと考えている人が多いなかで、辞める人の穴埋めやしわ寄せを気にする人もいます。引き継ぎを行う時間をしっかりと取ったうえで、有給を消化するのがいいのではという考えが多いようですね。

また、新しい仕事へ挑戦する同僚を応援する意味で、気持ちの切り変えの時期にしてほしいとの考えもありました。個人の考え方だから、好きにしてよいのではというように、進める訳でも判断するわけでもないという意見も見逃せません。退職のタイミングや引き継ぐ業務量が有給の消化に大きく関わってくるのかもしれませんね。

■調査地域:全国
■調査対象:年齢不問・男女
■調査期間:2017年07月28日~2017年08月11日
■有効回答数:100サンプル

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