電源の使えるカフェをフル活用!ライターに適したノマドワーカーという働き方とは!?

みなさんは「ノマドワーカー」「ノマドカフェ」という言葉をご存じでしょうか? パソコンを持ち歩いて仕事している方なら聞いたことがあるかもしれません。ノマド=遊牧民という意味で、文字通りパソコンを持って遊牧民のごとくあちこち移動しながら仕事をする人のことをノマドワーカ、そうした用途で使えるカフェのことをノマドカフェと呼びます。ここでは、ライター活動をする上で知っておきたいノマド情報をご紹介します。

普段と違う環境で仕事することで集中できて能率も上がった

私が最初にノマドを経験したのは、東京都内でのことでした。取材と取材の間が中途半端に開いていたときがあり、帰宅してもまたすぐに出てこないといけないし、かといって何もしないでプラプラ時間をつぶすのはもったいないという状況でした。

家を出るときにそうした状況がわかっていたので、普段は持ち歩かないパソコンを持ってきていました。そして1件目の取材が終了した後、すぐに事前に調べておいたノマドカフェに行ったのです。

そのカフェは東京・渋谷の人通りが少ない路地のビルの中にあり、大学生が自分たちで運営しているお店でした。簡素な机と椅子、パソコンが置いてあり、カフェというよりは、ちょっとした会社のデスクという感じでした。飲み物もそれほど種類はなかったのですが、楽しむためではなく仕事をするための場として提供されているようで、渋谷の喧騒の中ではかなり落ち着いて仕事に集中できるところでした。料金は、会員登録をしてから1時間数百円単位で金額が加算されていく漫画喫茶的なシステムだったので、長時間利用するとなるとちょっと割高になりそうでしたが、そのときには1時間程度の利用でしたので問題ありませんでした。

家から出て外で仕事をすると、かなり集中できて能率も上がることを、このカフェで知ることができたのです。

普通のカフェは人目がちょっと気になる

また、地方に出かけた際に、新幹線で目的地に到着したもののホテルのチェックイン時間にはまだ早く、どこかで仕事をする場所はないかと探したことがありました。そのときに頼りになったのが、「電源カフェ」というウェブサイトです。

現在地周辺にある電源が使えるカフェを紹介しており、そのときも駅の真向かいにあるドトールで電源が使えることを知り、早速利用しました。300円くらいのコーヒーを頼み、店内を見てみると、何席かあるカウンターには席の分だけ電源がありました。

空いている席に陣取りパソコンを開いて仕事を始めてみましたが、都内とは違いあまりノマドワーカーがおらず、最初はちょっと人目が気になりました。しかし、ヘッドフォンをして文字起こしをしているうちに集中できて時間を有効に使えました。ただしあまりにも長時間、一杯のコーヒーで利用させてもらうのさすがに気が引けます。だいたい2時間程度でおいとましました。

マクドナルドやモスバーガーなどでもノマドワーカーは可能

カフェに限らず、最近ではマクドナルドやモスバーガーなど、ファストフードでの電源利用が当たり前のようになってきました。ただし、休日やお昼どきで混雑しているときの長時間の利用や、パソコンを使いながら携帯の充電をするなど、他の人の分まで電源を使ってしまうのは、マナー違反ですので気を付けましょう。とはいえマナーさえ守れば、電源を使えるお店はライターの強い味方です。

私は夏場の暑い時期に、家のクーラーがどうも調子が悪く、暑くて暑くてたまらず、まったく仕事にならないときがありました。そんなときは少しの時間でも外に出てノマドワーカーになって涼しい環境で働いた方が気分転換にもなり、仕事もはかどります。仕事の予定がなくてもふと思いついたらその場ですぐに仕事に取り掛かれるメリットもあります。

やはりノマドカフェはライターの強い味方です。上手に活用しない手はないでしょう。

この記事をシェアする

ページトップへ戻る