企画力と構成力はこれからの時代のキーワード

ライター名：Chivas
プラチナライター歴：3年2カ月

ライターの仕事で何がプラスαになる？

YouTuberの何が受けているかというと、突き詰めると企画力なのではないでしょうか。日常の小さな出来事のなかにも、アイデアがあれば共感や笑いを誘うことができます。たくさんの規制やお約束があるマスメディアでは思いつかない企画が、動画文化を支えているように思います。

今は個人が容易にアイデアを形にできる時代です。ライターも独自に企画したテーマで筆を走らせることができれば、たくさんの興味深い記事が出来上がるでしょう。もしかしたらかなりマニアックで、はじめは一部の人にしか読まれないかもしれません。しかし、何かのきっかけでスポットライトが当たる可能性もあります。メジャーなテーマについての記事があふれている今日において、文章力のある人が自身の関心事をひとつの作品として仕上げることは、読み手にとってもプラスですし、書き手にとっても仕事の幅を広げるチャンスになります。

企画だけではダメ！構成力も重要

企画が優れていても、うまく形にできていなければ「惜しい」といわれてしまうでしょう。「惜しい」文章を卒業して「素晴らしい」文章と思われるためには、構成力が物をいいます。つまり、相手にどう見せるか、どうすれば言いたいことを伝えられるかを考えることが大切なのです。企画・構成にライターが関与できれば、何を意図してその文章を書くか、その核の部分が明確になるので、記事そのものの質が上がるでしょう。記事に合う写真やイラストも文章に添加できれば、より一体感のある良記事ができます。ありがたいことに写真やイラストのスキルはすでにあるので、今後機会があれば挑戦したいものです。

今後ライターに求められるもの

時代の流れを見ると、ひとつのことに長けた職人ではなく、マルチタスクをできる人材が求められているように思います。自分から発した関心事を形にする力を身につけることは、ライター業界を生き残るのに重要ではないでしょうか。