マイナス思考から卒業したい

ライター名：syoko
プラチナライター歴：2年10カ月

私は、典型的なマイナス思考の持ち主です。そのため、自分の身になにかが起きると悪いほうに考えてしまうのです。また、複雑な思考が苦手なため、未処理データが頭のなかに残っていると混乱するのもしばしば。さらに、気になったことは、すぐに片付けないと落ち着かないのです。実際、目の前の課題が解決した瞬間、今まで気になっていたことが忘れられます。しかし、そういった性格のおかげで、締切り間際になってから慌てずに済んだことも少なくありませんでした。

わざと「心配ネタ」を持ち込んでしまうのも私の悪いところです。取るに足りないことを延々と心配し続けるのも日常茶飯事。もちろん、次の心配ネタを探すことで、それまで気になっていた問題が「上書き保存」により忘れられる仕組みです。しかし、年がら年中このような調子です。そのため、お金に困ることはあっても、心配ネタには一生困らなそうです。また、このような性格はそう簡単には直らないと思っています。

ただ、このような性格を人に悟られると、相手がストレスを感じてしまうかもしれません。そうならないためには、顔には出さないように努力しています。また、プライベート面では、超プラス思考の人と接するようにしています。元気な人と接するとこちらも元気になれるからです。もちろん、自分と正反対の性格の人もいるので、その人の考え方に合わせることでイライラすることも少なくありません。そんなときは、相手の良い面だけを吸収するように意識しています。

このようにマイナス面ばかりの私ですが、この記事を書きながらプラス面を見つけることができました。小さいころから人一倍不器用だった私ですが、コツコツとした作業は全然苦にはならなかったのです。そのおかげで忍耐力が身に付いたと思います。ライターの仕事をするためには膨大な資料収集が不可欠です。しかし、そのなかで役立つのはほんの一握りというケースも少なくありません。それでも、あまり苦痛ではないのです。また、うまく表現できずに落ち込むときはとことん落ち込みますが、その都度、立ち上がってきているので不思議です。

気になったことはすぐに解決したいため、クライアントとの迅速な「報連相」は徹底してきました。そうすることで解決の糸口がつかめます。在宅ワークは地道な作業だけに、ひとりで悩まないことが大切ではないでしょうか。サグーワークスと出会い、運営事務局の的確なサポートを大変うれしく感じています。また、承認スタッフの細かなチェックに感謝することも少なくありません。1つの記事を世に送り出すために、多くの人が関わっていることを実感するひとときです。マイナス思考の性格そのものを変えるのは難しいかもしれません。しかし、自分の性格を把握したうえで、上手に付き合っていけるように努力していきます。