webライターがアンテナを張る必要性と張り方

アンテナの張り方

webライターの仕事は、自分の書きたいことを書くのではなく、クライアントの要望に応えつつ読む人にとって面白いと感じる記事や役に立つ記事を書くことです。そのためには、常にアンテナを張って新しい情報を収集する努力も必要になります。

しかし、どのようにアンテナを張って情報収集したらよいのかわからないという人もいるでしょう。そこで、webライターが情報収集する必要性と、効果的なアンテナの張り方についてご紹介します。

webライターが新しい情報を収集する必要性

webライターをしていて痛感するのは、アンテナを張って常に新しい情報を収集する必要があるということです。ライターはそれぞれ得意分野や苦手分野があるものですが、苦手分野のテーマが世間で注目されることになると、その苦手分野に関連した記事の需要が増加します。

コンスタントに収入を得ようと思ったら、苦手分野であっても時流に乗ったテーマについてライティングする力が求められることになります。苦手分野に関連する最新情報を反映した記事を書けるようになれば、ライターとしての幅を広げることができるようになるメリットもあります。

また、得意分野があったとしても、継続的に新しい情報を収集して行かない限り、持っている知識は陳腐化して良い記事は書けなくなってしまうということも感じます。例えば、金融資産投資の記事作成が得意な人は、世間が注目しているビットコインなどの仮想通貨の記事にも対応できるようになれば、得意分野での仕事を広げることができるでしょう。

アンテナの張り方とは?

webライターとして、アンテナを張って新しい情報を収集することが重要だとわかっていても、どのようにアンテナを張ったらよいのかわからないという人もいるでしょう。そこで、私のやっている方法を3つご紹介します。

1つ目は、新聞の電子版を契約してキーワードを設定し、関連記事を毎日チェックする方法です。毎日新聞を読んでいるというライターは多いでしょうが、キーワードを設定してニュースを自動的に集める機能がある電子版の新聞は効率的に最新情報を集められますので重宝しています。

2つ目は電車の中吊り広告をチェックすることです。中吊り広告はタイトルを見ただけで、世の中で何がホットな話題かがわかりますので最新情報のチェックにはもってこいです。記事のタイトルのつけ方の参考になる場合もあります。

3つ目はカフェや電車の中で会話を聞くことです。生活者がどんなことに悩みどんなことに喜ぶのかを感じ取ることができるでしょう。アンテナの張り方がわからない人は、まずはこれら3つの方法で最新情報を収集してみることをおすすめします。

収集した新情報をwebライティングに活かす

新しい情報が収集できたとしても、それを記事の中で活かせなければあまり意味がありません。新情報に接すると、自分のライターとしての力が上がったように感じる人もいるでしょうが、それは錯覚の可能性もあります。収集した情報は単なる知識でしかありませんので、それをそのまま紹介する記事を書いてもオリジナリティーに欠ける記事にしかならないでしょう。自分にしか書けない切り口で最新情報を整理し、読む人に「なるほど」と思ってもらえる記事が書けて初めて収集した情報が役に立ったといえるのではないでしょうか。

webライターは「アンテナを張って最新情報を収集する」ことを目的にすると失敗してしまう恐れがあります。情報収集を行う場合は、常に「この情報をどのような切り口で記事に仕上げるか」を想定しながら収集することが大切です。ただアンテナを張るのではなく、アンテナに引っかかった情報を自分なりに料理して仕上げるつもりで情報に接することを心がけるようにするとよいでしょう。

こぶたのまとめ

  • 苦手分野の最新情報も収集しよう
  • アンテナの張り方は、新聞のキーワードによる記事収集機能の活用と電車の中吊り広告のチェック、人の会話を聞く方法がおすすめ
  • 収集した情報を自分なりに活かすことが大切

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