ライター活動と並行して「企画書」を作れるようになろう!

ライター名:Ant
プラチナライター歴:2年8カ月

なぜ企画書が必要なのか

経験則からいって、ライター活動を本格的に続けていくなら「企画書」を作る力が必須です。おそらく、取材やインタビューを申しこむとき、多くのライターさんはクライアントから企画書を渡されるのではないでしょうか。そして、それを取材先に送って許可をもらうイメージです。ただ、この方法は「仕事をクライアントからもらえる」ことが前提となっています。ライターとして独り立ちするには、自ら仕事を見つけなければなりません。そうなると、当然、企画書も自分で作る必要が出てきます。

企画書の有無で、取材先の対応は180度変わります。完成度の高い企画書を見せたあとで、取材先の態度が軟化したことも少なくありません。また、企画書は熱意の証です。取材先には貴重な時間を割いていただくわけですから、ライターも「絶対にいい記事を書く」との思いを見せるべきです。それに、取材先から「まずは企画書をください」と言われたときに、すぐに用意できないとチャンスは逃げていきます。取材を始める前には企画書を作る習慣を身につけたいものです。

企画書には何を載せればいいのか

「掲載媒体」「企画・記事タイトル」「企画内容」あたりが企画書の基本的な項目となります。また、ライター自身のプロフィールを載せておくと、取材先の不信感も薄まるでしょう。ただ、私が最も大切だと思う項目は「取材目的」です。何のために取材をしたいのかがはっきりしていないと、取材先が嫌悪感を示す場合があるからです。

以前、和菓子をテーマにしたアニメが流行したとき、私は老舗の和菓子店に取材を申し込みました。ところが、店長は企画書を見るなり「これでは思いが伝わらない。取材は断る」と怒ってしまったのです。私はクライアントにもらった企画書をそのまま使っており、その内容は「アニメに便乗して読まれる記事を作りたい」以上の内容はありませんでした。クライアント側の都合を押しつけるだけで、和菓子業界へのリスペクトが足りていなかったのです。私がもう少し気が利いていて、取材先に合わせて企画書の内容を書き換えるなどしていたら防げていたと思います。それ以来、企画書の重要性を意識しながら仕事をしています。

こぶたからのひとこと

取材の時に企画書って大事なんだね!
相手に「受けてもいい」と思ってもらうためにも、
人を動かすような企画書を作る力、身につけたいね!

サグーワークスでは、ライティングの独自テストに合格したライターを「プラチナライター」と呼んでいます。
プラチナライターになると、プラチナライターのみに公開されている高単価の案件を受注することができたり、記事の改善点を知ることができたりと、収入アップ・スキルアップを実現することが可能です。テストは無料で、何度でも挑戦できます。

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