上手い文章を目指す!?その前に下手に見えない努力をしよう!

上手い文章を目指す!?その前に下手に見えない努力をしよう!

どうか私に上手な文章が書けるスキルを下さい!

それは、クラウドソーシングに携わる者ならば、誰もが一度はお星さまに願うであろう切実な想い。
もちろん、私だってそんなスキルが欲しい!!
……とか言ってるだけじゃ、天からスキルは降ってこないので、地道に身に付ける努力をしましょう!

1.文章を下手に見せない秘訣!語彙力を付ける!

いきなり上手い文章というのはハードル高いので、まずは文章が下手に見えないように気を付けることにしましょう。
下手な文章を書く人というのは、得てして“語彙(ボキャブラリー)”が足りない人が多いです。
例えば、1つのことを表現しようとしたときに、1通りの書き方しかできないような感じです。
表現の種類や、言葉の種類が少ないと、同じ言葉を何度も何度も繰り返すしかありません。
それでは、下手なことがバレバレですよね?

下手に見せないためには、まずは“語彙”を増やす必要があります。
“語彙”を増やすための手っ取り早い方法は、本やWebの記事など、とにかく“読む”ことですね。いろんな表現を盗みましょう!

→【参考】ライターは本を読まなくちゃ!?偏った読書のススメ。

2.文章を下手に見せない秘訣!話し言葉を書かない!

文字で書く言葉と、実際に話している言葉。
どちらも同じ日本語ですが、実はかなりの違いがあること、気づいていますか?
話す言葉の方をそのまま文章にして書いてみると、よくわかります。
ジェスチャーや表情で補足できるので、多くの人が、言葉を半端なく省略しまくっています。
また、前提条件などがお互いの頭の中にあることも多いですね。
「そこのそれ取って!ああ、やっぱり微妙だなあ。この前のアレ買えばよかった。」「ああ、アレね!まだ売ってるといいけど。買いに行く?」みたいなやつです。
これだけじゃ何が何やら全く分かりません。
ライターと読者は接点がないのが普通ですので、自然と前提条件を共有しているなんてことはほとんどありません。
というわけで、話しているような文章をそのまま書くことはNGです。

話し言葉は、主語や述語などを省略してしまうことが多い傾向があります。
国語の授業で習いましたよね?主語、述語、修飾語~★全部揃っている文章が正しい文章です。
また、こそあど言葉と呼ばれる、「これ」「それ」「あれ」「どれ」なども文章にすると読みにくいので、避けましょう。

それにしても、あの頃のお勉強が、何とライター業で役に立つとは!
ライターには無駄なことなんて何もない!と言っても過言ではありません。

■特に気を付けたい話し言葉

・なので、~ ⇒ 「そのため」など
・~っていいます。 ⇒ 「といいます」
・~がいいです。 ⇒ 「がよいでしょう」など
・やっぱり ⇒ 「やはり」
・すごく ⇒ 「非常に」
・~じゃないです。 ⇒ 「~ではないです。」
・あんまり ⇒ 「あまり」ですね。

3.文章を下手に見せない秘訣!当たり前の内容を書かない!

当たり前の内容を書かないというのが、どういうことなのかと申しますと、誰もが知っている、改めて読む必要のない内容を書かないということです。
例えば、こんなやつです。

「本を読むことは大切なことです。」
「本には色々な種類があって、それを読むことによって色々なことを知ることができます。」

いや、知ってるし!と思ってしまいますよね?
ただし、こういった当たり前の文章を、上手く使う書き方もあります!
それは、「当たり前のこと」⇒「それをひっくり返すこと」という順番で書く手法ですね。

でもその手法は、難易度が高い上、サグーライティングでは1文目が当たり前すぎるという理由で非承認になる危険性も高いので、今回はやめときましょう。
とにかく「当たり前すぎる文章を避けよう」ということです。

前提の確認として、当たり前のことを軽く書く分にはそこまで下手には見えないケースもあります。
が、それを長々と書くとかなり下手に見えてしまうので気を付けましょう。

「本を読むことは、誰もが簡単に行うことができることであり、自分が読みたい本を読むことで知りたいことを知ることができるので、とてもよいことです。」

……知ってるし!

いかがでしたでしょうか?
(↑というコラムにあまりにもありがちな言葉も避けた方が、高級な文章に見えます。)

ごちゃごちゃ書きましたが、一番大切なことは「丁寧に文章を作ること!」これにつきます。
壁にぶちあたれば、その都度プロの文章を読んで勉強する。
書いた文章は必ず何度も読み返す。(声に出して読むとなおよし)
上手い文章を書くためには、そんな真面目に取り組む姿勢が一番大事ってことですね!


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