Webライターにおすすめ！『新しい文章力の教室苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング』

ライター名：藤田ひかり
プラチナライター歴：2年8ヶ月

私は最近情報入手源の1つとしてツイッターを活用しています。

もちろん誰でも自由に、情報の真偽を確かめることなく書き込めるのがツイッターですから、タイムラインを流れる情報が全て正しいわけではありません。だからツイッターで入手するのは、記事に引用する情報ではなく、記事を執筆するための「お作法・心構え」の参考にできる情報です。今回ご紹介したい本「新しい文章力の教室苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング」（著：唐木元）もツイッターをきっかけに出会った本です。ライターさんの中ではわりと有名な本なので今更感はあるかもしれませんが、まだ読んだことがない人は一度手に取ってみてください。

目次を見てみると「完読される文章、完食されるラーメン」「基本の構成は『サビ頭』」のようにコラムタイトルのお手本のような見出しが躍っています。またパラパラめくってみると可愛らしいテイストのイラストも描かれています。私のように文章を書くのは抵抗がないけれど文章を読むのは抵抗がある人でも気軽に読み始められるはずです。わかりやすい文体なので、ライティングスキルの個人授業を受けているかのような気分になります。サグーワークスに登録したばかりの人はもちろん、ライターとしてある程度の経験を積んできた人でも何か新しい発見があるでしょう。また、この本で紹介されている文章の書き方は大学生のレポートやビジネスの企画書にも応用できるので、兼業ライターにもおすすめです。

在宅で仕事をしていると、1日中誰にも会わないことも珍しくなくなります。また、在宅ライターの悩みは特有で、一般的な仕事をしている人にはなかなか理解されにくいこともあります。一方、ツイッターでは同じ悩みを持っている人や自分と似た課題を解決した人に出会える可能性があります。記事の執筆で躓いたらツイッターを覗いてみると思わぬ発見があって面白いのではないでしょうか。サグーワークスのスタッフさんがどんな人なのかも少し覗き見ることができます。