“主観的”ってどういうこと?承認される記事のコツ!

上手な文章と”採用される文章”は違います!

ライターとして記事を作成する時に、まずぶつかってしまう壁が客観的な文章が書けないということなのではないでしょうか?
どんなに面白い文章、上手な文章であったとしても、クライアントのニーズに沿っていない主観的な記事では、承認されることは残念ながらありません。

また逆にある程度のレベルの文章だとしても、客観性がありクライアントのニーズに応えられるような記事であれば、非承認にはならず、執筆した記事が承認されます。
それでは承認される記事と非承認になる記事の大きな”差”とは一体なんなのでしょうか?

それはずばり誰が読んでも同じように理解できる文章を書いているかということです!

わかりやすい文章を書くのに必要なのは”客観的な意見”

誰にでもわかりやすい文章を書かなければならない時に、自分の言いたいことが前面に出すぎた文章では、客観性に乏しく文章としてのクオリティは別として、”承認される記事”としては失格です。

例えば、美味しいケーキのお店を紹介する時に以下のような文章なら、どちらがそのお店のケーキの説明としてふさわしいでしょうか?

①「このお店のケーキは北海道産の牛乳と、近くの農場で取れた新鮮な卵を使っていて、大変人気が高いケーキです」

②「このお店のケーキはクリームがとても甘くって、使っている卵もスーパーとは違う農場の卵を使っているから美味しいんです!」

さて、①と②どちらがわかりやすい文章だったでしょうか?②に比べて①の方が「どこの牛乳をつかっていて」「どんな卵を使っているか」とケーキに関する情報が具体的で客観的でわかりやすいのではないのでしょうか?

少なくとも①と②を比べて、どちらが文章としてわかりやすいかと言われたら、①の方がわかりやすいですよね?

クライアントが求めているのは”具体的な客観性”

客観的な文章とは、誰が読んでも同じように感じられる文章のことです。
例えば「美味しい」という一言だったとしても「甘くて美味しい」のか「出汁が効いて美味しい」のか「美味しい」という一言でも人によって、大きく理解が異なります。

私たちライターの仕事は、誰が見ても同じ情報を感じ取れるような文章を書くことです。
たとえなんのへんてつもない「美味しい」料理だったとしても、どんな風に美味しいのか、誰が読んでも分かる客観性と誰が読んでも想像しやすい”具体的な情報”を記事の中に盛り込んで、執筆しなければなりません。

具体的で客観性のある文章を書くにはどうすればいいのか?

どういった文章が客観的であり、具体的な文章を書くためには、わかりやすい記事を書かなければならないということが理解出来たら、後は実践するだけ!

【具体的で客観性のある記事を書くコツ】

  • 「私が感じたこと」ではなく客観的な事実を書く
  • 数字や場所など具体的な情報を盛り込む
  • クライアントがどんな記事を書いて欲しいのか考えながら書く

まず、食レポや本のレビューでもない限り、アナタが”何を感じた”かは残念ながら必要ではありません。
誰もが同じように理解する「客観性」こそが、クライアントが求めるものです。そして、ただ客観的な文章を書くのではなく、数字や場所など具体的な情報を盛り込んで、具体性のある客観的な文章書くように努力しましょう。

そして、一番重要なことは記事を依頼したクライアントがどんな記事を求めているかということを考えながら記事を執筆すること。
もしも客観的な文章が書けたとしても、クライアントの意向に反した記事を執筆してしまえば、良い文章だったとしても非承認になってしまいます!

ポイントを抑えて承認される文章を書こう!

記事を書くお仕事を始めたばかりのころは「どんな文章が客観的なんだろう……?」と悩んでしまうことも多いかも知れませんね。確かに、改めて考えると「客観的な文章を書く」ということは簡単なことではありません!

でも、今回ご紹介した客観的な文章を書く”コツ”を意識しながら文章を書けば、きっと承認される記事を書くことが出来るはず。

「主観的な表現が含まれています」と言う理由で、せっかく書いた記事が非承認になってしまうことが多いという方は、一度自分が執筆した記事を見なおして「どこか主観的になっていないかな?」と自分の書いた記事の客観性を確認することからはじめましょう。

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こぶたのまとめ

主観的ではない承認される記事のコツ

  • 記事は客観的にみて書く
  • 具体的な情報を記事の中に盛りこむ
  • 依頼したクライアントがどんな記事を求めているか考える

以上のコツを意識して文章を書いてみましょう。
 

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みんなの感想文

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  • 客観性の中でも「具体的な客観性」の重要性がよく分かりました。そのためには読み手の気持ちになり、数字や具体的な情報を記載すれば良いのですね。普段何気なく書いている文章も、このことを心がければもっと分かりやすくインパクトのある文章が書けそうです。
  • 主観的という意味を具体例をあげて説明してあったのでとても分かりやすかったです。文章の書き方が参考になりました。そして、数字や場所などの情報を盛り込むということ。当たり前ですが、読んでいる方にはとても大事なことですよね。再確認させてもらいました。誰が読んでもわかりやすい文章を心がけて書いていきたいと思いました。
  • 主観的と客観的がいまいち区別が出来ずに悩んでいたので、非常にためになりました。主観と客観の違いを具体例を示しながら説明されてあるので、とても分かりやすかったです。ライティングをする際はこの点を意識して取り組みたいと思います。
  • サグーワークスに文章を投稿するようになって、内容が主観的で非承認になったことがあったので参考になりました。具体的な情報を盛り込む、クライアントのニーズを考えて書くのが大事と読んでこれから気をつけたいと感じました。
  • 折角記事を書いても承認されないときもあり、そのようなときの文章の仕方を見直してみようと思いました。主観的に書くのと客観的に書くのは全く違い、何が求められているのかをしっかりと把握しその上で文章を考えるのが大切なのだと気付かされました。
  • 自分自身、客観的に見た記事を書くという事がよくわかってなかったのですがとてもわかりやすい文章があったおかげでこういう事なのかととても納得ができました。これから自分も記事を書くときの参考になると思います。
  • Webライターとして仕事をしていくには、客観的な視点で文章を書けることが大事なのだと分かりました。どんなに文章力が高かったり、文章の内容が面白くても、自分自身の感想ばかり盛り込んだ文章ではダメなんですね。
  • 承認される記事は客観的な文章になっていること、客観的な文書を書くコツについてわかりやすく書かれていて勉強になりました。ブログは主観的、ライター記事は客観的と表現方法も異なることを改めて認識しました。客観的な文書になるよう意識していきたいと思いました。
  • いい例文と悪い例文の両方が記載されており、わかりやすかったです。両方の例文があると、比較ができ参考になります。またこれを読んだことで、承認になりやすい文章を書くコツがわかりました。意識を持つことで、出来上がった文章が大きく変わると思います。
  • 自分の文章を振り返ってると主観的な文章を多く書いてたので、今回の客観性の文章を書くコツは為になることばかりでした。記事中のダメな例が自分と重なっている部分が数多く、これから改善していきたいなと思いました。
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