読書量が決め手!知的好奇心をくすぐる書籍レビューのお仕事とは?

Webライターには様々なジャンルのお仕事がありますが、中でも少し特殊なのが書籍レビューのお仕事です。通常の記事はネットから出来る限り有益な情報を収集してライティングにあたりますが、書籍レビューの場合1つの書籍からどれだけの情報を得ることが出来るか、どのように感じたかなどを深く掘り下げて考える必要があります。そこで今回は、書籍レビューを書くときのコツと、どのような人が書籍レビューのお仕事に向いているかをご紹介します!

活字中毒大歓迎!日頃からの読書習慣が鍵

書籍レビューを書く際最も重要なのは、「本を読むことが好きかどうか」です。例えば人気小説シリーズの最新作のレビュー記事を書く場合、1冊の本のレビューを書くためにシリーズすべてを読むことは勿論、その作家のすべての本を読んでみることもあります。1冊だけ読めばいいじゃないかと思われるかもしれませんが、シリーズ作品にはシリーズ全体を通してのテーマが設定されていることもあり、作者のこだわりや作風を知る上でもすべての作品に目を通しておいた方がより内容の濃いレビュー記事を書くことができます。

特にレビュー記事を好んで読む人はその作家のファンや日頃から読書習慣を持っている人ばかりなので、表面のみを取り上げた薄っぺらい書評では共感を与えられないばかりか反感を招いてしまうこともあります。少なくとも、「すべて読んだうえで自分はこう思った。」と言える土台作りが必要となります。そのため、日頃から本を読むのが苦手、本を読んでいる時間が苦痛といった人には正直向いていないお仕事と言えます。

逆に、ライターとしての経験が少なくても日頃から読書習慣を持ち、論文を書くのが好き、昔から作文が得意!という人には敷居の低いお仕事です。まずは練習がてら大好きな作家さんのレビュー記事から書いてみるといいですね。

ネタばれ禁止!読んでみたいと思わせる3つのポイントとは?

書籍レビューを書く際には特に守りたい重要な3つのポイントがあります。

  1. ネタバレしないこと
  2. 主観のみにならないこと
  3. 読んでみたいと思わせること

この3つは常に頭に置いて書くようにしましょう。ただし、全くその作品を知らない人に対しても、この本はどのような話が乗っている本なのか、この本を読んでどのようなところが面白かったのか、またどのような人が読めばいいのかを知らせることも書籍レビューの重要な役割なので、内容に全く触れないというのは逆に不自然です。そのためある程度概要をまとめたものを冒頭に取り入れることをお勧めします。

書籍レビューはある程度主観が許されるため、自分が感じた事、思ったことを伝えることも非常に大切ですが、一方で作家と読者の橋渡し的な存在でもあるため、あまりに独断的な考え方は万人受けしません。自分が1人の読者として感想を述べることにとどまらず、時には編集者のように、とくには作者のような気持ちで作品の魅力を伝えられると良いですね。

読解力を身に付けるには・・・?

書籍レビューを書くために一番必要なスキルは、「読解力」です。読んで字のごとく文章を読み解く力ですね。そのためには日頃から積極的に読書をすることはもちろん、読んだ本について自分なりの見解を明確に述べることが出来るというのが大切です。いくら本を読んでもただ「面白かった」「なんとなく世界観が好き」といったぼんやりした感想ではレビュー記事は書けません。この読解力を上げるためにはひたすら本を読み、記事を書くといった作業が最も効果的です。その際その作者の本をすべて読んだ上で、1つの作品に対しての記事を書いてみる。といった作業がおすすめです。

なんだか難しいように思えるかもしれませんが、例えばそれがお気に入りの少女漫画や少年漫画であっても一向にかまいません。好きな作家さんや漫画家さんであればあるほど、良いレビューが書けることは間違いありません。

継続できれば安定収入も

いかがでしたか?書籍レビューは大好きな作家さんやその物語を、より多くの人に読んでもらうお手伝いが出来るとても素敵なお仕事です。今まで読んだことのなかった分野、興味のある分野も積極的に取り上げることで自分自身の知的好奇心を満たすことが出来るのもとても魅力的です。特定サイトでの専属案件が多く、継続して続ければ安定収入にも繋がるので本が好きな方はぜひ一度チャレンジしてみて下さいね!

こぶたのまとめ

知的好奇心をくすぐる書籍レビューを書くには…

  • 日頃から読書を習慣付ける
  • ネタばれは禁止!
  • 読解力を身に付ける

大好きな作家さんやその物語を多くの人に読んでもらえるチャンスです!
興味がある方はチャレンジしてみる価値ありです!

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みんなの感想文

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  • 書籍レビューには、読書量が重要だというのは、よくわかりました。その作家の作品を全て読んだ上での深みのあるレビューが求められているのもよくわかります。ただ、3つのポイントの内、「読んでみたいとおもわせること」の説明がなく、よくわかりませんでした。そのへんのテクニックが重要だと思うので、参考になるまでにはいきませんでした。
  • 活字中毒になるというのは、マイナスなイメージしかなかったので、読書習慣をつけるという意味でプラスになるのは意外でした。加えて、日頃の読書習慣の中で、語彙力向上を少しずつ目指していきたいと強く感じました。
  • 私自身の参考にはなりませんが、こういう仕事があるんだと言うことを知れて良かったです。ライティングの仕事には、多岐にわたる内容があるんだと初めて知りました。本のライティングは、読まないといけないので、大変そうですね。
  • 書籍レビューについて詳しく知ることができて、とても勉強になりました。そして特に必要なスキルが読解力ということで、基本的に沢山の本を読むことで身に付くそうです。さらに自分なりに本について意見を、述べられることも大事なので、好きな作家を読むことをお勧めします。
  • 読書が好きなので書籍レビューには興味がありました。しかしどんな感じで書けばよいのかわからなかったちめ、今回の記事はとても参考になりました。特に「主観のみにならないこと」というポイントは意識しないと陥りがちな失敗だと思うので書籍レビューの際は気をつけたいと思います。
  • 書籍レビューはしたことがないので、してみたいと感じました。その本を読んだときに浮かんだことや伝えたいことを文章として表現するのはとても楽しそうです。そして、ネタばれをしない文章を書くことは確かに重要なので、しっかりと意識して書きたいです。
  • 書籍レビューの仕事は魅力的ですが、私はプラチナライターではないので今のところ関係ないなと思ってしまいました。反面、これからプラチナライターを目指したいとも思いました。記事を読んで、読解力を身に着けるには、やはり読んで書くことなのだと改めて感じました。
  • 書籍レビューというお仕事がある事を初めて知りました。面白そうな仕事だと思う反面、一冊分のレビューをする為にシリーズを通して読み、作品のテーマや作者の作風を理解しなければならない等、軽い気持ちでは務まりそうもないですね。仕事ならジャンルの好き嫌いも言えませんし、本好きというより活字好きな人向けの仕事だと思いました。
  • 書籍レビューの仕事はこれまで触れた事がなく、漠然と難しいと言う印象です。あまり、最近は本も読まなくなって来ている上、それを読書好きの方向けに記事を作成するのはハードルが高いです。私の場合は簡単なコミックなどからであれば出来そうな気がします。
  • 書籍レビューを書くを読みました。私も読書は好きで、少人数の読書会に参加しています。書籍レビューを書く条件はクリアしていると思います。読書会でも、度々、私の勧める本が、その月の課題図書になります。本を勧める時には意識してなっかたのですが、1.ネタバレしないこと2.主観的にならないこと3.読んでみたいと思わせること先ず3つのことを念頭に入れながら書籍レビューをしていければと思っています。
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