読み手にとっては全てのページが初めて。表現を気を付けましょう。

あなたは記事の読者にどう思われたいですか?少なくとも「このライターは嫌いだ」という風に思われたくはないでしょう。ですが、残念ながら中には嫌われてしまうライターもいます。そうしたライターにならないために、記事の表現で気をつけるべきポイントをまとめます。

こうした表現はNG!絶対にやめましょう

ライティングをする中で、独自性を出そうと思って様々な表現を使いたくなることはよくあります。それは当然のことと思いますが、中には避けるべき表現がいくつかあります。いくつかピックアップしてみましょう。

誹謗中傷・罵倒

ニュースなどについて批判的な記事を書きたいと思うことがあるかもしれません。ですが、その批判が過度になると問題となりかねません。特に誹謗中傷や罵倒となると、読者にとってもいい気分はしません。それどころか人間性に問題のあるライターだという印象を与えてしまい、かえってネガティブな印象を与えることになります。当たり前のことですが、絶対にやめましょう。

自分の主張の押し付け

世の中には多くの人がいて、それぞれの人が様々な意見を持っています。その多様性を無視して、主観を押し付けることは避けたほうがいいでしょう。中には強い自分を持っていると肯定的に捉えてくれる読者がいるかもしれませんが、多くの場合は偏向していると理解され、記事の説得力を弱めてしまいます。

多様性の認めすぎ(=意見の欠如)

押し付けはダメですが、角が立たないようにどっちつかずになることも避けましょう。「どっちつかずに書けば肯定派にも否定派にも共感を示せるのではないか?」と思われるかもしれませんが、それは違います。読者からすれば、「この人は何を言いたいんだろう?」という風に感じてしまうことでしょう。多様性を尊重しようとすると、肯定派、否定派いずれの意見も言えるだろうと感じますが、そこで自分の意見を表明しなければ記事を作っている意味がありません。

根拠のない事実

多くの人がこう考えるだろうという思い込みによって記事を作るのはやめましょう。あなたの記事として世の中に出る記事の中に根拠のない事実が含まれることは、あなた自身の信頼性を大きく損ねます。Web上ではあなたの記事がずっと残りますので、一度世の中に出した記事に誤りが含まれている場合、その誤りもずっと残ることになります。失った信頼を取り戻すのは容易ではありません。記事を作る際にはきちんと事実を元に作成しましょう。

目の前の人と話しているように記事を書きましょう

避けるべき表現を押さえた上で、どのように記事を作ればいいでしょうか。
ポイントは目の前にいる初対面の人に向けて情報を発信するように記事を作成することです。初対面の人が急に意見を押し付けてきたり、第三者の罵倒をしていたらあなたはどのように感じるでしょうか。
きっとその人に対して良い印象は抱かないでしょう。それは読者にとっても同じです。

特にWeb上の記事ではあなたという人が見えませんので、記事が全てです。
そのため、記事で悪印象を与えてしまうと他に挽回する方法がありません。記事は不特定多数の読者に読まれるものですが、作成するときには目の前にいる人をイメージして不快に感じられないかを念頭に置いて作るようにしましょう。

読者にとっては記事が全て。表現には細心の注意を

読者にとってあなたが本当はどういう人かは関係ありません。読者にとっては記事が全てであり、ライターの存在は二の次です。
そのため、記事の表現が受け入れられなければその時点で読者はあなたから離れていくことになります。Web上には非常に多くの記事があるため、一度失った読者を呼び戻すのは容易ではありません。

あなたの記事に目を通してくれた読者を繋げるためにも、記事の表現には細心の注意を払いましょう。

こぶたのまとめ

NG表現
・誹謗中傷・罵倒
・自分の主張の押し付け
・多様性の認めすぎ(=意見の欠如)
・根拠のない事実

Web上の記事では記事が全て。誰が見てもわかりやすい表現にしましょう!

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