ポイントサイトは確定申告不要？確定申告が必要なのはこういうとき！

お給料以外の収入がある人にとって、2月から3月にかける時期は落ち着かないものでしょう。

それは確定申告に追われるため。最近ではネットからでも確定申告ができるようになってだいぶ手間が省けるようになりましたが、それでも大変なものは大変。そして確定申告が必要かどうか迷う場面があるのもまた悩ましいものです。

そこで、宝くじやポイントサイトのポイントなどの収入は確定申告が必要なのか？まとめてみました。

宝くじは確定申告不要！でも競馬や競輪は要注意！

宝くじで１億円！などは誰もが一度は夢見ることでしょう。しかし、当選金に税金がかかるとしたら結構な金額が税金として取られるとは思いませんか？

しかし、ご安心ください。宝くじの当選金については非課税所得として扱われることが法律上決まっているのです。そのため、高額当選したとしても、確定申告の必要はありません。

しかし、注意が必要なのは競馬や競輪の当選金。同じ当選金であっても、こちらの場合は課税所得として扱われます。そのため、高額当選した場合にはきちんと確定申告をしないと追徴課税される可能性があります。

同じ当選金ですが種類によって扱いが異なるというのは覚えておくと良いでしょう。

ただし、宝くじの当選金には税金がかからないからといって油断してはいけません。もしその当選金を他の人にあげようと思った場合、そのお金に対してはしっかりと贈与税が課せられるのです。

贈与税の控除額は110万円です。決して安い金額ではありませんが、1億円などと比べれば微々たる金額です。そのため、高額当選したからといって恩人に大金を渡そうとすると思わぬ税金でお金がごっそり減ってしまう可能性もあります。

宝くじには税金がかからないのはそうなのですが、人にばらまくのは考えものだと言えます。

ポイントサイトのポイントは人によって異なる

ポイントサイトで集めたポイントを現金化する方もいるでしょう。そうしたポイントによる収入はどのようにすればいいのでしょうか？このケースの場合、いくつかパターンがあります。

まず、給与所得のある人の場合は、20万円を超える収入がポイントであるならば雑所得として確定申告が必要になってきます。

そして給与所得がない主婦などの場合には、38万円を超える収入が生まれた場合には確定申告が必要になってきます。つまり、裏を返せばそうした金額を超えない場合には確定申告をしなくても良いことになります。

ただし、ポイントサイトひとつあたり20万や38万ではなく、給与以外の収入を合計してその金額に至っていないことが条件です。

そのため、複数の収入源がある方は思いがけず確定申告が必要になっているかもしれませんので注意が必要でしょう。

クイズに答えて税金を払う！？

クイズの賞金や懸賞で当選した当選金などはどうなるのでしょうか？

実はいずれのものも一時所得として課税対象になります。そのため、テレビなどで見ることがある「正解したらウン万円」という場合、しっかりと課税されることには注意が必要です。

もっとも、一時所得の場合も控除枠があるのでそう簡単に課税されることは考えにくいですが、思わぬ高収入に浮かれていると税金に足元をすくわれてしまう可能性があるということは心に留めておくと良いです。

迷うようなら税務署に電話をするのが一番です

収入の種類によっては確定申告すべきか否か迷う場面はきっと多いことでしょう。ましてや思いがけず手にした収入ならば尚更のこと。

しかし、納税の義務は国民に等しく課せられている義務です。

知らなかったでは済まされないのが現実ですので、迷うならば税金のプロである税理士や税務署に問い合わせるのが一番手っ取り早く、かつ確実だと言えるでしょう。

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