ネットだけじゃダメ!情報を足で稼ぐメリットとは?

情報を足で稼ぐメリット

webライターにとって情報収集は生命線です。正しい情報を引用すると記事に説得力が増し、クライアントや読者からの信頼を得られます。コンプライアンスの意識が高まっている現代メディアでは、正しい情報の価値がどんどん高まっていくでしょう。

そして、情報収集はインターネット検索だけでなく、自分の足を使うこともおすすめします。ここでは、どうして自分の足を使って稼いだ情報が価値を持つのか、理由を詳しく解説していきましょう。

体験で得た情報ほど頭に残る

インターネット検索は確かに便利な情報収集の方法です。スムーズに目的を果たせますし、遠い土地の取材などはインターネットでなければ果たせないケースもあります。

しかし、インターネットで得られる情報は、自分自身が体験したわけではありません。自分の体験を伴わない情報は単なる文章に過ぎず、一度出典に使ったら忘れてしまうことが大半でしょう。webライターにはリサーチ力が求められますが、同時に情報を記憶し、成長に役立てる姿勢も大切です。インターネットだけでは「使い捨て」の情報が多すぎてライターとしての成長につながりにくいのです。

情報を頭に刻むためには、体験するのが一番です。五感を駆使して取材対象に接し、自分が感じた印象とともに脳のデータベースを充実させましょう。

取材では予想外のハプニングが起こる!

足で情報を稼ごうとすると、思わぬハプニングに見舞われることがあります。ハプニングと聞けばネガティブな印象をもたれがちですが、面白い記事のためにはむしろハプニングは歓迎される要素です。

たとえば、人気スイーツを取材するため、実際に販売店舗を訪れたとします。しかし、あまりにも人気すぎて早い時間に行ったのに完売していました。スイーツが食べられなかったとしても、「どこまで人気がすさまじいか」を実感できるハプニングとなるでしょう。

単に正確な情報を知りたいならホームページを見れば事足ります。しかし、あえて店舗まで足を運んだことで、情報を裏付けられるエピソードが加わったのです。ハプニングは記事にオリジナリティーを含めるためには重要であり、現場に行かなければ体験できないものでもあります。

「足で稼ぐ」とはどういう意味か

そもそも情報を「足で稼ぐ」とは、記事のたびに現場を訪れて、必要な情報だけを取材していく行為ではありません。「足で稼ぐ」ことは、常日ごろから実践できます。

たとえば、街に買い物に出かけたときも興味のある店舗だけでなく、行列ができている店舗に寄ってみるなど、関心の範囲を広げてみましょう。また、季節ごとにすれ違う通行人のファッションをよく観察しておくのも有効です。人気グッズやコーディネートなどの「トレンド」に関する話題はwebライティングでも高い需要があり、実感をこめて執筆できるライターは重宝されます。

情報を足で稼ぐとは、いつでも身の回りで起こる体験に敏感に反応し、記憶していく作業です。お金や時間をつぎ込まなくても、心がけ次第で足で稼ぐ精度は高まるでしょう。

図書館や本屋も「足で稼ぐ」ことになる

参考資料を集める際にも「足で稼ぐ」ことを意識しましょう。もちろん、インターネットを使う取材が間違っているわけではありません。しかし、覚えておきたいのはネットの情報にもソースがあるという点です。手軽に検索できるので依存してしまいがちなネットですが、正確性でいえばソースとなった資料のほうが高いといえるでしょう。より正確な情報を知るためにも、図書館や本屋を訪れてソースとなった文献を読み込んでみることをおすすめします。

ネット情報より、手にとれる文献が優れているポイントは全体の内容を読めることです。ネット情報は前後の文脈を無視して転載されている可能性もあり、ソースをあたる取材は重要です。こうした取材を徹底していくと、やがて「足で稼げる」ライターとして評価が高まるでしょう。

こぶたのまとめ

情報を足で稼ぐメリットは

  • 体験を伴い記憶に焼きつく
  • 有益なハプニングに出会える
  • トレンドを実感できる
  • 正確性が高い

インターネットだけに頼らず、足で情報を稼げるライターを目指しましょう。

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