思わず読みたくなる!メルマガの書き方のコツ

思わず読みたくなる!メルマガの書き方のコツ

情報発信ツールのひとつに「メルマガ」があります。メルマガは、ただ送れば良いというものではなく、送り手に読んでもらわなくては意味がありません。毎回の内容がおもしろくなければ、やがて開封もされることなくゴミ箱行きになることもあります。そこで今回は、メルマガの開封率を上げる書き方のポイントを、いくつかご紹介します。読者の反応が良くない、開封率が悪いなどの悩みを抱えている人は、ポイントを参考に書き方について改めて考えてみませんか。

メルマガの「顔」!タイトルを工夫する

まず、タイトルに興味を持たなければ開こうという気にすらなりません。「毎日の生活で使える掃除のコツ3選」と「意外と簡単!毎日の掃除がぐんと楽になる掃除のコツ」であれば、後者の方がより読者をひきつけるでしょう。面倒な掃除は、なるべく手間をかけずに済ませたいという人もたくさんいるはずです。そこで「以外と簡単!」と入れることで、簡単にできる方法があるのなら知っておきたい、毎日の掃除が楽になりそう、などと読む気になるはずです。タイトルに「必見!」「知らなきゃ損!」などと入れることで、読者の注意をひきつけることもできます。ただタイトルを作成するのではなく、読者の心に響く書き方をすることが大切です。

さらに、トラベルコラムなどであれば、読者が持っている逆のイメージをタイトルにすると読んでもらえる確率も高くなります。例えば「おいしいイギリス料理」「南米で助けてもらった話」などです。一般的に、イギリス料理は美味しくない、南米は治安が心配なところも少なからずある、というイメージがあるなか、当たり前のイメージを逆手に取ったタイトルにすると、興味を持つ人もたくさん出てくるでしょう。タイトルを作成する際は、ぜひ参考にしてみてください。

読者のためになる内容を盛り込む

毎回、読者にとってためなるような内容にすることも、読んでもらうポイントになります。役立つと思われたら他人にシェアされることで、購読者がどんどん増えていきます。例えば、老若男女、ダイエットや健康に関心を持つ人は少なからずいるでしょう。料理のマガジンであれば、ダイエットに効く食べ物、旅のマガジンであれば旅太りしないコツなどを盛り込むと、読者のためになるはずです。
しかし、ためになる記事を書くには、下調べも念入りに行わなくてはいけません。取材をする、インターネットで調べる、図書館の本で調べるなどして、内容の濃い記事を目指しましょう。ただ「〜を摂ると痩せます、積極的に食べましょう」だけでは、内容が薄っぺらい、読んでいてつまらないと思われかねません。ダイエットコラムでは「食物繊維には腸の働きを良くし、体内から不要物を排出する働きを促進するため、痩せやすい体質へと導いてくれます」など、説得力のある文章を心がけることが大切です。毎回、読者のためになる内容を掲載するようにすれば、それを目当てにメルマガを読もうという人も出てくるのではないでしょうか。

なるべく明るい内容を心がけて!

内容が暗いメルマガばかりだと、開くのも嫌になります。例えば、病気のリスクについて書かれたメルマガなどです。これが毎朝送られてきたら、たまったものではありません。もし病気についてのメルマガを書くのであれば、病気にかからないために実践したい健康法など、なるべく明るめの内容にしましょう。

特に気をつけたいのは、朝にメルマガを配信する場合です。1日の始まりを暗い内容でスタートしたいという人はいないでしょう。朝の通勤電車で読んでいてぱっと気持ちが晴れて、今日も1日頑張ろうと思えるような、明るい内容にすることを心がけたいものです。例えば、朝から「セール価格!旅に行くなら今!これを機にリフレッシュに出かけませんか?」という内容で送られてきたら、気持ちが高揚する人もいるでしょう。仕事を頑張って週末はちょっと出かけてみようかな、楽しそうと、ポジティブになれるはずです。受け取った読み手が良い気分になるような内容を心がけることも大切なのです。「メルマガを読めば元気をもらえる」と読み手に思わせることができれば、つい開きたくなる分、開封率もぐんとアップするかもしれません。

書き方のポイントは読者への思いやりそのものである

興味をそそるタイトルや役立つ情報、気分が明るくなる内容だと、毎回読むのも楽しくなるはずです。自分が書きたいように書けばいいじゃないか、という人もいるかもしれませんが、読み手にどう受け取られるか、読みたいと思えるかどうかを気にする必要があります。得意とする分野の車の種類についてなど、マニアックなことを書いたとして、自分はおもしろいと感じていても、読者にとって何のためにもならないようでは読んでもらえません。書く際には、どのようなタイトルならメルマガを開こうと思えるか、どのような内容であれば読む気になるか、読み手を思いやって書くことが大切です。トレンドを押さえて書くのなら、巷ではどんなことが流行っているかなどの情報収集も必要になってくるでしょう。

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みんなの感想文

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  • 全体的に参考になりました。その中でも特にタイトルの付け方について具体的なアイデアが書かれており、十分に参考になると思います。さらに「明るい内容で」というアドバイスは心に響きました。私はネガティヴな内容を強く書いてしまう癖があるので、気をつけたいと思います。
  • どんな文章でもタイトルや最初の書き出しの部分が大切だということは理解できます。タイトルに惹かれて読みすすめたり、逆に最初がつまらないと最後まで読む気がしなくなる場合も多いからです。読み手の立場になって書くことが大切なんだと思います。
  • そういえばメールはまず件名が目に入るな、と気付かされました。ブログなら記事も一応表示されますが、メールでそれはありません。開かれなければ決して読まれないのです。つまりそれだけタイトルの重要性が高いということです。それ以外の部分も参考になりました。
  • 思わず読み手が読みたくなるような文章を書くための秘訣が記載されていて、とても勉強になります。特にまず最初のタイトルへのこだわりがとても大切であることがわかりました。この部分がメルマガの顔になるのでとても大切です。
  • よく観察し調べられていると思います。確かに興味をそそるタイトルや、おっ!と思うような意外なものだと読みたくなります。途中で飽きずに最後まで読むための心得として活用できそうです。普段のメールにも使える内容で為になりました。
  • 作文は苦手ですがライティングの仕事をしたいと思っている私にとっては、人の目を引き付けるタイトルと分かりやすい内容が特に大事なんだと改めて確認できました。自分も読み手も楽しくなるような文章を分かりやすく書けるように努力します。
  • メルマガは普段の自分はあまり書く機会がないですが、こちらの記事でメルマガを書く時のコツを色々と理解することができました。やはりメルマガの場合は思わず読みたくなるように、タイトルに「!」の文字を付けるのが大切なようですね。内容を明るくする事も忘れないようにして、これからはメルマガを書こうと思います。
  • 読者のためになる内容を盛り込むという段落での説明文の書き方について非常に共感できました。自分を様々なライティングを行っていますが、果たして読んでくれる方への配慮は出来ているのかどうかもう一度再点検してみようとも思いました。
  • メールマガジンにもメールマガジンならではのテクニックが多数存在すると知れて目からウロコでした。毎回購読したくなる読者の心に響く文章のテクニックは他の分野に通じる部分もたくさんあり、とても勉強になりました。
  • メルマガというと難しいものと考えていたのですが、ちょっとした気づかいがあれば良いものを作れることが分かりました。持ち良く読んでもらえることが大切で、明るい話題やトレンドの話題についても提供すると良いと知りました。
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