妊婦でもOKの求人はあるの?妊娠中の仕事探しのコツ

妊婦でもOKの求人はあるの?妊娠中の仕事探しのコツ

出産後も仕事を続ける女性が増えたとはいえ、妊娠を機に退職する女性はまだまだ多いのが現状です。しかし、妊娠中は妊婦健診やマタニティ用品、出産後はさらにベビー用品や養育費にお金がかかります。そのため妊娠中も働きたいと思う妊婦もいるはず。

ただ、妊娠中の仕事探しは難関が高いのも事実です。そこで、妊婦でもOKな求人はあるのか、どのように探せば妊婦でも働ける仕事が見つかるのかを解説し、先輩ママたちはどうやって妊娠後に仕事を探したのかのアンケート結果も紹介していきます。

妊婦でも求人はあるの?求人を探す前に決めるべきことは?

妊婦の仕事探しで一番心配なのは、妊婦でもOKな求人があるかというところですよね。産休・育休制度や妊婦を守る法律はあるものの、妊娠したら仕事を辞めるものと思っている職場もあるようです。短時間のパートやアルバイトだとしても、妊婦という理由で断られてしまうのではないかと不安になりますよね。

しかし諦めなくても大丈夫です。妊婦でも応募できる求人はあります。ただ探し始める前に、確認しておくべきことがあります。

まず、何よりも大切なのはお母さんと赤ちゃんの健康ですから、体がつらくなるような仕事はできません。妊娠何ヶ月目なのかによって、つわりの状況は変わります。まずは、体の具合と相談しながら、どういう条件で働きたいのかを整理してから探すようにしましょう。週何日働きたいのか、妊娠何ヶ月目まで働くのか、通勤時間の長さはどのくらいまでが許容範囲なのかを決めていきます。

妊婦は妊娠23週までは4週間に1回、24週から35週までは2週間に1回、妊婦健診に行く必要があります。さらに妊娠悪阻や出血などのトラブルがあれば、病院へ行く回数は多くなるため、病院へ行きやすいところの職場であることもポイントです。これらのことを確認した後、妊婦OKの求人を探してみましょう。

探し方いろいろ!ポイントは妊婦でもOKかどうか

仕事を探すのは大変そうなイメージの妊婦。先輩ママたちは実際にどうやって仕事を探したのでしょうか?
アンケート結果を見てみましょう。

妊娠中の仕事はどうやって見つけましたか?

  • 普通に店に貼ってあるアルバイトの紙を見て電話をかけて妊婦でも大丈夫かを確認して。(30代/女性/無職/独身)
  • ネットやスマホなどを利用して、アンケートサイトやライティングサイトに登録して仕事をしていました。(40代/女性/自由業・フリーランス/独身)
  • クラウドソーシングなどで在宅業務を探した。(30代/女性/自由業・フリーランス/既婚)
  • 産後もやれる仕事をと考えていたので、ネットで『在宅ワーク』『初心者』『育児中』で検索しました。(30代/女性/パートアルバイト/既婚)
  • 以前勤めていたコネでパートタイムとして勤めていました。仕事の内容はわかるので、妊娠していても即戦力になり重宝がられました。(40代/女性/専業主婦/既婚)
  • 旦那の知り合いの職場を紹介してもらった。休みや時間など配慮してもらえた。(30代/女性/専業主婦/既婚)

店頭ポスターや知人のつて、インターネットやアプリなど、さまざまな方法で仕事を探しています。

注目したいのがクラウドソーシングサービスやアンケートサイトを始めた先輩ママです。理解ある職場や知り合いのつてがない場合でも、仕事を得ることは可能ということが分かります。「条件に合った職場が見つからなくても、いざとなったら何とかなる」と思えて安心できますね。

妊婦でも働きやすい仕事の条件は?

妊婦にとって働きやすい仕事とは、体をいたわりながらできる仕事です。妊娠中の女性の体は通常から比べるとかなりの変化を起こしますので、思ってもみなかった症状が出てきます。

妊娠初期のつわりはその代表的なもので、胃のむかつきや吐き気をはじめ、匂いに敏感になったりやたらと眠くなったりするものです。妊娠したからといって周りに迷惑をかけたくないと、無理をして働いてしまう人もいるでしょう。しかし、体が辛くなったらすぐに休むことが大切です。

つわりはひどくても赤ちゃんへの影響はないと言われています。しかしあまりにも具合が悪くて水も飲めなくなる妊娠悪阻の状態になると、治療が必要になることもあります。そのため、あまりに忙しかったり重労働だったりといった仕事は避けたほうがいいでしょう。妊婦は下腹部痛やお腹のハリに気をつけなければならないため、あまり重いものは持てません。

また、妊娠中期以降はお腹が大きくなるにつれて下半身がむくみやすくなりますので、立ちっぱなしの仕事もつらいようです。座りながらできる仕事は、事務やコールセンター、作業場での軽作業など。また、在宅ワークは座りながらできるうえに休憩も自由に取れるのでおすすめの仕事と言えます。

妊婦の仕事探しのコツは?

家族や知人のつてを頼って仕事を探すと、うまく見つかりやすいようです。妊娠していることを分かったうえで雇ってもらえるので、妊婦にとって働きやすい環境であることが伺えます。

また、以前勤めていた職場の人と連絡を取り合っているようなら、出産するまでの短期短時間アルバイトとして雇ってもらう方法もあります。仕事を一から覚えるのは大変ですが、以前やっていた仕事なら新しく覚える必要はありませんし、慣れている職場なら安心できるのではないでしょうか。

もし家族や知人のつてがないようなら、派遣に登録して短期で仕事をすることもできます。1日だけの仕事から3ヶ月契約の仕事までいろいろありますので、一度派遣会社に相談してみましょう。

また、周囲に気兼ねせず仕事をしたいのであれば在宅ワークがおすすめです。在宅ワークとは家でする仕事のことです。在宅ワークは勤務時間は決まっていないことが多いので、妊婦にはうってつけです。

インターネットで「在宅ワーク」と検索すると求人サイトがたくさん出てきますが、すぐに仕事を開始したいならクラウドソーシングが良いでしょう。簡単な仕事なら登録から仕事開始まで10分もあれば終わりますよ。

クラウドソーシングで仕事をするならWebライターがおすすめ

在宅とはいえ、体調によって仕事ができな場合があるため時間や日程の調整がしやすく、作業の負担ができるだけかからないものがいいですよね。
そんな方には、このサイトでも紹介している、Webライターのお仕事がおすすめです。

Webライターの仕事は、スマホなどで読んでいるWeb上にあるような記事を書くお仕事です。
仕事内容もいろいろあり、美容系や生活系のお仕事など、未経験でも書きやすい仕事もたくさんあります。

文章に自身がないと感じる方も、200文字くらいからと書きやすいお仕事も選べます。Twitterが140文字ですのでそれより少し多いくらいですね。

実際の仕事内容は下図です。この中から気になった仕事を選び、仕事をするという流れになります。

ライターの仕事

1pt(ポイント)=1円

この形式の仕事であれば、時間が空いたときや、働けそうなときに働きたい時間だけ仕事をすることが可能です。

実際に働いている人の2019年2月の報酬です。

まとめ

妊婦の仕事探しはハードルが高いように思えますが、探し方のコツさえ押さえれば見つけることは可能です。

妊娠したことによって体に負荷がかかりやすくなったのは事実ですが、だからといって仕事ができなくなったわけではありません。元気な赤ちゃんをお迎えするためにも、お金はないよりあったほうがいいですよね。仕事をしていたほうが気晴らしになることもあります。来る出産に向けて、前向きに無理なくお仕事を見つけてくださいね。

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【アンケート概要】
調査地域:全国
調査対象:【性別】女性 【年齢】20 – 29 30 – 39 40 – 49
調査期間:2016年12月06日~2016年12月12日
有効回答数:100サンプル

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