主婦が在宅ワークで稼ぐなら収入はいくらを目標にしたらいいの?

主婦が在宅ワークで稼ぐなら収入はいくらを目標にしたらいいの?

お金はあって困るというものではありません。できれば生活にゆとりをもたせたいと思うのは、家計を預かる主婦なら当然のことです。ただ、そうは言っても家事に子どもの学校行事に家族のライフイベントにと、やることが多いのも主婦の宿命。

そんな主婦におすすめなのが在宅ワークですが、一体どのくらいの収入を目標にすべきなのでしょうか。主婦の現状と照らし合わせながら、最適な在宅ワークの収入を探っていきましょう。

働く主婦の平均収入はいくら?

総務省統計局による平成27年の家計調査年報では、世帯主配偶者(女)の1ヶ月の収入は45,842円となっていました。年収として計算すると約55万円です。
世帯主の勤め先収入は月収436,587円となっており、世帯収入のほとんどは夫の稼ぎに頼っているということがわかります。

ちなみに平成27年度に行われた厚生労働省による国民生活基礎調査によれば、18歳未満の子どもがいる家庭で働いている主婦は全体の68%、そのうち正社員として働いているのは33%、非正規雇用が55%、その他が12%となっており、働く主婦の67%は非正規雇用ということになります。

また、世帯の生活意識による調査で「生活が苦しい」と答えているのが全世帯で60.3%、そのうち18歳未満の子どもがいる家庭では63.5%と若干高い数値を見せています。

この統計から、生活が苦しいと感じている家庭が多いのにも関わらず、主婦が思うように働くことができない現状があると言えそうです。

事情はさまざまありますが、子どもを持つ主婦の正社員の少なさから見ても、結婚や出産を機に退職してしまう女性が多いのではないでしょうか。やはり家庭を持つ主婦にとって、家事と仕事の両立が大きな課題であることが伺えます。

在宅ワークで稼ぎたいのはいくら?

家計を預かる主婦は、在宅ワークでいくらくらい稼ぎたいと思っているのでしょうか?その本当のところを全国の既婚女性100名にアンケートでうかがってみました。

在宅ワークをするならいくら稼ぎたいですか?

生活費の足しに!金額は扶養内に収めるかどうかがポイント

最も多い回答が『3万~5万円』の42人、以下『3万円未満』31人、『5万~8万円』15人、『8万円以上』12人となっています。

  • 出来れば多くのお金を稼ぎたいですが、在宅ワークであればお小遣い程度に稼げれば良いので月に1~3万円未満で充分です。(20代/女性/専業主婦/既婚)
  • 3~5万稼げると生活費の足しになり、余裕がでてくるので。(20代/女性/専業主婦/既婚)

3万円未満や3万~5万円と回答した人は、無理のない範囲でお小遣い稼ぎや生活費を稼ぎたいとのことでした。

  • 主人の扶養を外れないようになるべく稼ぎたいので。(30代/女性/専業主婦/既婚)

5万~8万円になると、扶養の範囲内で多く稼ぎたいという意見が目立ちます。

  • 年金生活になっても自立して生活していきたいからです。在宅ワークなら、体が少し不自由でも頭さえしっかりしていれば可能性は大きいと思います。(50代/女性/専業主婦/既婚)

8万円以上になると、とにかくたくさん稼ぎたいという意見が多く見受けられました。

家事と両立できるかどうかのほかに、確定申告の有無、扶養の範囲内か範囲外かで希望の収入が変わることがわかりました。

収入の目標の基準になっているのは何?

今回のアンケートでは、在宅ワークで「3万~5万円」稼ぎたいと答えた人が一番多く、上記で紹介した総務省統計局による主婦の月収とほぼ重なる結果となりました。

「3万~5万」と答えた人は家計の足しになりそうだから、「3万円未満」の人は家庭と両立するのに辛くならない仕事量にしたいから、「5万円~8万円」の人は扶養内で収めつつ、なるべく多く稼ぎたいというのが主な理由のようです。

また、アンケートの答えに関わらず約7割の人は、家庭との両立を考えると、このくらいの収入分の仕事量になるのではないか?と考えているようでした。
このことから、主婦が収入の目標とする仕事の判断基準として、ひとつは家計との両立、もうひとつは扶養控除や所得控除の範囲内ですむかであることがわかります。

控除の範囲を超えてしまうと翌年に納税する金額が増えてしまうため、働きたいけど収入をセーブせざるを得ないという家庭も多いようです。

家事との両立という面から見ると、主婦の負担はまだまだ大きいと言えます。ただ、ご主人の仕事の負担が大きい分だけ、家事の分担を平等にするのも難しいかもしれません。

そのため、主婦が家事の大部分をこなさなければならず、働くに働けないという状況になっているのではないでしょうか。

主婦が目標の収入を稼げる在宅ワークの探し方

在宅ワークで3万円~5万円、もしくは3万円未満ほど稼ぎたいのであれば、クラウドソーシングのサイトに登録するのがおすすめです。専門知識と経験があればそれを活かした仕事でOKですが、もしそういったスキルや経験がなければライティングのお仕事をしてみましょう。

クラウドソーシングにはクライアントと契約を交わしたうえで行なう仕事のほかに、タスク案件と呼ばれる仕事があります。タスク案件には納期がなく、数時間の制限時間内に決められたテーマと文字数で記事を書いていきます。400文字や600文字といった文字数の少ない案件が多いため、簡単なテーマを数こなせば月に3万円程度は稼げるでしょう。

もし数をこなすのが面倒なら、思い切ってクライアントと契約してみましょう。まとまった記事数を任されることが多いため、1つの仕事で数万円稼ぐことが可能です。まとまった記事数と言っても、最初から大量の記事数を任せられることはありません。

また、自分で書けそうな記事数を提示すれば、要望通りの記事数を振ってくれるクライアントも多いです。無理のない数の高単価案件にじっくり取り組めば、ひと月3万円~5万円の目標をクリアすることも可能です。最初は難しくても続けていく内に慣れますので、まずはトライしてみてくださいね。

まとめ

主婦に希望の多かった金額を在宅ワークで稼ぐのは、不可能なことではありません。資格がなくても経験がなくても大丈夫。きちんと仕事をすれば報酬はもらえますし、経験がないなら今から作ればいいのです。ただし無理は禁物。長く在宅ワークを続けていくためにも、家事との両立を実現させるためにも、体を壊さないように気をつけてできる範囲でチャレンジしてみてくださいね。

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参照URL:http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?lid=000001144506
参照URL:http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-tyosa/k-tyosa15/dl/16.pdf

【アンケート概要】
調査地域:全国
調査対象:【性別】女性 【年齢】20 – 29 30 – 39 40 – 49 50 – 59 【職業】専業主婦主夫
調査期間:2016年12月06日~2016年12月12日
有効回答数:100サンプル

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