初心者webライターさんへの手紙

ライター名:結城珠
プラチナライター歴:3カ月

webライターを始めるとさまざまな苦労がありますよね。私も今のように安定して活動できるようになるまでは、いろいろとしんどい思いをしました。でも、苦労は必ず報われます。それを伝えるために、今までの私の経験をお話しようと思います。

webライターを始めた動機がお小遣い稼ぎだという人もいると思います。これは決して恥ずかしいことではありませんし、実際に私がそうでした。そんな人にとって、文字単価が安いのはとても悔しいことです。初心者ライターが受注できるのは単価が0.25円~0.5円くらいの案件ばかりですし、これではいくら書いても大した額にはなりません。労働時間と賃金が見合わず、やめてしまおうかと思った時期もありました。おまけに、仕事も自分でとりにいってやっと少しもらえるかという程度だったのです。

ですが、この時期はチャンスだったと今では思っています。一番忙しくない時期でしたし、自分で文章や情報収集の練習をする時間がとれたからです。これが今、仕事を効率的に進めていく糧になりました。単価は安い案件ばかりでしたが、誠意をもって一生懸命に執筆し続けました。

しばらくするうちに、ある会社から長期にわたる継続案件のオファーをいただきました。以前、単発の記事をいくつかご依頼いただいた会社でした。ここがひとつの転換点だったと思います。誰かが自分の記事を必要としてくれていると実感すると、勇気とモチベーションが湧いてきました。また、細々ながら安定した収入を得られることになりますから、お小遣いのことも少し安心でした。もちろん毎月納期がありますから、ストレスもかかってくるわけですけれど。

ライティングにより定期的な収入が得られるようになりましたが、そのあとにも学ぶべきことがありました。それは「クライアント様との信頼関係を構築すること」です。信頼関係を構築するには、納期などの約束を破らないことはもちろん、密なやりとりが絶対条件です。最初は「これを質問したらうっとうしいかな…」と尻込みしたこともありました。でも、修正依頼を出すほうがあちらにとってはもっと面倒なのだと気づき、ふっきれたのです。わからないことはすべて質問しました。第1稿の納品前にこちらの勘違いを修正できたり、記事自体の方針をお互いに相談して方針転換したりすることもたくさんありました。そうでなければ、クライアント様のイメージ通りの原稿を作り上げることはできなかったでしょう。密なコミュニケーションが大事なのだということが身に染みてわかりました。

そのうち、同じ会社から別のプロジェクトにスカウトされました。あとから聞くと「何度も質問してくれるので、しっかりとコミュニケーションがとれるライターだと思って依頼した」と仰っていただき、とてもうれしかったです。現在ではこうしたやりとりにも慣れ、他社から長期のプロジェクトをいくつか受注するようになりました。サグーワークスからもいろいろな案件をご紹介いただいたり、公開案件を投稿したりと、プレッシャーとやりがい、喜びとともにライターとして活動しています。

webライターは単純に文章を書いて納品するだけの仕事ではありません。資料集めや取材でたくさんの知識が得られますし、質問力や営業力も磨かれます。とてもいい人生経験になっていると心から感じています。ぜひ皆さんも、この素晴らしい仕事を続けていってもらえたらと思っています。

こぶたからのひとこと

>わからないことはすべて質問しました
そうだね!もし分からないことを分からないままに、
勘で進めちゃって、そもそも根本から間違ってた!ってなっちゃうと
クライアントもライターも疲弊するからね…

しっかりコミュニケーションをとることは、
初心者ライターさんにぜひ心がけて欲しいよね★

サグーワークスでは、ライティングの独自テストに合格したライターを「プラチナライター」と呼んでいます。
プラチナライターになると、プラチナライターのみに公開されている高単価の案件を受注することができたり、記事の改善点を知ることができたりと、収入アップ・スキルアップを実現することが可能です。テストは無料で、何度でも挑戦できます。

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