web記事は雑誌の記事と違う!?

ライター名:カキコ
プラチナライター歴:10カ月

熱心な読者がいる雑誌とは異なり、web記事にはさまざまな目的で読み始めた人が含まれます。それだけに、記事の書き方にも違いがあるでしょう。

web記事を書く際には、間口の広いスタンスを心がけることがポイントです。一般的な雑誌では、ライター自身が取材を行い、独自の切り口で記事を展開させています。しかし、web記事では独自に取材は行いません。どちらかといえば、インデックスのような目的で、読者の興味や行動のきっかけを狙っているように思えます。その意味でも、web記事では堅苦しい文体よりも、少し砕けた読みやすさが求められるのでしょう。特に記事の冒頭部分には工夫が必要で、それを逃してしまうと最後まで読み進めてもらえる記事にはなりません。

個人的には、1500文字までの記事を好んで書いています。400文字前後のレギュラー案件も多い中、1500文字は少し長いと感じるかもしれません。しかし、短い文章ほどしっかりとしたインパクトのあるフレーズを盛り込まなければ、記事としての存在価値を上げられません。実際、1500文字を好むのも、少ない文字数でしっかりと読み応えのある文章が書けないからです。

レギュラー案件を担当するときは、短時間に限られた文字数で必要な内容を完成させなければいけません。このまとめる力が身につけば、1500文字はずっと楽に書けると感じます。また、無理に一文で書き切るよりも二文に分けた方が読みやすく、目で追いやすいでしょう。紙に印刷された文字とモニター画面の文字は同じ読みやすさではありません。だからこそ、短文を組み合わせて記事にまとめた方がwebの読者から好まれます。ライティングはとても難しい作業です。なぜなら、読んでもらえる記事か否かで片付けられてしまう怖さがあるからです。

最近、web雑誌に関心を持っています。紙の雑誌とほぼ同じ文面ですが、モニターで読むことに違いがあるのか気になったからです。読んでもらえる記事を書けるように、読みやすい記事を見つけては自分の文章との違いを探すように心がけています。

しかし、違和感を見つけても言い換えるだけの引き出しがないことも事実で、さまざまなメディアを使い語彙やフレーズを増やしたいです。記事を書く楽しさには気づいているつもりですが、まだまだ効率よく表現することができません。一歩ずつ、前に進めるように頑張ります。

こぶたからのひとこと

とても冷静な自己分析と真摯に改善する姿勢、見習いたいな~~。
紙とwebの違いも、忘れがちだけど確かに意識しなきゃだね!

サグーワークスでは、ライティングの独自テストに合格したライターを「プラチナライター」と呼んでいます。
プラチナライターになると、プラチナライターのみに公開されている高単価の案件を受注することができたり、記事の改善点を知ることができたりと、収入アップ・スキルアップを実現することが可能です。テストは無料で、何度でも挑戦できます。

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