記事を読むターゲットは誰?想定読者を忘れないためには?

記事を読むターゲットは誰?想定読者を忘れないためには?

記事にはそれぞれ想定読者が設定されています。想定読者が読みやすいかどうか、興味をひくかどうかは記事を書くうえで重要なポイントです。年齢や性別、環境や職業など記事の内容に沿ってさまざまな設定がされています。

しかし、書くことに夢中になっていると想定読者を忘れてしまうことはありませんか。ターゲットにしたい読者の興味を引かない記事になっては意味がありません。

そこで、書いているときに想定読者を忘れないための工夫を紹介します。

メモをして見えるところに置く

まとめ方の方向性や想定読者、注意事項などに目を通すだけでなく、メモを取ってから始めると頭に入りやすくなります。

想定読者は特に意識しておきたいものなので、大きめの字で書いたりマーカーで色分けしたり工夫するといいでしょう。その際、年齢、性別、職業、どんな情報を得たいと考えている人かなどをひとつずつ分けて書くとさらに分かりやすくなります。

そしてこのときにやっておきたいのが、読者層の下調べです。特に普段接点のない層が設定されていた場合は、さらに具体的に知っておく必要があります。どんな悩みを抱えているのか、その層を取り巻く環境などを調べて書き添えておきましょう。

就活や婚活など自分が経験してきた場合でも、年月の経過で状況が変化している可能性は十分考えられます。想定読者はノートに書くだけでもいいですが、小さめのメモに書いてPC画面の端など目に入りやすいところに貼るのもおすすめです。大きめの付箋紙を利用すれば簡単に貼れます。記事を書き終わったら簡単に剥がせるので便利です。

想定読者に近い人物画像を貼っておく

文字だけでは具体的なイメージがわかない、そんな人もいるでしょう。その場合には画像を使うというのも面白いアイデアです。まず、写真素材などのWebサイトで想定読者に近い人物を検索します。または自由にネット上で検索をかけるのもいいと思います。

近いイメージの人物画像を見つけたらそれをコピペまたはスクリーンショットで撮影し、作業中に見やすい位置のPC画面に置きます。「この人が読む」という意識をしながら記事を書き進めていくことができます。文章ではイメージがわきにくいという人でも、画像があると分かりやすいと思います。

しかし、注意点があります。写真素材サイトの画像から拾ったりネット上で検索したりする場合には、あくまで個人的な使用のみにしましょう。

素材サイトは無料のものでも二次使用や画像そのものでの営利目的などを禁止しているところがほとんどです。著作権法に抵触しないよう、個人のPC上のみで使用し、終了後は削除しておくことを忘れてはいけません。

個人的な使用であれば特に問題はないので大丈夫です。

CRIC公益社団法人著作権情報センター:http://www.cric.or.jp/qa/hajime/hajime7.html

身近な人物に置き換えてみる

身近な人に置き換えてみるというのも良い方法です。

家族や友人、会社の上司や後輩など、読者に近い人を考えてみるのです。近所の人や行きつけのショップの人でもいいと思います。とにかく想定読者を忘れてしまわないように身近な人で想像してみましょう。同時にどんな人が読むのかイメージしやすくなります。

まったく知らない人に向けて書くより、自分の知っている人が読むと考えるとアイデアが出やすい場合もあります。「こんな風に書くと分かりやすいだろうか」、「こんなことも必要かもしれない」といった具合です。

もちろん、完全に一致する人が必ず周囲にいるとは限りません。そんなときには読者に近い人でいいのです。年齢が近い人や過去に同じような経験を持っている人という感じでしょうか。想定読者を忘れないという効果も期待できますが、記事を楽しみながら書けると思います。

こぶたのまとめ

  • 想定読者の特徴や具体的な情報をメモして見えるところに貼っておく
  • イメージしにくい場合は読者に近い人物像の画像を検索する
  • 忘れにくいよう自分の身近な人物に置き換えて楽しみながら書いてみよう

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