ライターのプロフィールPRに!ブログの上手な書き方4つ

PRに効果的なブログの作り方

Webライターが仕事を増やすには編集やクライアントとの人脈が大切です。しかし、きっかけがなければ人脈は増やせるものではありません。特に、セミナーや交流会に出席しづらい地方の初心者ライターは、自己アピールの場に困ってしまうでしょう。

そこで、初心者ライターほどブログを書いてみるのがおすすめです。ブログはWebライターのプロフィールを証明できるツールになりえます。ここでは、プロフィールとしてのブログの書き方を解説します。

ブログのテーマは一つに絞る!

Webライターがプロフィールをアピールするためには、「何でも書ける」ことを強調したいと考えがちです。しかし、実績の少ない初心者ライターは得意分野を一つに絞ってブログを書いた方が、編集やクライアントの目に留まりやすくなります。

「何でも書ける」ということは、「突出した長所がない」とも言い換えられます。新しいライターを探している編集者は特定ジャンルについて得意なライターを探していると考えられるので、いろいろなジャンルに手を出しているブログよりも、テーマが振り切れているブログこそ注目を集める傾向があります。

また、テーマを少なくすると記事一つ一つの内容もより濃くなります。リサーチも楽ですし、更新頻度も多くできるでしょう。

否定的な文章は極力避ける

ブログの内容では、誰もが知っている時事ネタに対し、鋭い意見を書くと反響を呼ぶことがあります。ただし、「鋭い意見」や「辛口の意見」と「否定的な意見」は全く違うものです。「否定的な意見」しかないブログは閲覧者が遠ざかっていくので、記事内容には気をつけましょう。

「否定的な意見」を述べるのはそれほど難しい技術を要しません。有名人のコメントや、他のブログと反対の文章を書くだけで成立するからです。そして、「否定的な意見」は発表直後には大きなリアクションも期待できます。

しかし、多くの読者を不快にさせてしまうリスクがあり、編集の目に留まっても「このライターは使いづらい」と認識されてしまうでしょう。ブログの内容は否定よりも肯定を多くするのがおすすめです。

読者が「役に立つ情報」を発信する

映画作品や音楽に対し、感想を述べるようなブログもファンには書きやすい内容です。また、グルメのライターは料理ブログを、スポーツ好きライターは観戦ブログを書くのもいいでしょう。

ただし、これらのブログでは往々にして感想を綴るだけの記事であふれてしまいがちです。ブログを日記代わりに書いているのなら、「感想」だけを書くのもいいでしょう。

しかし、読者はライターの感想よりも「自分にとって役に立つ情報」を求めています。ライターは映画を「面白かった」、「つまらなかった」と書くだけではなく、「こういう人におすすめ」とまで伝えると読者は増えていくでしょう。編集から注目されるブログになるためには、読者の存在を意識するのが肝心です。

インターネットの外でネタを見つける

Webライターを目指す人の多くがインターネットを使った情報収集力に優れています。ライターとして活躍するためにはリサーチも大切なプロセスです。ネタを検索したり、文章の裏づけをとったりするのにインターネットは欠かせません。

しかし、ブログを書くときもインターネットで見つけた情報ばかり題材にしていると読者離れを起こし、編集からもスルーされるでしょう。なぜなら、インターネットの情報はライター以外のネットユーザーも目にできるものだからです。ライターがいくら濃密にネット発の情報を紹介しても「じゃあ、元の情報サイトを読もう」と思われてしまいます。

編集者から評価されるライターになるためには、自分の経験や取材を反映させ、ネットの外で得た情報をブログで取り上げましょう。

こぶたのまとめ

ライターがプロフィールをPRするために効果的なブログは

  • テーマが分かりやすい
  • 文章に不快感がない
  • 役立つ情報がある
  • ライターの経験がともなっている

などの特徴があります。
完成度の高いブログでクライアントに「発見される」ライターになりましょう。

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