現役ライターに聞いた!ライターが勉強して損はない資格

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ライターとして仕事をしていると、ただ文章を書くだけでなく色々なタイプの仕事のチャンスと出会うことがあります。自分が普段あまり得意としていないスキルを求められることもあるのですが、そんなときに「これは自分の専門外なので、すいません」と断ってしまうのはもったいないですし、自分の仕事の幅を広げる機会を逃してしまうことになりかねません。

そこで、今回はライターが持っていた方が良い資格や、勉強をしておくと役に立ちそうな資格についてご紹介します。

Webとのかかわり合いは今や避けては通れないもの

ライターの仕事のフィールドとして、今や雑誌よりもWebの方に比重が大きくなっている傾向があります。雑誌や新聞、企業の刊行物への執筆がレギュラーである場合はともかく、やはりWebとの関わり合いは避けては通れなくなっています。

私の知り合いのライターさんで50代半ばの方がおり、これまでは紙誌への執筆が多かったもののWebサイトでの仕事が増えたため、それまであまり使わなかったMacbookを購入してスキルアップを図っている方がいます。年齢に負けずにチャレンジしていく姿勢は見習うべきところがあります。

ではWebとの関わりとは具体的にはどのようなものでしょうか?例えば私の手掛けている仕事の場合では、ニュースサイトへの執筆があります。普通の取材では、原稿を書いたら依頼先にWordなどで渡すことで納品となりますが、私は直接Webサイトに原稿をアップすることを任されています。

そのときに必要になるのが、HTMLやスタイルシートなど、Webデザインの知識です。どのようなタグを組めばWebにアップされたときにキチンと表示されるのかを理解していないとできません。また、本文中に配置する画像の位置を決めるのもHTMLやスタイルシートの知識がないとできません。

さらに画像も3000px程度の大きなものを素材として渡されるので、それを体裁良くニュースサイトの規定のサイズにすることもやらなくてはいけないなど、Webにアップするまでには意外とスキルが求められます。

文章力や漢字の資格は自己鍛錬のために

Webの投稿システムがあるサイトだとしても、ある程度Webの知識を持っていると、いざ何かアクシデントがあったときにすぐにライター自身の手で修正することができるので、Webの知識はとても重宝されるといってよいでしょう。

私が勉強して持っている資格がCG-ARTS協会がおこなっている「Webデザイナー検定ベーシック」です。インターネットに関する基礎知識や、Web制作をする上での基礎知識が求められる検定ですので、HTMLやスタイルシート、Javasprictについても基本的な用語から勉強できます。

また、知的財産権についても出題されますので、ネット上の情報の扱いについても改めて認識できると思います。

私が他に持っているのが「文章読解・作成能力検定」の2級です。文章内容の把握力、語彙力や表現力、構成力や推敲力が問われます。原稿用紙に時間内に文章を書くなど、普段パソコンを使っている分、少ない時間で文字をたくさん書くことに苦労した覚えがあります。

「日本語文章能力検定」は、資格そのものを使うというよりは、資格の勉強をすることで文章力を磨くことや、自分に見についている語彙力や表現力を試す場として利用するのが良いと思います。

ライターの仕事の幅にダイレクトに直結する勉強をしておこう

文章力と共に、「日本漢字能力検定」も勉強することをおすすめします。現代人はスマホやパソコンで文章を書くことが多くなり、どんどん漢字を書かなくなってきました。ついつい変換機能に頼ってしまいがちですが、いざ文字を手で書こうとしたときや、同音異語を判断するときのために漢字を覚えておいて損はありません。

こうした資格を勉強することで、ライターの仕事の幅にダイレクトに直結してきます。仕事のジャンルで幅を広げることも大事ですが、基本的な仕事のスキルとしてWeb、文章力、漢字の知識はしっかり身に付けておくことをおすすめします。

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こぶたのまとめ

ライターの仕事の幅にダイレクトに直結する勉強を

  • WEBスキルを身に着ける
  • 文章内容の把握力や語彙力や表現力
  • 日本漢字能力検定

Web、文章力、漢字の知識はしっかり身に付けておくことをおすすめです!

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みんなの感想文

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  • ライティングに役立つ資格があるとは考えたこともありませんでした。この記事を読んで日本漢字能力検定などの重要性について思い知らされました。これからは自分も資格などを取ることを目指して、ワンランク上のライターを目指したいと思います。
  • webライターは誰でも気軽に始められるのが利点ですが、この記事で説明のある通り資格を持っていると、依頼主側にとってもライター側にとっても大きいメリットがあるんだな、と感じました。特に「文章解読・作成能力検定」という資格を初めて耳にして驚いています。こうした努力や取り組みが、より質のいい記事作成に繋がるのだと思うと、自分も頑張ろうという気持ちになりました。
  • まさに今の自分に当てはまってる!と思いました。私はWebスキルがあまりないので、なかなか難しい案件は、やってみたい気持ちはあってもスキル不足だなと思い、いつも諦めます。でもこんな案件出来たらかっこいいなと憧れがあり、50代の方が勉強されているのには私も背中を押された気がします。私も頑張りたいと思います!
  • 書かれている資格の勉強をすればより効率よく稼げるかもしれませんが、今の私には高度すぎる内容でした。今は文章を上手くまとめるためのコツや文字数の多い案件を上手く書くコツなど、文章に直接関係するコツを知りたいです。
  • ライティングをする時に役立つ資格があることを全く知らなかったので、ためになる記事でした。漢字検定などは有名ですが、文章読解・作成能力検定には興味が湧きました。素早く文章を書く際のヒントにもなりそうです。
  • 文書作成の仕事と関連のある資格を紹介されているだけでは、満足はできません。作成した文書を投稿する条件として、文章力や漢字の資格を取得していることという場合が、どのくらいあるのかということも教えてほしいと思いましたね。
  • webデザイナー検定ベーシックという資格の存在を初めて知りました。記事を読んで、自身の文章力やライティングのテクニックを磨くための方法を再検討しようと思うに至りました。とても参考になる良質な記事だったと思います。
  • 現役ライターさんによる実際の声を聞くことができ大変参考になりました。やはり語彙力や表現力が大切とのことで漢字検定や日本語検定など資格取得にもライター業は役に立つことを知って自分もチャレンジしてみたいなと思いました。
  • WEB関連の資格まで行くと、結構深すぎるので、私は漢字検定や文章読解検定までにしておこうと思います。記事を投稿する際もケアレスミスではなく、普通に間違いで、誤字脱字を指摘されることがあるので、初級編から勉強していこうと思っています。
  • webライターをするのに役に立つ資格というものがあるということを、初めて知りました。ただ、確かに日本語文章能力検定を受けると、正しい日本語を操ることが出来るようになり、承認のパーセンテージがぐっと上がりそうな気がします。
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