向き不向きもある!?バズ江が思う輝く文章とは?

輝く文章とは?

プラチナライター担当のバズ江です。
今回は、文章の向き不向きから、輝く文章を書くコツについて考察してみたいと思います。

プラチナライターの文章を毎日チェックしていると、案件によって輝く人が違うという現象を目にします。
比較的安定したクォリティの記事を納品してくれるライターさんでも、ちょっぴりイマイチだったり、最高に輝いていたりすることがあるのです。
それがなぜなのか、どういうことなのかを考えてみました。

経験があっても輝けないケース

当然のことながら、誰でも得意ジャンル、不得意ジャンルがあると思います。
そして、本人に知識があったり、経験があったりするようなジャンルでは、よい文章を書ける可能性が高くなります。
が、実はそこには落とし穴があるので注意が必要なのです。

例えば、「結婚」についてのコラム。
当然のことながら、結婚しているライターさんの方が現実的で具体的な文章を書けそうだと思うじゃないですか。
しかし、意外なことに結婚しているライターさんが書いても、記事が輝かないケースが多々あったのです。

これは「経験 <<(越えられない壁)<< 興味」ということなのではないかと、想像しています。
何気に誰よりも結婚について詳しいのは、結婚したくてもできず長年婚活をしているような人や、結婚に対して強い憧れがあって、イタリアのなんとか教会でこんなウェディングをしたい!みたいな気持ちがあるような人である気がします。
特別苦労せずに深く興味も持たずに結婚してしまえば、結婚について粘着質に調べることもなく、自分かせいぜい周囲の人の結婚生活しか知らないということになります。

けれど、「結婚」しているわけですから、今更、結婚について特に調べなくても自分の知識で書けると思うのが、普通ですよね。そのようにして経験のみを元に原稿を書いてしまうと、内容が偏っていたり、一般的でなかったりしてしまうということが起こりえるのです。

輝くコラムが書ける、書けないの違い。

基本的にコラムを書くために必要なスキルは、下記のようなものだと思います。

一般的なことを知っている

コラムの書き出しは、読者の気持ちを掴むために一般的な事柄を書くことが多いのです。
例えば、「お正月はおもちを何個食べましたか?」みたいなやつです。
これを「お正月に新しい服を買いましたか?」といった書き出しにしてしまうと、読者の頭の中にはクエスチョンマークがいくつも浮かんでしまうわけです。
多くの人が普通だと思っている、一般的なことを書けるスキルは大切です。

丁寧に説明できる

丁寧な説明というのは、文章の「前提条件」をキチンと説明できるということを指します。
「お正月に新しい服を買いましたか?」という先ほどの書き出し例。
これは、実はライターの頭の中では、きちんと式が出来上がっていたりするのです。

お正月 = 新年 = 初売り = 服を買う

当然、この書き出しが本文に関係していない場合は、どんなに丁寧に書いてもNGですが、関連性があるのであれば、丁寧に説明することでどうにかすることができます。

「お正月の一番の楽しみといえば、お雑煮などの食べ物が頭に浮かぶ人が多そうですが、中には“初売り”を挙げる人もいるのではないでしょうか。今年は新しい服を買いましたか?」

といった感じ。自分の頭の中にある「前提条件」を書かないと、唐突な印象を受けてしまい、スムーズに本文につなげることができなくなるのです。

柔らかい文章を書ける

文章の柔らかさを出すのは、「ひらがな」と語尾の「ね」の使い方。
漢字が多い文章はそれだけで、堅苦しさや気難しさを感じさせてしまうのです。
まあ、そこは漢字をひらがなにしていけばよいのですが、ひらがなにすることで読みにくくなるようなものまでは、変えないようにしましょう。

次に、「ね」。
説明文などでは絶対にありえない文末表現です。
不慣れな人が多用すると、無理やり感が半端なく出てしまうものなのです。
最初は、最後の1文にだけ使ってみるなど、ちょっとずつ「ね」と仲良くなるように努力しましょう「ね」!

今回は、プラチナライターのお仕事を運用していて気付いた点について、ぐだぐだと考察してみました。
文章のタイプや、内容のジャンルなど、どんな人でも「得意」「不得意」というものはあるはず。
それを認識することでたくさんポイントを稼げるようになるかもしれませんよ!


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