よくある非承認事例！文末表現重複について紹介します

「文末表現重複」の非承認事例

文章作成をするにあたって、上手な文章の書き方を調べたことはありますか？
文章書き方講座では、「同じ文末表現を、2度以上繰り返さないようにしましょう」と書いてあることが多いです。
サグーワークスでも、文末表現重複という非承認事項があります。
自分でお仕事をこなしていると、どうしても文末の工夫ができなかったり、非承認になって文章を見直してもどこが悪いのかわからなかったりしますよね・・・。
今回は、「文末表現重複」の非承認事例をご紹介します。

「文末表現重複」の非承認事例

NG例1

『審美歯科とは、歯を美しくすることに特化した歯科医療のことです。ホワイトニングで歯を白くするのも良いです。矯正して歯並びをよくするのも良いです。』

※全ての文末が「です」になっていて、「良いです」という表現もくり返し使われています。

NG例2

『自宅や会社などで、頻繁にパソコンを使って仕事している人もいるでしょう。最近の製品は性能が良いものが増えてきていますので、どんなパソコンでも仕事をするうえで不便になることがないようになってきています。しかし、機械になりますので、衝撃を与えてしまったり、無理な操作を繰り返してしまいますと故障の原因にもなってしまいます。ですので、そのようなことになってしまったら修理をしてもらうということが必要なことになります。そうすることによって、パソコンはまた快適に使用をすることが出来ることになりますので、故障をしてしまったときには業者に修理をしてもらうということを心がけておくとよいでしょう。』

※「～しています」「～してしまいますので」「～なります」等同じような表現をくり返し使われています。

NG例3

『エステといっても、希望の施術や部位によって様々な種類があります。一般的には体のどの部分をどうしたいか、と目的をもってエステを探す方が多くいるでしょう。体を補足したいのであれば、脂肪吸引やセルライト除去などのダイエットコースが効果的です。価格は安いのから高いのまでありますが、高い方がより効果が得られるでしょう。
肌をきれいにみせたいのであれば、オイルマッサージやスクラブマッサージなど、肌の保湿や角質をきれいしてくれるマッサージコースが効果的です。価格もそれぞれありますが、一回で効果がわかるものもあるので、まずは体験にいってみるのもいいでしょう。
エステを探す際は、ネットで探すと効率がよく、更に価格や口コミなどで比較すると更に効率的です。』

※「～効果的です。～でしょう。」という表現がくり返し使われています。

みなさん、この3つの例文を見て何か感じましたか・・・？
そう、とっても読みにくい文章になっているんです！！このように同じ文末表現をくり返し使うと、稚拙な文章になってしまいます。
さらに、同じことを何度も言っているような内容の薄い文章に見えてしまうんですね。
ちなみにこの3つの例はわかりやすくした例で、小学校の作文でも先生に怒られてしまうであろう、大げさなものですよ・・・！
絶対に真似しないでくださいね。
文末表現の工夫のしかたがよくわからないという方は、一度まとめサイトの簡単なコラムや説明文を読んでみてください。
誰もが読みやすいように、絶妙に工夫されていますよ。
上手な文章を書くのは難しいですが、上手に見える文書を書くのは、意外と簡単にできるんです(*^_^*)