自分のリーダー像に大きな影響を与えた一冊

ライター名:tkayukmi
プラチナライター歴:2年1カ月

今回のテーマである私に影響を与えた本で紹介するのは、スターバックスやザ・ボディショップなどでCEOを務めた経歴を持っている岩田松雄氏が書いた本です。タイトルは「ついていきたいと思われるリーダーになる51の考え方」という本で、読んでいることを周囲に知られると少し恥ずかしい題名かもしれません。私がこの本に出合ったのは5年前ぐらいです。当時の私は半官半民の公共団体に所属していたのですが、他の団体からの出向者も多いせいか、心から尊敬できる上司がいませんでした。

自分も30代になり、役職が上がり部下を抱えるにあたって「なんとなくこんな上司を目指したいな」というイメージはありました。しかし、実際に組織内にそのような人がいないので、イメージに対してイマイチ自信が持てなかったのです。そんな折、ふとした拍子に訪れた本屋さんでこの本に出合って思わず衝動買いをしてしまいました。普段、ほとんど本を読まない私にとって衝動買いをする自分に驚くぐらい、この本に書いてあることが自分のイメージ通りで衝撃的だったのです。

この本に書いてあるリーダー像は、決してカリスマ性のある「俺についてこい」というようなものではありません。むしろ、部下に対して弱音を吐くような一見すると頼りないと思うような人物です。

しかし、すべての物事において上司が部下の意見を聞かずに一方的に指示を出していたら、将来的に組織はどうなるでしょうか。よほど上司にカリスマ性があり、ほとんど失敗をしないような人であれば、その人物が在職中は上手く組織が回るかもしれません。ただし、上司の指示に従うだけの部下はいずれ自分で考えることをやめてしまい、指示を出してくれる人間がいなくなると何もできない人材になってしまうでしょう。

また、たとえ上司であっても間違っていることは素直に認め、困っていることがあれば部下であろうと相談するような姿勢を見せる上司のほうが親近感がわくのではないでしょうか。結果的に、上司が抱えている課題を自分達の問題だと考えてくれて、こちらが指示をださなくても部下たちだけで積極的に解決に向かって努力をしてくれます。

この本には私が考えていた「部下に積極的に相談する」「悪いことは素直に認めて、目標に向かって努力していく一体感を重視する」というリーダー像に近いものが書かれています。副業としてサグーワークスを利用している人のなかには、普段働いている職場でかつての私と同じように尊敬できる上司がいないという人もいるでしょう。そのようなときは、無理に社内で尊敬できる人物を探さずに「この本に書いてあるような人物に自分がなろう」と思えるような本を探してみるのも一つの方法ではないでしょうか。

こぶたからのひとこと

人がついてくるリーダーになるための本なんだね!
確かに良いリーダーになるためには、自分がいる間だけ組織がうまくいけばいいって考えるんじゃなくて、
自分がいなくても部下が自分で考えられるようにするべきだね★

>無理に社内で尊敬できる人物を探さずに
>「この本に書いてあるような人物に自分がなろう」
>と思えるような本を探してみるのも一つの方法ではないでしょうか。
うんうん、そうだね★その方が建設的だね!

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プラチナライターになると、プラチナライターのみに公開されている高単価の案件を受注することができたり、記事の改善点を知ることができたりと、収入アップ・スキルアップを実現することが可能です。テストは無料で、何度でも挑戦できます。

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