可愛らしいこぶたのイラストに癒される!『ブッタとシッタカブッタ』シリーズ

ライター名:なつむら
プラチナライター歴:9カ月

皆さんは「自分に影響を与えた本は何ですか」と尋ねられたとき、すぐに思い浮かびますか。すぐに思い浮かぶ人のことをなんだかかっこいいなと感じる一方、私自身はすぐに思い浮かばないんですよね。今月のテーマが「私に影響を与えた本の紹介」なので思い出してみたところ、小学生のときに読んだ小泉吉宏氏の『ブッタとシッタカブッタ』シリーズが頭に浮かんできました。

こぶたのシッタカブッタがブッタに日常生活で生じた悩みをぶつけて、シッタカブッタなりに答えを見つけていくというものです。この本の根本には仏教の教えがあるのでしょうが、仏教に関する知識がなくてももちろん楽しむことができます。むしろ「この本は宗教の本ではありません」と書いてあるくらいなので、宗教観を押し付けられるわけではありません。

ただ、あの頃イラストのこぶたの可愛らしさにだけ惹かれ読んでいましたが、今読み返してみるとかなり深い内容なんですよね。久しぶりに公式ホームページで四コマ漫画を見てみて、思わず泣きそうになりました。解決策をズバっと提示してくれるわけではないのですが、解決策に気づくきっかけをくれるのです。深く深く悩んでいることの答え・解決策はきっと既に自分の中にあるので、きっかけをもらって後押しをしてもらえるだけで、意外と精神的に楽になれるものなんですよね。

哲学本を読むのは躊躇われるという方は、漫画の『ブッタとシッタカブッタ』シリーズを読んでみてはいかがでしょうか。姉妹本もありますし、2014年に出版されたダイジェスト本『なやんでもいいよとブッタは、いった』もあります。このシリーズの中でも私は特に、『ブッタとシッタカブッタ2』の「主人はどっち?」にある「ボクが心にふりまわされる心にふりまわされるのに疲れてきた…おいっ!ボクの心!主人はボクかおまえかどっちだ!?」といった言葉が好きです。自分の心に響く名言もありますが、イラストとセットで読むことでシッタカブッタの可愛らしさも相まってより心にグッとくるはずです。

こぶたからのひとこと

あ~!絵がかわいい本だよね!

ぼく最近「仏教の考え方について知りたいけど、簡単に読みやすく書いてくれてる本ないかな~」
って思ってたから読んでみる!
入口としては良さそうだよね★

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