確定申告が初めての方へ、声を大にして言いたいこと

ライター名：よめたん
プラチナライター歴：1年4か月

ライター活動を始めて間もないなら、確定申告も初めてかもしれません。私はライター歴も来年で5年目に入るし、税理士事務所で働いていた経験もあるので、手続きは一通り自分でこなせます。しかし、確定申告が初めてだという方なら、「何をすればいいのかわからない」と困ってしまうでしょう。それでも、確定申告の準備は早めに始めてほしいです。理由をいくつか説明しましょう。

まず、確定申告が必要にもかかわらず、確定申告をしなかったら、ペナルティが課せられます。「無申告加算税」と「延滞税」といって、確定申告書を期限通りに出さず、結果として税金を納めるのが遅れた分の利息がかかるのです。本業でライターをしているなら年間38万円以上、副業でライターをしている（本業は別にある）なら年間20万円以上の報酬を得た時点で、確定申告が必要になります。

自分の1年間のライター収入を把握し、「自分は確定申告をする必要があるのか」は判断しておきましょう。

次に、所得税の場合、確定申告は2月16日から3月15日に行うことになっています。この期限に遅れると、先ほど触れた無申告加算税と延滞税がかかってしまうので、気をつけてください。

自分だけで確定申告をできる自信がないなら、税務署に早めに行き、一度相談してみるのをおすすめします。ちなみに、税務署や特設会場は、確定申告の期限が近づけば近づくほど、混雑します。場合によっては、確定申告だけで半日予定が埋まってしまうこともあり得るので、気をつけましょう。

また、税務署に行かなくても、国税庁のホームページに必要な情報は一通り書いてあります。さらに、「確定申告書等作成コーナー」を使えば、画面のガイダンスに従って情報を入れていくだけで簡単に申告書ができるので、ぜひ活用してみてください。

なお、確定申告書には、マイナンバーを必ず記載しなくてはいけません。既にマイナンバーカードを申請している方はそれを見て、申請していない方は通知カードを見て、忘れずに書き入れておきましょう。