空き時間を利用!自宅でできる仕事ってどんなのがあるの?

自宅で働きたい!どんな仕事があるの?

寒い日には外に出るのが嫌になりますよね。会社に行くのですら、億劫だという人は多いのではないでしょうか。そんなときに誰しも考えるのが、「家で仕事ができたらなぁ」ということ。生活のために働くのは仕方がないとしても、せめて家で働くことはできないか。

在宅ワークに魅力を感じる人は多いのではないでしょうか。そこで今回は、仕事の内容からお給料、その後の展望まで紹介します。これを読めば在宅ワークの基本がわかる!自宅でできる仕事を探している方はぜひ参考にしてください。

自宅でできる仕事にはどんな種類があるのか

在宅ワークはネットを活用!

まず在宅で行う仕事にはどのようなものがあるのでしょうか。
厚生労働省が発表している『在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン』によると、在宅ワーカーへの発注で一番多い内容は、「設計、製図(CAD)など」が26.3%とトップ、次いで「ホームページ作成」(25.0%)、「Webデザイン、グラフィック」(23.7%)「システム設計・開発、プログラミング」(21.1%)と続きます。「Webコンテンツ制作」、「Webサイト上の情報更新等の業務」などもあり、パソコンを使っての専門作業が多くを占めていることがわかります。

専門業種としては、他にも「ライター」、「翻訳」などの文筆業、「アニメ、イラスト制作」、「映像制作、フォトグラフィング」などのデザイン、イラスト業務などがあります。さほど専門知識の必要でない業務としては、「電話によるオペレーター業務」や「テープ起こし」、「データ入力」といった仕事も。

また、最近ではここに載っていないような形で、お金を得ることも可能です。ポイントサイトでアンケートに答えたり、自分のブログやホームページを運用して広告収入を得たり、昔ながらの内職のような仕事も健在です。

お仕事の始め方

自宅でできる仕事にも様々なものがあることはお分かりいただけたかと思いますが、どのように仕事を見つけるのでしょうか?

専門的な知識や技術を要する在宅ワークほど、社員や取引先からの紹介といった、以前の人脈を通じてというケースが増えるようです。
この場合、相手の顔や能力がわかっていることが多いため、安心して任せられることが大きなメリットです。結婚を機に退社した社員に、これまでしていた仕事を在宅でしてもらうというケースもあるようです。

一方、最近では「クラウドソーシング」で取引先を見つける、という考え方も一般的になってきています。

クラウドソーシングとは、ネット上で不特定多数の人を相手に仕事をしてくれる人を募集し、できる人に依頼するという新しい仕事のスタイル。仕事をしたい人はクラウドソーシングのサイトに登録し、自分のできそうな仕事をこなしていくことになります。代表的な募集に、ホームページやWebサイトで使うイラストやロゴマークのデザイン、コピーライトやテキストコンテンツのライティング業務があります。

ご紹介したクラウドソーシングサービスや、ポイントサイト、広告収入が得られるアフィリエイトサービスなど、インターネットを介してできる仕事の多くが、サービス利用自体は無料です。多くのサービスが仕事の依頼主や広告料を払う広告主からの手数料で成り立っていますので、ワーカーから手数料を取るケースはほとんどありません。
もちろん、どのサービスも利用時の注意事項や利用規約には目を通す必要はありますが、比較的気軽に利用できるサービスが増えています。

誰でもできる?知識やスキルは必要なの?

ここまで自宅でできる仕事の種類やはじめ方をご紹介しましたが、収入面は誰しも気になるのではないでしょうか。
自宅でのお仕事ではどれくらい稼ぐことができるのか、今回は、専門性の高い分野ではなく、比較的敷居の低いライティング業務やデータ入力業務について紹介します。

必要とされる知識とスキル

データ入力とは、簡単にいうと「文字に起こす」仕事。
手書き文字を打ち直したり、チラシのテキスト入力をしたり。キーボード入力さえできれば、誰でもできるお仕事です。ライティングについては説明不要でしょうか。300字や600字といった、比較的短くて簡単な文章を書く仕事になります。データ入力よりも単価は高めですが、自分の好きな文章を書くもの以上に、執筆内容が決められているため、書いた記事すべてが承認されるとも限らず、働いた時間が必ずお金になるとは限らないのが特徴です。
クライアントの依頼に沿わない文章は採用されなかったり、場合によっては修正が必要になるケースもあります。

また、ライティングには案件の内容に応じた知識が必要となるほか、最低限の日本語能力やわかりやすい文章を書ける技術がないと、せっかく案件をこなしても、採用されないケースが増えるでしょう。
専門知識は必要ありませんが、日常的に本を読んでおり文章能力があること、情報収集能力に長けていることが求められています。専門の技術が必要なシステム開発やデザインの仕事と比べると敷居は低いものの、データ入力に比べるとややスキルや技術を要するのがライティング業務といえるでしょう。

どんな人に向いてるの?

それでは、どんな人がライティングやデータ入力のお仕事で収入を稼いでいるのでしょうか?

一番は向上心のある人。データ入力やライティング業務の多くが、決められた内容を淡々とこなすことが求められます。
成果物が決まった形式であるため、ケアレスミスがなく、ご自身でチェックできる注意深さも必要になるでしょう。一方で、仕事内容が比較的決まっているため、タイピングスピードを上げるなどご自身で作業効率を上げることで時給を上げることができるのも特長です。

最初から稼ぐことは難しいかもしれませんが、慣れることでこなせる量を増やすことで収入を上げることができるため、コツコツと努力できる方に向いていると言えます。逆に言えば、スキルが必要でない仕事では1回の仕事で多額の収入を得られる仕事は少ないことを認識しておく必要があります。

また、ある程度のまとまった時間も必要です。
時間の融通がつけやすい、隙間時間でもできるのが自宅でできる仕事の特長ですが、作業時間が短いと逆に効率が悪くなることもあります。ライティングのお仕事には、依頼者へ成果物を提出する納期・締切が設定される仕事もありますから、時間管理やスケジュール管理が求められることも念頭に置いておきましょう。

コツコツとした作業でも努力ができ、依頼者との約束(納期や締切など)を守ることができれば、信頼を得てより高い報酬の仕事や継続した仕事を依頼されるようになるでしょう。

実際のところどうなの?在宅ワークの時給はいったいいくら?

では、具体的にどれくらい稼げるのでしょうか、わかりやすく時給換算でご紹介します。

内職や在宅ワークの時給は、平均すると300~500円程度というのが現実のようです。厳しいですが、これが現実だといえます。もちろんこれ以上稼いでいる人も多数存在しますが、どちらかというと少数派といえるでしょう。主婦の方であれば、在宅ワークで月に2、3万円稼げれば上出来といえるのではないでしょうか?

たとえば、文章を書くライティングのお仕事。
いくつかのサイトでお仕事を見てみると、平均して1文字あたりの単価は0.1~0.2円くらいの仕事が多いのが現状です。
平均的なタイピングスピードから計算すると、1時間当たり60秒×60分×2文字、これに文字単価をかけると720~1440円となります。ただし、1時間フルでキーボードをたたける人はいないでしょうから、実際は半分の360円~720円というところでしょうか。

※シミューレーション
▼タイピングスピード
簡易タイピングチェッカーβというサイトに掲載されている平均的なタイピングスピードが1秒当たり4キーということでしたので、「か(KA)」や「た(TA)」のように、2つ以上のキーで構成されることが多い日本語を打ち込めるのは1秒あたり2文字としました。

簡易タイピングチェッカーβ
http://neutralx0.net/tool/tc.html

今回紹介したデータ入力とライティング、どちらのケースでも、最初は時給300円くらいの人がほとんどです。始めて10時間以内に時給500円を超えるようになれば、この仕事に向いていると考えても差し支えないでしょう。

ただし、在宅ワークの特長としては、技術が習熟するほど貰えるお金が増える点があります。スキルアップが時給に直結するのですね。長時間続けていき、また工夫を凝らすことで、データ入力なら時給700円以上、ライター業であれば1000円以上も可能となってきます。

もっとも、ここまでの道のりは決して平坦ではありません。今回紹介した2つの仕事に限らず、在宅ワークでは初めのうちは外に働きに出るよりかなり低い時給となることがほとんどです。地域の最低賃金以上を稼げるようになるには、日々の研鑽が欠かせません。最初から時給1000円で働ける!なんて美味い話はありませんので、ご注意を。

在宅ワークでキャリアアップしていくには

最後に、在宅ワークからキャリアアップしていく方法を紹介しましょう。ライター業やイラストレーターを続けていけば、自分宛に企業から依頼も増えてきます。単価の良い案件も増えますから、仕事を始めた当初とは比較にならない時給で働くようになるでしょう。中には時給2000円以上で働いている人も存在します。

ただ、そこで独立してやっていけるか、となると話は別。一番難しいのは常に仕事のある状態を保つこと。そのためには質の高い仕事をし続ける必要がありますし、新しいクライアントを自分で見つけていく必要もあるでしょう。確定申告や経費の計算などの経理業務も行わなければなりません。頑張れば頑張るだけ給料に反映される反面、頑張ろうにも仕事のない状態に陥ることも多々あります。メリットとリスクをよく検討して、フリーで自分がやっていけるか、冷静に考えることが大切です。

参考:厚生労働省、在宅ワークの適正な実施のためのガイドライン
http://www.mhlw.go.jp/bunya/koyoukintou/zaitaku/dl/100728-1.pdf
2016/1/21引用

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こぶたのまとめ

在宅ワークに向いてるかも!?

  • コツコツとした作業でも努力ができる
  • 納期や締切などを守ることができる

当てはまる方も、当てはまらない方も空いた時間を有効に活用してみてはいかがでしょうか!

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みんなの感想文

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  • 在宅ワークは、手軽にできますがたくさん稼ぐのは、相当大変ということがわかりました。しかし努力によって技術を習熟させてたくさん稼いでいる人もいるのですね。自分も努力して文章力を今より伸ばして、多く稼げるようになりたいです。
  • 自宅で始められる仕事にどのようなものがあるのかがよく分かりました。特にライティングの仕事は効率よくお金を稼ぐことができそうですね。自分も在宅ワークにてキャリアアップして高収入を狙ってみたいと思いました。
  • 以前から自宅で働くことが出来る在宅ワークに興味があったので参考になりました。一言で在宅ワークと言っても様々な種類の仕事があることがわかり、驚きました。自分にあった仕事を見つけて、これから頑張っていこうと思います。
  • 専業主婦をしているのですが、仕事がしたくても出来ないので悩んでいました。この記事を見て、自宅でも出来る仕事があることを知り、とても新鮮な気分になれました。私にできるかは分かりませんが、とにかく挑戦してみようと思います。
  • 在宅ワークにもいろいろありますね。やはり在宅で好きな時間にできるというのがとても魅力なのでいろんなことに挑戦したいです。その中で自分の力が一番発揮できて報酬が大きいものをメインに頑張っていきたいと思います。
  • 最初は在宅ワーク全般についての記事かと思いましたが、読むにつれてサグーワークスの仕事にあてはまる、「データ入力」と「ライティング」の話になったので参考になりました。サグーワークスの仕事内容に特化せず、世間一般的な内容であったのが新鮮で勉強になって良かったです。
  • 在宅ワークに興味がありましたがライティングはスキルや技術を要するお仕事との事で自分にはちょっと無理かもと思いましたが、データ入力ならある程度の時間と向上心があれば自分の頑張り次第で稼げると思いました。
  • 確かに、副業には様々な種類があります。私はこのライター業が自分にしっくりきたので続けていますが、継続して仕事があるかというと不安ではあります。御社がなくなってしまっては困るからです。それ故、質の良い記事を書いて御社でスキルアップしていけるように、頑張りたいと思いました。
  • これからライティングをしようと考えている方にとってはとても参考になる記事だと思います。ただ、現在ライティングを行なっている自分にとってはあまり参考にはなりませんでした。フリーランスで稼ぐことの大変さは凄く伝わってきたので、細々とライティングを続けていこうかと思いました。
  • 在宅でのライティングの仕事は空き時間を利用した効率的な働き方だと思っています。ただ、記事にある通り、決して簡単に稼げるものではないというのが事実です。私自身もなかなか上手く稼げずに苦労しました。日々の地道な努力が大切というのには共感します。
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