高校1年生の読書が今に生きる

ライター名:HIRO.T
プラチナライター歴:2年6ヶ月

私は本を読むことが好きです。毎日、何かしらの本を読んでいるような気がします。当然のことながら、私はいろいろな本から影響を受けてきました。その中で、最も印象深い本が高校1年生の読書感想文で読んだ小説『プラハの春』です。

この本は1960年代末のチェコスロバキアを舞台にしています。当時、チェコスロバキアはソ連を中心とする社会主義圏に属していました。多くの社会主義国が抑圧的な体制でしたが、チェコスロバキアでは「プラハの春」と呼ばれる改革運動を実施。多くのチェコスロバキアの国民が「プラハの春」を支持しましたが、ソ連を盟主とするワルシャワ条約機構軍の介入により「プラハの春」は終わりを告げました。『プラハの春』はこのような時代の流れを背景にし、在チェコスロバキア日本大使館と東ドイツの反体制政治家の恋を描いた作品となっています。

『プラハの春』をきっかけとして、社会主義体制や政治学に強い関心を持ちました。同時に、社会主義諸国の文化や民族問題にも興味を持ち始めたことを記憶しています。

その結果、大学では東欧、ロシアの現代史を勉強できるところを選びました。学生時代は、アルバイトでお金を貯めてはバックパックを担いで、ロシア、東欧を旅したものです。そのときの経験が今のライティング業につながっています。国内では東欧、ロシアの旅行記事が書けるライターは少ないと思います。したがって、私のところには東欧、ロシアに関する記事依頼が来ます。また、その地域の魅力を知ってもらうために、イベントを開催することも多くなりました。イベントを通じて情報や魅力を発信するのはもちろんのこと、新たな友人ができることは本当にうれしいものです。

このように、小説『プラハの春』は私の人生に大きな転機をもたらしたと思います。また、人生の転機をもたらしてくれるような本に出会いたいものです。また、読書嫌いの人に本を読む楽しさを伝える活動もしたいですね。

こぶたからのひとこと

本が人生を変えたんだ!
人を動かす本もすごいけど、「感銘を受けた、興味を持った」ことを実際に学んだり、現地に行ってみたりするHIRO.Tさんの行動力もぼくはすごいと思うな★

これからも、知識と経験を活かして、いろいろなことを伝えていってね!

サグーワークスでは、ライティングの独自テストに合格したライターを「プラチナライター」と呼んでいます。
プラチナライターになると、プラチナライターのみに公開されている高単価の案件を受注することができたり、記事の改善点を知ることができたりと、収入アップ・スキルアップを実現することが可能です。テストは無料で、何度でも挑戦できます。

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