プラチナライターインタビュー

GateOSさん

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GateOSと申します。2018年の9月頃からライターとしての活動を本格的に開始しました。サグーワークスの利用を開始したのもちょうどその頃です。2019年からは個人事業主としての届出を行い、少しずつ活動の幅を広げています。

ライターを始める前は、官公庁関係の法人職員として勤務していました。官公庁関係は“書類偏重主義”で形式的なミスを許さない世界なので、大雑把な性格の私には大変でしたね……。総務、人事、経理、契約、広報、研究支援など、ほとんど何でも屋のような感じで幅広い分野の仕事を担当してきました。

組織の屋台骨を支え、関係者から感謝されることにそれなりの充実感を覚えていたのは事実です。しかし、「このまま勤め上げた先に何が自分に残るのかな」と、よく自問していたことを思い出します。とりあえず、人事の知識は自分が退職した時に役立ちましたが。

そんな折、クラウドソーシングによる在宅ワークが少しずつ広がりを見せていることを知り、「何か面白そうな働き方だな」と、感じていました。その後、いろいろあって退職する決意を固め、さて次は何をしようかと考えたとき、ライターなら自身の裁量でスキルを生かしながら仕事ができるのではないかと思い、この世界に飛び込むこととした次第です。

ライターとして活動を始めた当初は、特に時間を決めずに活動していました。ただ、誰も見ていない環境だと、ついだらけてしまうので、最近はきちんと時間を決めて執筆に取り組んでいます。主な活動時間は基本的に平日の午前9時から午後7時半まで。場合によっては土日のどちらかを充てることもあります。

執筆速度は普通だと思いますが、私の場合、下調べや文章の骨子を組み上げるのに時間がかかるので、ひとつの案件にかかる時間がどうしても長くなります。月に書ける本数は多くても20~30本前後ではないでしょうか。

仕事環境としては、机の上にデスクトップPCとノートPCを設置して作業をしています。記事作成に必要な情報はデスクトップPCで収集し、執筆作業はノートPCで行う、という感じです。情報収集や整理にはクラウドサービスを活用し、それぞれの端末やスマートフォンからも確認できるようにしています。

サグーワークスを利用したきっかけは?

在宅ワークでライターを始めるならサグーワークスがおすすめだと、どこかのブログ記事で紹介されていたのを読んだのがきっかけです。そこでおすすめのポイントとして挙げられていた、他の記事作成サービスのようにクライアントと直接交渉する必要がない点、そしてプラチナライターになれば高単価の案件に取り組める点に引かれました。

また、Webライティングについて調べていくと、Webならではの記事構成はもちろんのこと、SEO対策のように独特の記事制作の手法があるのだなということに気がつきます。その手法を身に付けるためには、やはり実践してみるのが一番です。

そこで、記事の作成について具体的な指示があり、なおかつフィードバックが充実したサービスが利用できると良いなと考えていました。その点、サグーワークスは自身の考えていたニーズを満たしていたので、利用しないという選択肢はありませんでしたね。

実際利用してみてどうですか?何か変わったことなどはありますか?

月並みかもしれませんが、自分が書いた文章がお金になるというのは新鮮な体験でした。もともと、学生時代も前職でも膨大な量の文章を作成していたので、ものを書くことには慣れていました。しかし、それは学業や仕事の一環としての活動です。その点、できた文章そのものに、きちんと対価が支払われるというのは、自身のスキルを真正面から認めてもらえたような感じがあります。

一方、主観の入らない型通りの文章を書くことにジレンマを感じるときもあります。もちろん、細かな指示があるおかげで文章が書きやすくなっているのも事実なので、これは仕方のないことだと思います。とはいえ、限られた範囲内でさりげなく自身のこだわりを見せることもできるので、そこはやり方次第でどうにかできるとも感じています。。

その意味では、映画や本の紹介記事のほうが気楽ですし、書いていて楽しいですね。自分が面白いと感じた気持ちをストレートに出せることが多いので。

あと、これまでまったく興味のなかった分野の知識が増えました。住宅ローン、投資、脱毛、キャッシングなど、自分には縁のないところでこんな世界があるのかと、記事を書きながら「なるほど」と思うことも少なくありません。

仕事をスムーズにするコツや、ご自身で工夫していることはありますか?

あまり集中力が続くタイプではないので、90分作業するごとに、10分の休憩を入れています。具体的にはスマートフォンで作業時間ごとのアラームを細かくセットしておき、アラームが鳴ればどんな状況でも必ず手を止めるようにします。10分の休憩ではとりあえず椅子から立ち上がり、体をほぐしたり、珈琲を淹れたりすることによって、心身をリフレッシュするように努めています。

最初はただひたすら作業を進めるスタイルでしたが、集中力が切れてくると別のことに手を出してしまうのが難点でした。現在のスタイルへ変えたことによって、作業効率は格段にアップしています。

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また、記事作成時の指定事項はいったん別ファイルにまとめ直し、そこへ自身の収集した情報を追加していきます。そうして文章作成できる段階になったファイルは、プリントアウトが欠かせません。私の場合、紙に起こした情報は画面で見る情報よりも明らかに自身へ深く浸透するので、参照しながら一気に記事を書き上げることができます。

完成した文章を見直すときも同様で、誤字脱字やこなれていない文章は画面上で見るよりも、紙面で見た方が圧倒的によくわかります。作成した文章は声を出して読み上げ、ペンを使って修正内容を書き込むようにしています。もちろん、過去に指摘のあった事項はリスト化し、同じ修正を受けないように心がけています。

文章作成に必要な情報収集の作業には多くの時間が必要なため、結果として作業スピードが遅くなりがちです。逆に、この作業が終わってさえいれば、あとはスムーズに執筆が進みます。

Webライティングの世界では、「この文字数なら何時間で作業できる」といった考え方を見かけますが、私にとって文字数ありきの考え方はあまり意味がありません。それよりも、文字数に見合ったネタがあるかどうかのほうがよほど大事です。

書くネタさえあれば、10,000字でも20,000字でも基本的には数時間で書けます。逆に、書くネタが無い場合は、たとえ1,000字や2,000字であっても大変な時間がかかることとなります。

仕事以外の工夫、というものでもないのですが、空いた時間を使って趣味の読書や映画鑑賞を楽しむほか、できるだけ体を動かすようにしています。在宅ワークは座った状態の作業が多く、しかも家に引きこもりがちになります。引きこもることに抵抗はないのですが、ずぶずぶと体形が崩れるのは耐えられないので……。

数年前に購入したロードバイクで、週末は100~200km程度のロングライドに出かけることも多くあります。自転車に乗っていると頭の中から雑念がなくなるので、良い感じにリフレッシュできますね。また、朝夕に時間があるときは、近所を10km程度ランニングすることも。昔は運動なんて体に悪いことは絶対にしないと心に誓っていたのですが、人間、何がきっかけで変わるのかはわからないものです。

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在宅ワークの魅力はなんですか?

場所を選ばない点はやはり大きいですね。PCとインターネット環境さえあれば、どこでも仕事ができるのが在宅ワークの特徴であり、大きな魅力だと思います。私の場合、決められた場所へ通勤することにはずっと抵抗がありました。在宅ワークは、少なくともこの不満を解消してくれています。

一方、在宅ワークの魅力としてよく挙げられる、「自分のペースで進められる」、「時間を有効に使える」という点が、それなりに厳しい事実をはらんでいることも実感しています。

どのような仕事にも納期はあるので、仕事のペースや時間はある程度納期に影響されます。また、専業にせよ副業にせよ、月々の目標とする収入額があるはずです。すると、1時間あたり、もしくは1日あたりに稼がなくてはならない金額は自ずと算出されます。目標金額によっては、好きなペースで働くなどとは言っていられないでしょう。私が勤務時間をきちんと決めて作業を行っていることには、このような理由もあります。

今後、サグーワークスを活用して実現したいことや目標はありますか?

別の記事作成サービスでは記事の企画から簡単な撮影、執筆、納品までをトータルで行っているので、今後はサグーワークスでもライティング以外のことができればと考えています。

ライターにとって、書くことは必要最低限のスキルですからね……。書くことはできて当たり前。しかし、文字だけに依存したコンテンツなんてそうそうありません。将来のことを見据えるならば、書くスキルだけをひたすら伸ばすことはリスクが高いと思っています。

これだけインターネットが発展した時代においても、情報は基本的に目視できる文字に依存しています。その意味では、書くという行為そのものは、AIに取って代わられることのない限り、今後も需要が伸び続けるでしょう。

しかし、Webコンテンツは文章だけではなく、音や写真、動画を組み合わせて構成されています。そのようなコンテンツにおいて、ライターは自身の書いた文章が構成のどの部分に置かれるのかを知ることが大切ではないでしょうか。書くことだけがライターの仕事だと考えているようでは、Webコンテンツの世界ではそう長くはもたないように危惧しています。

他の情報とのつながりや、構成・編集が意識できるライターは、コンテンツの全体を意識しながら執筆ができます。その結果、さらに高品質の文章を作成することができるようになるはずです。できればサグーワークスを通じて、複数のスキルを使いこなせて、“マクロの視点”を持つライターになることが目標です。

最後に、あなたにとってサグーワークスとは?

在宅ワークとWebライティングのいろはを教えてくれた場所ですね。サグーワークスは登録さえすれば誰でも始められます。とりあえず家にいながら稼げるという感覚と、Webライティングの勘所を掴みたいのであれば、これ以上のサービスはないでしょう。

もしかすると最初に使用したサービスがサグーワークスでなければ、在宅ワークは早くに挫折していたかもしれません。今後も初めて在宅ワークをしようと考えている人にとって、間口の広いサービスであってほしいと願います。

 

まるも
GateOSさん、ありがとうございました!
実際に在宅ワークとして働き感じた点や、仕事をするコツ、難しく感じる点など詳しく書いていただき、これから在宅ワークで仕事をしていきたい方や検討している方にとってすごく参考になるコンテンツだなと感じました。また、個人的に仕事をスムーズにするコツを参考にさせていただき、私もほどよく休憩をいれてみようと思います!笑
これからもどうぞよろしくお願いいたします!

サグーワークス運営事務局 まるも

記事作成日:2019/12/19

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サグーワークスでは、ライティングの独自テストに合格したライターを「プラチナライター」と呼んでいます。
プラチナライターになると、プラチナライターのみに公開されている高単価の案件を受注することができたり、記事の改善点を知ることができたりと、収入アップ・スキルアップを実現することが可能です。テストは無料で、何度でも挑戦できます。

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