Webの知識を身に付けよう!ライターさんが知っておくべき知識とは?

現代の社会において、ライターとして仕事をする上で欠かせないのが、Webについての知識です。雑誌や書籍での執筆とは違う、Webライターとして必ず身に付けておきたいいくつかの事柄をご紹介します。

Webニュースを書くときに大事なこと

Webサイトには、毎日毎時間、膨大な数の情報が更新されています。政治や国際情勢、スポーツ、映画やテレビのエンタメ情報など、秒単位で情報が出てきます。そんな中でニュース記事の執筆を担当する場合に充分注意しておきたいのが、「情報解禁時間」についてです。情報解禁時間とは、ニュースの内容をWeb上に公開して良いタイミングの取り決めです。

例えば、紅白歌合戦の出演順がネット上に一斉に出ますが、あれは解禁時間が決められており、その時間に合わせて各媒体がニュースをアップしているのです。他にもイベントの開催や、アーティストのライブ情報、格闘技の試合にで誰と誰の対戦が決定した、といった情報は公開するタイミングを各社の記者が守っていることで一斉に情報が出ます。

もしも、フリーライターが何かしらの方法で解禁前の情報を入手したとして、その情報を解禁前にネット上に流出させてしまったら、故意でなかったとしても信用は一気にがた落ちになってしまいます。特に、Webでは情報が出た後は一気に広まってしまい、どのようにしても回収の仕様がありません。貴重な情報を漏らしてしまわないように、Webニュースの扱いには充分に気を付けましょう。

ウィルスの感染には最新ウィルスソフトで対応する

フリーライターにとって、今やパソコンは最大の商売道具といえます。その商売道具がWeb上にはこびるウィルスに感染してしまっては、仕事の邪魔になってしまいます。近年では、広告を見ただけで感染してしまうというウィルスがWeb上に潜伏していると言われています。

万が一、ウィルスに感染してしまった場合、メールアドレスを登録しているすべての取引先に感染が広がってしまい、迷惑をかけてしまうことになりかねません。ウィルスソフトは常に最新のウィルス情報に対応できるようにしておくことをオススメします。

最低限のHTMLとスタイルシートは覚えておこう

Webページを構成しているのが、Webデザイン言語であるHTMLと、色や画像の位置を決めるスタイルシートは最低限覚えておくと良いでしょう。本格的なWebデザインをおこなうことがなかったとしても、画像と文字がWeb上でどのように配置されているかを知ることで、仕事の幅が間違いなく広がります。「簡単なページなら作れるくらいの知識がある」と言えるくらいにしておくことで、いざというときに声がかかる可能性はグンと増えると思っておいてください。

また、YouTubeやサウンドクラウドなど、動画や音楽を共有するサイトに詳しい人も重宝されます。動画や音源のアップ方法やWebサイトへの貼り付け方法がわかっていることは、エンタメ系に限らず求められる知識です。

ネットリテラシーを大切にしよう

Web上の情報を正しく理解して取捨選択し、上手く活用することが出来る能力をネットリテラシーと言います。最近ではプロもアマチュアもなく、自分の発言をどんどん発信することができるだけに、ネットリテラシーはとても重要なものになっています。

例えば、個人でやっているSNSであっても、自分がプロのライターとして活動している以上、感情的な発言や間違った情報を発信してしまうことは、信用に関わります。また、どんな仕事に対しても、正しく正確な情報をWeb上で扱うことを忘れてはいけません。

いかがでしょうか?紙媒体で執筆している人にとっても、SNSでの宣伝等、2次的な利用でWebとの関わりは避けては通れません。Web上の情報は、どんなものでもアップされた時点で爆発的に拡散されてしまう可能性を持っているということを覚えておきましょう。

Webの持つメリット・デメリットをよく理解した上で、魅力的な記事を書けるようになれば、あなたも人気ライターになれるかもしれませんよ。

こぶたのまとめ

Webの知識を身に付ける!

  • 情報を漏らしてしまわないように、Webニュースの扱いには充分に気を付けること
  • ウィルスの感染には最新ウィルスソフトで対応
  • 最低限のHTMLとスタイルシートを覚えておく

ネットリテラシーを大切にして、魅力的な記事がかけるライターを目指しましょう!

この記事をシェアする

ページトップへ戻る