世間の誤解をとくために書きたいのは「誰でも書ける批評入門!」

ライター名:Ant
プラチナライター歴:2年7カ月

批評についての誤解を解きたい!

私はずっと「批評についての文章」を書きたいと思っていました。なぜなら、日本において批評と言う言葉が非常に誤解を受けていると感じるからです。映画や本について少しでも熱く語ろうとすれば、「批評家ぶっちゃって」と笑われてしまった経験がないでしょうか。ちなみに、私はあります。批評がこのように白い目で見られるのも「批評とは、作り手でもない人間が勝手に優劣をつけるもの」との思い込みがあるからです。

本来、批評とは「良い・悪い」「面白い・つまらない」の二元論で終わる文章ではありません。むしろ、世の中のあらゆる物事は二元論で語りきれないことを証明するための文章です。批評を読むことで、人は作品や出来事とより深く関われます。そして、主観的な感想だけにとらわれず、いろいろな見方を受け入れてみようと考えられるはずです。少し極端かもしれませんが、私は批評的な視点を持っている人が集まる場では、無益ないさかいなど起こらないと信じています。

批評は誰でも書ける!

とはいえ、やはり「批評」といわれると身構えてしまう読者が多いのは事実ですよね。そこで、「誰でも書ける批評入門」のような記事が書ければ、批評と一般読者の間にある溝を埋められるのではないでしょうか。実際、批評を書くのに高尚な文章力は必要ありません。専門的な知識がなくても批評は書けます。こうした導入で読者に批評への苦手意識をクリアしてもらいつつ、批評の楽しさを知ってもらえたらと思います。

そして、難解な文芸作品や時事問題をお題にするのではなく、「家事の進め方」「好きなテレビ番組」など、誰でも共感できるお題で批評を書いてみることをおすすめします。「批評なんてしなくても、楽しいものは楽しいだけでいいじゃないか」という人もいるでしょう。ただ、身の回りの物事をより楽しみたいなら、批評眼を身につけるべきです。批評とは、今まで見えていなかった部分を見つけ、物事をさまざまな角度から面白がるための方法なのですから。すぐには難しくても、いつか媒体があればこういう記事が書きたいです。

こぶたからのひとこと

ぼくもそういえば批評については詳しく知らないな~。
学校でも習わないもんね。
論理的な思考が身に着きそう★

サグーワークスでは、ライティングの独自テストに合格したライターを「プラチナライター」と呼んでいます。
プラチナライターになると、プラチナライターのみに公開されている高単価の案件を受注することができたり、記事の改善点を知ることができたりと、収入アップ・スキルアップを実現することが可能です。テストは無料で、何度でも挑戦できます。

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