それは一般名詞じゃない!固有名詞と間違われやすい単語まとめ

Webライティングでは固有名詞NGの案件も少なくありません。特定の商品を宣伝したり、貶めたりすることのないよう、指示がない限りは一般名詞を使うのが無難です。
ところが、固有名詞の中には一般名詞と混同されて使用されがちなものも存在します。余計なトラブルを招かないためにも、Webライターは固有名詞と一般名詞の違いには敏感になりましょう。
ここでは、Webライターが一般名詞と間違いやすい固有名詞を紹介していきます。
パソコンや通信機器の名称は気をつけて
パソコン周りの名詞には固有名詞が山ほどあります。パソコンの悩み解決などの記事はWebライティングでも需要が高いので、執筆する際には気をつけましょう。たとえば「Windows」や「オラクル」といったOSソフトはいずれも特定の企業が開発した固有名詞です。
また、ソフトウェアやアプリも固有名詞がつけられているので、迂闊に呼称を書かないようにしましょう。
通信関係の機械にも固有名詞はたくさん存在します。一般名詞と混同しやすいのはiPhoneでしょう。スマートフォンが一般名詞として広く知られているため、iPhoneも一般名詞として記載しがちですが、基本的に製造元が判別できる名詞は固有名詞にあたります。スマホで統一したほうが得策でしょう。
日常に浸透した食品名には注意
料理や日常生活の記事を書くときには食品名も記載することがあるでしょう。しかし、食品名は固有名詞の宝庫です。親しまれている食品ほど、一般名詞と固有名詞の境界線が曖昧になっているので警戒して執筆しましょう。
うっかり書いてしまいそうになる固有名詞としては「ポテトチップス」、「カール」、「ポッキー」などのお菓子が挙げられます。いずれも食品メーカーが商標登録している固有名詞になるので、「スナック菓子」や「チョコ菓子」などの書き方を心がけましょう。
インスタント食品の固有名詞も意識から外れがちです。たとえば、「カップヌードル」は固有名詞になるので避けたい表記です。「カップ麺」、「インスタント麺」などの書き方をして、商品が絞り込めないように工夫しましょう。
人気のファッションや美容記事は慎重に
Webライティングの世界ではファッションや美容関係の記事が高く支持されています。それだけに、固有名詞には慎重になって記事を執筆しましょう。たとえば、コスメやスキンケアアイテムは固有名詞であふれています。
女性ライターの場合、自分が日常的に使っているアイテムをうっかり一般名詞と混同してしまう可能性が高いでしょう。ブランドやメーカーが分からない表記を心がけるのがポイントです。
また、ファッション関係でも固有名詞にひっかかりやすいといえます。たとえば、ユニクロの製品には「ヒートテック」などの固有名詞が数多く潜んでいます。限られた店舗やメーカーでしか取り扱っていないアイテムに関しては、固有名詞に含めておくのが賢明です。
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知っている人のほうが少ない?意外な固有名詞
メーカーやブランドが思い浮かぶ商品に関してははっきりと固有名詞だと認識できます。問題は、固有名詞のイメージがなく世間に出回っている商品です。代表的なものでは「テトラポット」が挙げられます。テトラポットは企業によって商標登録されている固有名詞であり、商品名ですが世間にそのイメージは薄いでしょう。
「セロテープ」や「QRコード」も固有名詞です。それぞれ、「テープ」や「認証コード」と表記しておくのがおすすめです。あまりにもライバル製品より認知度が高すぎるため、もはや一般名詞と変わらず使われている感もあります。
Webライターは執筆中に少しでも違和感を抱いたら、表記をぼかすかリサーチするかする習慣を身につけましょう。
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こぶたのまとめ
一般名詞と間違われやすい固有名詞としては
- パソコンや通信関係
- 食品名
- ファッションや美容関係
- 特定ジャンルで知名度が群を抜いている商品
が挙げられます。Webライターは商品名には敏感に反応したいところです。