健康について考えさせられた1冊

ライター名:まるまる115
プラチナライター歴:1年

ようやく夏の暑さも落ち着いてきましたね。この夏の猛暑で、体調を崩してしまった人もいるのではないでしょうか?体調不良のときほど健康のありがたさが身にしみますよね。健康であることは、何をする上でも大切です。そこで、私が健康について考えるきっかけとなった本が、よしもとばななさんの「Q健康って?」です。

健康って一口にいってもいろいろなとらえ方があると思います。この本は、その根本的な健康という状態について、さまざまなプロたちと対談しながら考えるという形式で進んでいきます。ホメオパシーやロルフィングなど、あまり聞き慣れない健康へのアプローチの仕方も知ることができますよ。読み進めていくうちに私が考えたのは、いくら体が健康であっても、心が健康でないと意味がないのだなということです。

例えば、体に何の異変がなくても、毎日気分がふさぎこんでいたり何をするのも億劫だなんて思ったりしていたら、それは健康といえるでしょうか?今は平気かもしれませんが、そのうち大きな体の変化が起きるかもしれません。この本では、そういったことを考えさせられる話が多いです。

中でも、最終章に載っている、よしもとばななさんのお友達のるなさんという人のがん闘病記は圧巻です。私が同じ立場だったら、きっとすぐに根を上げてしまうような状況下で、治療とは何か、がんとどう格闘したのかを、包み隠さず書いてくれています。かなり過酷な病状の中でも、一生懸命生きるという姿勢が崩れないるなさんからは、きっと誰もが前を向く勇気をもらえるでしょう。そして、自身の健康についても考えるきっかけとなるはずです。他人事ではなく、自分が同じ立場になったときどういう治療法を選択するのか。余命宣告をされたとき、家族や大切な人とどうつき合っていくのか。

実は、この本を読んだとき、ちょうど夫ががんの治療にあたっていました。幸い現在は完治し元気に暮らしていますが、当時は夫のことが心配で自分のこともいっぱいいっぱいになり、精神的に大変な日々を過ごしていました。そんなとき、るなさんの闘病記の話を読んで、「私は何をくよくよしているんだ!とにかく前を向かなくては!」と奮起することができたのです。夫にも読ませたところ、かなりプラスの気持ちを得られたようです。

当たり前のように日常を送っていると、健康であることのありがたみを忘れてしまいがちです。そんなとき、この本で健康について考えてみるのも良いかもしれません。健康であるということが、いかに素晴らしいことかと気づくきっかけを与えてくれます。

こぶたからのひとこと

心も健康じゃいと意味がないっていうのは、本当によく分かるよ~…
体にも異変が出てくるしね~

健康の大事さって普段はなかなか意識しないけど、
時々は立ち止まってちゃんと考えたいことだね。

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プラチナライターになると、プラチナライターのみに公開されている高単価の案件を受注することができたり、記事の改善点を知ることができたりと、収入アップ・スキルアップを実現することが可能です。テストは無料で、何度でも挑戦できます。

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