子供のころの気持ちがよみがえる!ある黒い馬の物語

ライター名:mk
プラチナライター歴:2年7ヶ月

昔夢中になって何度も読んだ本、長い間その存在を忘れていたという経験はありませんか。私は小学校の図書館で見つけた、馬の絵が描かれたカバーが素敵なので手に取った「黒馬物語」を何十年ぶりにふと思い出して読んでみました。「黒馬物語」は、あるイギリス人の女性作家が生涯唯一の作品として残した児童文学です。何度か映画化されていることも最近知りました。

この作品の特徴は、主役の黒馬が人との出会い、別れを繰り返す様子を馬の目線で語っていることです。馬の目を通した当時のイギリスの暮らし、馬が置かれた辛い状況、つかの間の幸せな状況を淡々と語るように進んでいきます。幸せな牧場に生まれた黒馬は、人間の事情で大切にしてくれた人々と引き離されてしまいます。最終的にぼろぼろになっていたところを、仔馬のときにかわいがってくれた牧場の人が偶然見つけてくれて、幸せな余生を送ることになります。途中どんなに辛い目にあっても、最後はハッピーエンドなのでほっとします。

私はこの本を読んだ後、生き物に対するいたわりの気持ちがかなり薄れていたことに気づきました。大人になってこの本を改めて読み返してみると、私が子供のときに純粋に思っていた、言葉を発しない生き物に対して優しくするべきだという気持ちがはっきりよみがえってきました。そのため、数年前から少しずつ取り組んでいることを、将来もっと発信したい、ライフワークのひとつとして関わっていきたい、という思いがさらに強くなるきっかけになっています。

また、ライティングを通してただポイントが欲しい、ではなくしっかりした文章を書いて将来自分の言葉で発信するためのトレーニングととらえることができるようになりました。さらに、ポイントの一部は惜しみなく生き物に役立てるために使いたい、という気持ちに変わってきています。

子供のころ、なぜか好きで何度も読み返した本は、過去の自分がどのような考えをしていたかを思い出させてくれるのですね。もし、今なんとなくやりたいことが分からない、悩んでいるなどの気持ちがある人は、昔好きだった本を読んでみると新たな発見があるかもしれません。

こぶたからのひとこと

>何十年ぶりにふと思い出して読んでみました。
mkさんにとって今がきっと、その本を必要とするタイミングだったのかもしれないね~
過去の自分の夢とか想いを思い出すことって、そもそも自分は何がしたかったのか?ってところに立ち返るきっかけになるよね。

サグーワークスでは、ライティングの独自テストに合格したライターを「プラチナライター」と呼んでいます。
プラチナライターになると、プラチナライターのみに公開されている高単価の案件を受注することができたり、記事の改善点を知ることができたりと、収入アップ・スキルアップを実現することが可能です。テストは無料で、何度でも挑戦できます。

こぶたの鉛筆 > プラチナライターに挑戦する

この記事をシェアする

ページトップへ戻る