ライターになりたかったのは「地図を書くのが好き」だった幼少時代に原点がある
ライターになりたいと思った理由は、子どもの頃から「地図を書くことが好きだった」からです。地図といっても、実際に使えるものもあれば、誰も見たことがない世界を描いたものもあります。共通するのは出発点から到着点までを順序だてて書き記していたということです。誰かに何かを伝える行為がとても楽しかったのを覚えています。
ライターという仕事もまた、スタートとゴールを文字で繋ぎます。最短コースが好まれることもあれば、バリエーション豊かなものを求められることがあるのも、どこか「地図を書くこと」と似ていると思うのです。
社会人となってライター以外の職を経験したことで、ライターの仕事に魅力を感じ、もう一度、「地図を書いてみたい」と考えるようになりました。
ライターという仕事のどこに惹かれたのか?
道案内で使うときに注意したいのは、「分かりやすい地図」にすることです。詳細な情報があれば正確さは増しますが、道案内をするうえでは目ざわりなときがあります。「大きな三角屋根の建物がある」と地図に記しても、実際にはそこが高台で道から見ることができない場合も起こります。それも嘘ではないのですが、使う人に誤解を生じさせてしまう余分な情報となります。
地図には交差点名や通りの名前が書いてあると親切です。信号機や線路、それに特徴のある建物のイラストもあれば、道順を間違えずに目的地にたどり着くことができるでしょう。
ライターの仕事とは、ある意味で道案内に役立つ地図を作成するようなものだと感じています。どんな人が使うのか、どこまで詳細に道案内する地図なのか、下調べした情報を目的に応じて地図に盛り込んでいく作業はとてもやり甲斐を感じます。
地図を書くのが好きだったのにそれを苦手に感じたことがある!?
上手に地図を書くために欠かせないものの1つが、しっかりとしたリサーチ力です。一見すると、ライターは書くことだけが仕事に感じますが、それと同等かそれ以上に情報を収集することが大切な業務になります。子どもの頃に書いていた地図というのは、親や友だちなど自分に近い存在に見せるためのものでした。
それだけに書き上がった地図は、書いた本人の意図も伝わりやすい状況にありました。しかしプロとして依頼を受けて「地図を書く」ためには、読み手の目線やその目的を熟知しておくことが大切です。そうしないと出来上がりにズレが生じてしまうことになるでしょう。
子どもの頃のようにただ伝えたいという想いだけで地図を書いてしまうと、読み手に意図が正確に伝わりません。伝えたい思いと表現方法の未熟さが大きなジレンマとなって、「地図を書くこと」が苦手となり避けるようになりました。時が過ぎ、自分の気持ちに向き合ったことで、「やっぱり地図を書くことが好きなのだ」というシンプルな答えにたどり着きました。だったら今度は自己流ではなく、しっかりと「地図の書き方」を学んでみようと思い立ったのです。
ライターになれたのもサグーワークスとの出会いがあったから
サグーワークスに出会うまでは、ライターは文章に自信のある人が自分で編集社に売り込んでなるものだと思っていました。本格的に記事を書いた経験もなかったので、サンプルを抱えて自分を売り込む自信はありませんでした。
その頃、漠然と文章を書いてみたいとは思っていましたが、ライターとして活動する自信もなかっただけにサグーワークスとの出会いは衝撃的でした。おまけに報酬までもらえると知り、さっそく何件か記事を投稿しました。
基本から書き方を学びたいと思っていたので、「非承認」と「アドバイス」をもらえたことが、とても嬉しかったことを覚えています。もしもそのとき、ウソでも「承認」が続いていたら、今ほどライターになりたいとは思わなかったかもしれません。丁寧なアドバイスをたくさんもらったことで、仕事として任せてもらえるプロのライターになりたいと思えたのです。そして、まずはプラチナライターに昇格することが新たな目標にもなりました。
プラチナライターになってから気持ちが変わった!?
プラチナライターになるためには、テストに合格しなければいけません。何度も受け直して合格したのですが、ライターとしての基本はまだまだ身についていないと思っています。
しかしプラチナライターになったことで、ただ記事を書くだけでなく、いろいろな分野の本を今まで以上に読むようになりました。それは、プラチナライターの案件をみると分かりますが、文字数も指定される条件もレギュラーの頃より難易度がアップしているからです。
最近になって、子どもの頃に好きで書いていた地図のことを思い出します。プラチナライターは大きな地図を書くことになるので、リサーチにも時間が掛かります。目標物になりそうなものをいくつか候補に選んで、全体像のイメージを作り上げます。この辺は分かりにくい場所だから少し補足を増やして、こっちは逆に情報を詰め込みすぎないでと、あれこれと文章を練るのは地図を作っているみたいに楽しい作業です。
ライターになった理由、今にして思えば子どもの頃に地図を書いたことがとても楽しかったからでしょう。
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こぶたのまとめ
- ライターの仕事は道案内をすること
- プロとして仕事をする難しさに逃げ出したこともある
- サグーワークスとの出会いがライターになるきっかけを与えてくれた
- プラチナライターになれたことで道案内の楽しさをさらに感じている