コツコツ積み重ねが大きな力に!メモの役割とコツ
面白い記事を目指すために重要なのが、情報の新しさやバリエーションです。しかし情報収集に割ける時間には限りがあるため、「いかに有用な情報をとってくるか」で悩む人も多くいるでしょう。
そんなときにおすすめなのが、日頃からメモをとる癖をつけることです。新しい情報や面白い知識が耳に入れば、ちょっとしたことでもすぐメモをとってみましょう。そうすることで、自分だけのデータベースが完成します。メモをとるにあたってのコツを紹介します。
ライティングでは情報収集が大切
ライティング記事はweb媒体に掲載されることが多いですが、そこで記事の魅力を発揮するためのポイントが、情報の鮮度や発想・構成のオリジナリティです。様々な情報が常に行き交うwebでは、常に最新の情報を提供しなければ、記事としての価値が下がってしまいます。
また多様な情報を駆使し、1つのテーマに対して複数の視点からアプローチすることで、記事のオリジナリティを向上させることができるでしょう。たとえばペットの服について記事を書くならば、ペット用品に関する知識・情報だけでなく、ペットとなる犬や猫についての知識・情報が欠かせません。紹介する服についても、オーソドックスなデザインから最新の流行までを広く押さえたうえで、読者のニーズに合わせて分かりやすく説明し、訴求力のある記事を書くことが求められます。
このように、ライティングにとって「情報」はなくてはならない存在です。しかし日常生活の中で情報収集に割ける時間は限られており、しかも取り扱う記事のテーマが幅広ければ、なかなか思うような情報を集められないかもしれません。そんなときに役立つのが、メモをとるという習慣です。
ルールを決めてメモをとろう
メモをとるとは、具体的にどういうことでしょうか。すぐ思いつくのは、何か指示されたときに忘れないよう書きつけるメモかもしれません。しかしライティングでのメモはそれとやや異なり、どちらかといえば「ネタ帳」に近いイメージです。
たとえばテレビを観ているときやネットサーフィンをしているとき、さらには友人と会話しているときなど、わたしたちは常に新しい情報を受け取っています。普段はそれを聞き流してしまうことも多いですが、意識してメモに書き留めることで、自分が得た知識・情報を可視化できるようになるのです。
ただし無秩序に書き込んでしまうと、後で読み返して何が何だか分からない、という事態に陥ってしまう可能性があります。そのためメモをとるときには、ルールを決めるとよいでしょう。そこで重要なのは、メモを習慣化できるような簡単で分かりやすいルールにすることです。
たとえば筆者が実行しているのは、大きさは持ち歩きやすい手帳タイプに統一する、情報はすべて時系列順に書き込む、あとで振り返ってキーワードだと思うところは丸で囲む、といった単純なルールです。とくに時系列順に書き込む方法は、情報の新旧が整理できて便利です。
日記やアイデアも書き込んでみよう
メモの上級者が行っているのは、一緒に日記やアイデアも書き込むという方法です。これを習慣づけると、とくにブログやコラム記事などで役立つでしょう。具体的な方法としては、1日1ページを用意して日付を記入し、そこに得た知識・情報や、1日の中で面白いと感じたこと、それをふまえて思い浮かんだ記事のアイデアなどを書き込んでいくのです。
こうすることで、単に情報をまとめるだけでなく、それをどうストーリー化してアウトプットするかが整理できます。とくにブログやコラム記事では、筆者自身の経験をふまえた説得力や共感力が求められることもあるため、こういった工夫がしっかり活きてくるといえるでしょう。しかし内容にこだわりすぎると、負担となってしまい継続できないことがあります。まずは簡単な内容でしばらく続けてみて、すでにメモをとった内容に関連した記事を優先してライティングし、それをふまえてどのようなメモが使いやすいかを反省し、改善していくというサイクルがおすすめです。
こぶたのまとめ
- ライティングでは情報の新しさやバリエーションが重要
- 効率的に情報を集めるためには、日頃からメモをとることがポイント
- メモをとるにあたって、自分に合ったルールを決めていくといっそう便利
- 慣れてきたらメモだけでなく、日記やアイデアと組み合わせてストーリー化してみよう