こぶたの鉛筆の記事執筆で気付いたことと書き方のコツについて

こぶたの鉛筆の記事執筆で気付いたことと書き方のコツについて

こぶたの鉛筆の記事執筆を始めて約8ヶ月、月平均2,3本の執筆を続けて気付けば掲載数が20記事以上になっていました。文字数にすると大体35,000文字くらいだと思います。最近はライターにアンケートした結果から生まれたテーマ依頼も増えてきましたが、今回は「こぶたの鉛筆はどのようなことに気をつけて書いているか」というものでした。そこで、今回は私個人がこぶたの鉛筆で気をつけていることや気付いたことなどをまとめてみます。

執筆テーマは主に「解説型」と「指南型」のふたつ

こぶたの鉛筆の執筆テーマは大きく分けてふたつあり、「フリーランスと個人事業主の違いについて解説」のような何かしらの事柄を解説するものと「あなたが執筆時に気をつけていることを紹介」のような指南型のテーマのものがあります。前者はいわゆるキュレーションで、情報収集から始まります。それに対し後者は自分の経験が記事に直結するので、ネット検索での情報収集は基本的に行いません。

さて、ただ調べてまとめるのと自分の経験そのものを記事に書き起こして指南するのと、皆さんはどちらの依頼の方を難しいと感じますか?私は後者の方が難しいと感じます。調べる手間がないのは利点ではありますが、自分の知識経験を文章に起こして「新人ライターのための教科書」にするのは意外と難しいものです。そしてキュレーションとの明確な違いは「正解がない」ということです。事柄の解説ならば基本的に正解がありますが、こういった指南型の依頼には決まった正解がありません。好きに書けるというのは、裏を返せば「全て自分で決めなければならない」ということでもあるのです。

依頼がテーマだけの場合、見出しと構成の決め方は?

プラチナライター試験のライティングも自由テーマなので、自分で記事構成を考えられるのはプラチナライターとして必要な能力の一つでもあります。こぶたの鉛筆での記事のまとめ方は以下の流れが基本です。

  1. テーマについて調べる
  2. 集まった情報を内容別に3から5の段落に分ける
  3. 段落の分け方は「基礎」「応用」「まとめ」を軸にする
  4. キーワードを意識してキャッチーな見出しにする

テーマが「フリーランスについて」であれば見出しやタイトルにも同じようにキーワードとして使用するのが効果的です。これはキーワード検索で上位表示されやすくするためのSEO効果を狙ったものとなります。しかしどの見出しにも同じキーワードを乱用するのは逆効果なので注意しましょう。これはこぶたの鉛筆での執筆に限った話ではなく、どの記事にも等しく言える基本的なルールです。

そもそも調べ方はどうすれば?

上の段落を読んだ方はおそらく「具体的にどうすればいいんだよ!」と思うことでしょう。これに関してはテーマごとに違ってくるのでなんとも言えない部分がありますが、どのテーマであっても使える手段があります。それは「サジェスト」です。検索エンジンで検索窓に入れたキーワードに関連するワードを予測で表示してくれるありがたい機能で、テーマ検索において非常に便利です。

サジェスト

テーマとなっているワードをそのまま検索しているだけでは、内容が一辺倒になって1,500文字埋まる頃には薄っぺらい記事になりがち。記事内容に多様性を持たせる上でサジェストはとても効果的となります。

画像の選び方はどうすれば?

こぶたの鉛筆ではあらかじめ指定された複数のフリー素材サイトから記事画像を自分で選ぶ必要があります。記事一覧で表示されるので、記事の顔とも言うべき最も目立つ部分です。基本的には記事の内容に合った画像を選びますが、その画像の探し方が一番重要ですよね。つまり記事の資料と同じように画像も「検索する」のです。

例えばPCやプログラミングがテーマであれば機械系の画像をそれに関連したキーワードで探し、「フリーランス」がテーマであれば「フリー」という言葉から連想される自由さを表現した画像(平原でバンザイしている画像など)を探すのが効果的です。しかし資料と違って、記事テーマのキーワードをそのまま検索しても適した画像なんて出てくるはずありません。ネット全体を検索できるGoogle画像検索ならともかく、フリー素材サイトにある画像は限られています。求める画像を探すには画像の雰囲気や背景などを連想してキーワード化する腕が必要となるのです。

こぶたのまとめ

  • テーマのみの依頼は難易度が高いが、プラチナライターには必要な技量
  • 調べる時はサジェスト機能を活用
  • 画像の検索は求める要素をキーワード化して行う

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みんなの感想文

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  • 文章を作る際の基本的なことが紹介されている記事でしたが、非常に役に立ちました。基本的なことですが、実際にライティングをする中で意外と見落としがちなこともあり、しっかりと意識しながら文書を作りたいと思います。
  • 冒頭に書かれていることは基本的な心構えについてだったので、「まだ記事を書いたこともない人向けなのかな?」と思いましたが、後半になると検索エンジンの活用など、非常に有効な情報があり、引き込まれていきました。全体としては参考になりました。
  • いつも参考にしている「こぶたの鉛筆」ですが、それを書いている人本人の気づきを読むことが出来て非常に面白かったです。「こぶたの鉛筆」に記事を投稿できるようなスゴイ人が紹介することなので、間違いないのだと思いますし、どんどん実践したいと思います。
  • 記事を書くためのキーワードの検索の仕方や、画像を選ぶコツなどがかかれてあって、とても参考になりました。キーワードについて検索しても、同じようなものしか出てこず困っていたので助かりました。字数の多い記事を書く時など、この記事で学んだ事を活かしたいと思いました。
  • ただ漠然と記事を作成するのではなく、検索を意識して見出しを作ることや記事を効果的に伝える画像の選び方など記事を作る上で留意すべき点がわかりやすくまとめられていると思いました。特にテーマの検索についてのサジェスト機能を使用すると効率的に情報を収集できると感じました。
  • ライターの方がテーマに沿った文章を書く時にそのテーマの情報や画像などを集めます。その時にどうすれば一番効率がいいのかよく理解できました。ネットで文章や画像を調べる時には色々な方法がありますが、ライターは文章だけでなく画像選びもうまくないと駄目ですね。
  • 今までは、ライティングを始めたばかりで闇雲にまとめていました。記事を読んで、書き方の基本がまだよくわかっていなかったのだなと実感しています。特に、CEO効果を狙ったキーワードの使い方についての情報は、目から鱗でした。
  • 記事の作成には気を使っていましたが、このように分類すれば分かりやすいです。構成を考えてから書き始めればぶれることはないし、あらかじめ調べておけば迷うこともありません。これからは準備をしてから書き始めようと思います。
  • 記事依頼がテーマだけの場合、方向性に迷いなかなか進まないことが多いため、文章のまとめ方を示してくれる点が参考になりました。この記事に書かれているまとめ方に限らず、記事の方向性が漠然としている際に自分なりにまとめ方を決めておくとライティングが進めやすくなると思いました。
  • 内容が少し難しく、初心者の私には分かりづらかったです。キーワードの選び方や選んでいるときに何をポイントにしているか知りたいです。自分のライティング力を上げて、文章を書くことになれたらまた読んでみたいと思います。
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