趣味で行っている旅行が思わぬ強みに

ライター名：H-my
プラチナライター歴：7ヶ月

旅行好きの私は、多少金銭的に厳しい時期でも、自分が行きたいと思ったところには行く生活をしていました。もちろん、旅行にはお金がかかります。当時は「この旅行にさえ行かなければ、どれだけ貯金できただろう」と考えたものです。

「一生に一度でいいから」と、さまざまな場所へ行くのならまだしも、気に入った場所は何度でも行く性格のため、旅行に使う年間の予算をオーバーしたこともしばしばありました。しかし、拘束時間が長く、休暇をとることも難しかった企業での正社員を辞め、フリーランスとしてライティングの仕事を始めてからはその経験が役に立っています。

ライティングの案件には、旅行会社やトラベルプラン、地域創生に関するものも多く、何度も足を運んだ場所の記事は、みずからの経験を生かしてライティングできます。

もちろん、根拠が求められる内容があるときは自分の経験による認識に誤りがないか調べて確認しますが、まったく知識のないままのライティングよりは、圧倒的に執筆時間が短縮されます。

ライティングは時間給とは異なり、速く正確に仕事を行うことで効率よく稼げるという特徴があるので、時間短縮は非常に重要です。実際は、得意分野の案件がないときもあるので、まったく知識のない案件にも挑戦していますが、効率性の違いは身をもって実感しています。

現在では、自分の経験を生かしてライティングした収入で旅行に行くというサイクルができつつあります。これは、私にとって理想に近い働き方です。何かを犠牲にして楽しみを得るのではなく、経験を生かしながら仕事ができるようになったのは、自分にとって非常に喜ばしいことでもあります。

このサイクルになってからは、旅先でも単に観光地を見て回るのではなく、自分の経験として生かせるものを持ち帰ろうと意識するようになりました。以前とは違う楽しみ方ができているのは、ライティングの仕事を始めたからだとも思っています。今後も、さまざまな場所を旅しながら、仕事にも私生活にも生かしていける経験を積みたいと思っています。