文章を書くことを仕事にして、逆に読むことが多くなった

ライター名:朝比奈
プラチナライター歴:1年5ヶ月

「文章を書く仕事」というと、ひたすら書いているイメージがありました。ですが、本格的に始めてみると意外や意外。もしかしたら「文章を読む」時間の方が増えているかも?と思う今日この頃です。

書く前の下準備がスピーディーな仕事の秘訣

今、私は本業で塾講師をしているのですが、意図的に何の指導もせず作文の課題を出すと、決まって生徒たちはいきなり原稿用紙に向かいます。もちろん、書けるはずがありません。ライターの仕事も同じで、「この案件をやってみよう!」と決めて、注意事項を読んでいきなり書き始めるなんてことは、まずありえない。テーマに関して調べたり、それに近いことや似たことを調べたり、何が同じで何が違うのかを自分の中で消化しなくてはいけません。

そのために、資料を集めて読み込むわけですが、最近思うのは「読む」時間やその内容をまとめる時間が多いほど、書くスピードが上がっているのではないかということです。まとめている間に、何が重要で、どういう順番で話を進めたら伝わりやすいかという道筋ができているわけです。それにより、「文章が出てこない…」といったつまずきが減ってきたように感じます。

さまざまなジャンルの文章に触れることもスキルアップの秘訣!

また、どうしても文章のスタイルや流れがワンパターンになってしまいがち…という悩みに関しても、さまざまな文章に触れることで克服しつつあるように思います。たとえば、雑誌などは記事によって文章の雰囲気が違いますよね。作家さんのコラムと、編集者が考えるキャッチ―な文章などはかなり違いがあると思います。

どういう内容のときに、どういった文体が効果的なのかを勉強するにも良い教材なのが雑誌なのではないでしょうか。もちろん、小説や論文も参考になりますが、少し長すぎたり、文体が硬すぎたりと極端なので、1冊でさまざまな文章に触れられる雑誌が丁度良いと私は思います。

そんなわけで、やはり今日も資料として他の人が書いた文章を読む時間を作っています。案件が少ないときは、その分能力を高める時間ができたと思って、「読んで吸収する」時間をつくってみるのもおすすめです。

こぶたからのひとこと

「読んで吸収する」ぼくも見習おうっと。

サグーワークスでは、ライティングの独自テストに合格したライターを「プラチナライター」と呼んでいます。
プラチナライターになると、プラチナライターのみに公開されている高単価の案件を受注することができたり、記事の改善点を知ることができたりと、収入アップ・スキルアップを実現することが可能です。テストは無料で、何度でも挑戦できます。

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