先延ばしをやめたい！やるべきことを今やる方法とは？

webライターをやっていると、いつも記事作成を先延ばしにして締め切りぎりぎりで仕上げる羽目になり、改善したいと考えることもあるでしょう。早くやらなければいけないとわかっていても、ついつい明日に先延ばしにしてしまうという傾向があると自覚している人の中には、真剣に先延ばしをする気質を変えたいと考えている人もいるはずです。

そんな人のために、先延ばししてしまう理由を分析したうえで、やるべきことを先延ばしせずに今できるようになる方法についてお伝えします。

やるべきことを先延ばしにしてしまう理由

やるべきことを先延ばしにしてしまう傾向がある人のなかには、先延ばししない方がよいとわかっている人もいます。しかし、目前の苦しい作業を避けるために先延ばしを正当化する理由を考え出し自分自身を納得させているケースも多いです。

例えば、納期が1週間先の記事について早く取り掛かった方がよいと思っていても、「ぎりぎりまで追い込まれた方が集中力が増して良い記事が書ける」と考えたり、「ぎりぎりまで時間を使って詳しく調べてライティングするべきだ」といった理由を考え出したりします。

こういった考え方をすることによって、締め切りぎりぎりまで先延ばしすることを自分で納得させてしまうのです。人間の脳にある前頭前野は言い訳を考える達人だといわれています。ついつい先延ばしにする原因は、自分自身で先延ばしを納得させる理由を考えていることにあるということです。

もちろん、健康上の理由や経済的な理由、家族の理由などで先延ばししなければならないケースもあります。しかし、それ以外の場合でも先延ばしする傾向がある人は、自分で理由を作り出して納得しているという心理的なプロセスと一度向き合ってみることをおすすめします。

人生を想像し残された時間は意外と短いことに気づこう

今やるべきことを先延ばしせず、すぐに取り組めるようになるためのおすすめの方法は2つあります。

1つは、自分の将来を俯瞰して、残された時間がどれくらいあるのかを想像して今という時間がどれほど大切なのかを自覚する方法です。将来のことをゆっくり考える時間があまりないという人もいるかもしれません。しかし、先延ばしをする傾向を変えたいという人は、じっくり自分の将来について考えてみることをおすすめします。

将来を俯瞰し想像することによって、残された時間は意外と短いということに気づくはずです。毎年発表される厚生労働省の簡易生命表によれば、20歳代の人は約60～70年、30代の人は50～60年ぐらいの余命がありますので一見すると長い期間があると感じるでしょう。しかし、自分の今の年齢は二度とやり直すことはできません。将来を見渡すことで、今できることが将来もずっとできるという保証はないということがわかってきます。そうすると、今この瞬間に全力を尽くす大切さに気づき、先延ばしをすることがもったいないと思うようになってくるのではないでしょうか。

やる気を出すポイントは「まず手を付ける」こと

人によっては、将来を俯瞰して今の大切さを実感するというのが難しいという人もいるでしょう。今という時間が大切だということはいやというほどわかっている人もいるかもしれません。そういった人は、先延ばしをしない2つ目の方法を試してみるとよいでしょう。

その方法とは、ほんの一部でもまず手を付けることです。webライターの仕事に置き換えれば、記事の構想を考えたり、導入文を作成したりすることです。ほんの少しでも手を付けることで、先延ばしするよりもこの勢いで今終わりまでやった方が楽だ、という意識に変わってきます。

つまり、少し手を付けることで先延ばしが楽な選択肢ではなくなるのです。心理的な要素が強いため、すべての人に当てはまるとは限りませんが、簡単にできる方法ですので、先延ばし体質を改善したい人は試してみることをおすすめします。先延ばしせず今やるべきことができるようになれば、常に余裕を持ってwebライターの仕事ができるようになり、よい文章が浮かぶようになるでしょう。